SAQR番外編/ぐるグルドライブクイズ 〜公開ドライブラリー〜

「SAQR12番外編 プリンプリンに会う旅ドライブ」

コースガイド(当コースは公開を終了しました)



S-1 CP
 道の駅八王子滝山は、東京で唯一の道の駅で、かねてからスタート場所として目をつけていた。ところがオープンから6年経つのに、いまだに平日でも入場待ち車列ができる人気で、常時警備員の誘導があるためSCPを設置できない。周辺をいろいろ探したが適当な施設が無く、結局第2駐車場を使うことに落ち着いた。但し夜間(20-9時)は閉鎖されるため、特に早朝にスタートを切る方はゲートの外から目測を加える必要がある。

 最初のクイズとOD設置を予定した場所が一般車通行禁止であるなど幸先悪かったが、1CPはいい場所を発見できた。このスポーツ公園には、あり得ない形のトラックがある。設計者はおむすびをイメージしたらしいが、なぜおむすびなのかは謎のままだ。

1-2 CP
 1CPを出発して間もなく、そば処「いぐさ」がある。昼時は少し待つ必要があるが、なかなかうまい。季節ものを練り込んだそばも週替わりだったり豊富なメニューと、活気ある店の雰囲気が心地よい。ここから先はクイズ出題のために取り回したルートとなる。この立派な並木は、皆さんが走行するときには葉をたくさんつけていることだろう。なお出題地点では正解は得られないので、少々面倒だがあとで調べて解答して下さい。
 2CPは東京サマーランド近くの引田橋の直後に置いた。出題はしなかったが近くの記念碑を見ると、住民の苦労の歴史の一端に触れることができる。また30年ほど前の秋川の水質も掲示されており、試しに調べてみたら最近は更に水質改善が進んでいるらしく安心した。

2-3 CP
 3CPの広徳寺へは最短ルートで向かうため、新道と旧道の両方を通る。広徳寺周囲の道はやや狭くて対向車に道を譲る必要があるが、それでもCPを置く価値がある。クイズも作ったので、この名刹を味わって頂ければ幸いである。

3-5 CP
 五日市市街をかすめて秋川へ向かう。途中にある五日市ほうとう「佐五兵衛」は、猪豚を使うのが特徴。コース公開時はやや季節はずれかもしれないが、猪豚を試したい方にお勧め。この先2つのCPをこなした後の復路で立ち寄る手もある。
 檜原街道は時々ネズミ取りをやっているので注意。昨年の本大会と同じ十里木駐車場(無料)に4CPを置いた。当然ながらクイズは新たに設定。ここから歩いて「瀬音の湯」に行くことも可能だ。
 十里木で折り返してしまうのはもったいないので何とか一回りできるルートにしてみた。5CPを置いた22図は、直前まで交差点が見えないため距離ヒントを参考に見逃さないよう注意して欲しい。

5-6 CP
 この区間は、秋川から五日市へ戻り、更に深沢の山間を訪ねるルートとなる。途中五日市警察署の裏(信号左折しすぐ)にある五日市郷土館はこの4/1にリニューアルオープン、併設されている古民家と合わせ見どころなのだが、休館日の関係で出題を断念した。余裕のある方は立ち寄ってはいかがだろうか(入館無料)。
 深沢へ向かうルートに入って間もなく、奇妙で愛嬌のある木彫りの人形が次々と登場する。実はこの先に、プリンプリン物語の人形作家の小さな美術館があり、その案内役ということらしい。名前はZiZiといい、形も大きさも表情もみんな違う。過去出題した数えものクイズの中で、一番楽しいクイズとなった。園児が遠足で五日市駅から小さな美術館まで歩く時に、ZiZiを見つけるたびに大喜びして元気にたどり着けるという話も納得する。大人も楽しいのだから。館内でも出題したが、運悪く休館日だったり展示変更により解答できない場合は、解答提出の際にその旨申告して下さい(問題文にある通り救済処置をとります)。
 この区間の見どころはまだある。小さな美術館の少し手前に、東京一の大樫「山抱きの大樫」への道標がある。5分程度ながら急斜面なので悪天候では登るのは無理、よって出題は諦めた。可能なら見学をお勧めする。きっと驚くことと思う。またこの辺りはあじさいも有名で、6月終わりから7月初めにかけ最盛期となるらしい。

6-8 CP
 深沢を下りて青梅へ向かう。途中の物販店「奥多摩うまいもの館」に7CPを置いた。ここは、奥多摩・秋川・青梅のお土産が揃っている。くんせいチーズがおいしいので何度も買っているのだが、味付けしたものやくんせいたまごは好みが分かれるところか。梅のソフトクリームが意外と濃厚でいける(操作が下手で崩れかけだったので撮影は見送った)。
 いよいよ青梅市中心部を通過する。懐かしい映画看板やポスターの掲示で町おこしが図られ、赤塚不二夫ゆかりの施設もある。できれば車を停め歩いて回りたい場所だ。市街地を通り過ぎた場所でようやく8CPを設置できた。

8-9 CP
 実は8CPの手前を右折し花木園の近くを通るルートで準備していたのだが、公開1週間前に突如工事通行止めとなってしまい、慌てて迂回路を作成した。本来ならのどかな田舎道を楽しめるはずだったが、前半は面白味のないルートになってしまった。
 クイズにした交差点あたりから本来のルートに復帰。ゴルフ場の手前に次のCPを置いた。

9-11 CP
 ショートカットのため倉掛峠を通したが、訪れたのは十数年振り。こんなところまで住宅開発されていることに驚きつつ、徐々に終盤の林道に向かっていく。10CPはクイズ設置の関係で少し林道に入った場所とした。
 実はこの先も公開1週間前に大幅にルート取りを変更した経緯がある。当初の予定ルートは、竹寺手前から名栗温泉へまっすぐ(実際には曲がりくねっているが)下りていく原市場名栗線だった。ところが「一般車通行禁止」と書き添えられた冬季用と思われる凍結注意標示看板が、4月中旬になっても撤去されない。実際に凍結していたのは3月中旬までなのだが、管理者に連絡もつかず使用を断念。
 代わりに使うことにしたのは子の権現を経由するルート。原市場名栗線に比べて、急カーブと急勾配が多く、道も狭いがこっちはなぜか通れるらしい。途中1速に入れないと登れない坂もあった。カーブミラーも不十分なのでブラインドコーナーでは警笛が必須だ。唯一良いところはクイズが設定できる点で、子の権現にCPとクイズを置いた。

11-F CP
 子の権現から下りてきてなおもう1つ峠を越えてゴールの名栗温泉を目指す。この峠は天目指峠といって、実は23年前の第1回SAQRで通ったルート。今回はSAQR90番外編も兼ねることとなった。峠道から脱する直前にCPを置き、最終区間は参加者の疲労を考え、単純にゴールを目指すだけの設定。程なく名栗温泉に到着するので、まだ営業時間内であれば、帰途に着く前に温泉で疲れを癒してはいかがだろうか。

参考プラン
今回もいくつかの参考プランを用意してみました。

■満喫プラン(月水木は不可)
9時スタート→秋川から戻ってくる際に佐五兵衛で昼食→小さな美術館と手前の東京一の大樫を見学→16時ゴールし温泉で疲れを癒して終了
■遅めスタート満喫プラン(水木は不可)
11時スタート→いぐさでそばに舌鼓→秋川で瀬音の湯に入浴→小さな美術館と手前の東京一の大樫を見学→19時ゴール
■青梅満喫プラン(月水木は不可)
スタート→昼食はいもうと屋で→青梅中心部では駐車場に停め徒歩で町を散策し映画ポスターや赤塚不二夫を楽しむ→ゴール
■お急ぎ節約プラン(水曜は不可)
スタート→小さな美術館はパス(クイズは救済処置頼み)→寿屋でざるそば大盛→ゴール