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いつまでも健康で生きるには


かつて戦争のために外地へ行き、家族などから遠く離れて、とても厳しい状況で多くの仲間が死んでいったなかでも生き続けることができた人々は、体力が強かったり、意志がとても強かったからでしょうか?それだけでは、助からなかったでしょう。
現代でも、病気にかかったり、うつ病になったり、自殺をすることは長生きできないわけですが、そうしたことを防ぐには、次の3つのことがとても重要だと言われています。

1.信頼できるものを持っていること。
  信じて頼ることができるものを持つことです。丈夫な自分の体やお金、財産、地位、名誉などをいくら持っていても、病気になれば失われていって役に立たないものです。かって戦争に行く時には、天皇陛下のため、お国のためと言われましたが、戦地でそんなことを信じる人などいなかったことが分かります。神様を信じる、信仰があれば、恐れに打ち勝つことができ、病気や災難に負けることがなくなります。

2.将来の希望を持っていること。
  戦地で生きて必ず日本の地を踏むという希望、立身出世をして故郷に錦の御旗を持ち帰るという希望や、結婚して平安な楽しい家庭を築くという希望、もう一度自分の足で外を歩きたいというような、どんな小さいささやかな希望であっても、それは人が生き続けようとする灯火(ともしび)になります。

3.確かな愛情関係を持っていること。
  兵隊は、日本で自分のことを待っている家族がいる、子供たちがいるということが、どんなに苦しい時にでも、励みになったことでしょう。そして、現代でも夫婦や家族への愛情、親しい友への友情、かわいがっている犬や猫などへの愛情は、とても重要です。愛情を注がれていることに答えることが大切です。子供は、親から愛情を注がれて育ちます、そして子供はその愛に答えようとします。そのときに、親がそれに気づいて答えてあげなければ、本当の愛情関係は成り立ちません。たいていは、どちらかの一方通行の愛になってしまいます。そして、イエス・キリスト様の「にもかかわらずの愛」が人々に注がれていることに気づくと、本当の愛がどんなものなのか分かるでしょう。「にもかかわらずの愛」というのは、イエス様の教えを守らなかったり、信頼を裏切るようなことをしてしまったにもかかわらず、イエス様は許して愛しつづけてくださるということです。
  


パウロが送った、第1コリント人への手紙13章13節に、「こういうわけで、いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。」
と書かれています。


9月1日

お知らせ
  • みことばは、聖書にかかれている文章です。このコーナーで使われている聖書は、新改訳です。