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1988〜用スピードメーター(ベーシックグレード用)
USDMにおいては、ややマイナーな部分でしようか・・・スピードメーターの入換えです(完璧に外部からは分かりませんし自己満足の局地ですから)。
ebayでたまたま見つけたメーターを他の入札者無しで無事に高騰する事も無く安値で落札!
あわよくば文字盤のみ入換え・・・なんてのは甘かったようで。
日本で出回っているジムニー(JA11系)の多くは透過式の文字盤を使用したメーターが装備されている。勿論、自分のジムニーも例にもれず透過式。
北米サムライにおいても同様に透過式の文字盤をもったグレードも存在する。特に’88以降のメーターはJA11系のそれと酷似している。
ところが手に入れたメーターAssyは透過式の文字盤ではなく、アルミ製のオーソドックスな間接照明タイプ。あの文字盤のまわりがボワッと光るタイプ。わかりやすいところで、オートメータープロコンプなどのような光方ですょ。
ということは、メーター同士の互換性が無く、このまま使うか、改造ベースか・・・。
とりあえず、あれこれ試してみたが、各種インジケーターが勿論適当に点灯。これはまずい・・・(が、まずはどうでもよい)。
で、試しにつなげて試運転・・・スピードメーターの指針の動きもおかしい(致命的か・・・)。やはり改造ベースか?さらに追い討ちをかけるのが車速パルスを発生しない(キャブ仕様のサムライでは必要としていない?)という状況。やはりこのまま使うのは諦めるしかない。
あえなく敗退・・・いやいや、それは勘弁だっ。
と思ったときに、国内ジムニーのタコメーターを装備しないグレードの事を思い出した。試しにヤフオクで検索してみるとあら、2つ3つ出ているじゃないですか。
ご丁寧に背面の基板部分まで掲載しておられる。
どれどれ・・・と眺めるとカプラー部分には車速パルスの位地にパターンが来ている!
これはラッキーと思いつつ、高騰をしない事を願い入札。
サムライの時と同様に他の入札者無しで無事落札。
なんせタコメーターありませんからね。一般的には非魅力的でしょう。
ということで二個一化計画始動!
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スピードメーター部分の加工
車速パルスユニット(仮称) |
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1.サムライとジムニーのメーターAssyを分解し、相違部分を検証。文字盤に記されるスピードの表示はサムライ用のキロ表示とジムニー用のキロ表示に相違無し。また、ジムニーの廉価グレードにはトリップメーターが付かない事も始めて知った。 2.ジムニーのメーターから摘出した車速パルスユニット(仮称)。 3.メーターの基本骨格はほぼ一緒であるが、トリップメーターを持たないジムニーのメーターはシンプル。サムライ用はなにやら余分な物が備わるが、接続先が不明であり、機能の意味もわからないため撤去しつつ、車速パルスユニットをサムライ用のメーターに組み込む。この時点で確証はない・・・。まさにチャレンジ
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インジケーターの配列
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4.国内ジムニーバンHAであろうドナーのメーター。このインジケーターを見る限り、割と高年式の物の用です。 サムライ用は味気の無いマークではなく、CHECK ENGINE、BRAKEと英文字表記。この辺がたまらないわけで・・・ 5.ジムニーとサムライのインジケーターはそんなわけで同一の配列とそうで無い部分、また、年式的に自分のには無い警告灯もあり、カプラー側で配線コードを入換えてみた。すると、おもったこととは違う症状がでてしまい、何となく気持ち悪い。で、思い立ったのがアナログ的な手法ではあるが確実に必要なインジケーターを点灯できる方法、電球ソケットに配線コードを半田付けした延長コードと思っていただければ。 6.片側(入力側)はもとのジムニーのインジケーターの位地にセットし、電球側(出力側)は基盤のパターンをめくり上げてセット。こうすることで、元の位置に光るはずの電球が、サムライ用のインジケーターパネルの適正な位地に光るという具合。まぁ単純。
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仕上げ
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7.サムライ用のメーターパネルの窓にはトリップメーター用のノブがある。がしかし、ジムニーバンHAにはトリップメーターすらない廉価ぶりで・・・パネルの程度はジムニー用の方が数段綺麗なので、ジムニー用を加工することにした。加工といっても穴をあけるだけであるが・・・保護シートでサムライ用のパネルからに罫書きだし、ジムニーHAのパネルに転写し位置出し。 8.1.5mmから7.5mmを順に拡大して行く慎重な作業。クリアパーツはパリっといってしまったらアウトですからね。途中テーパーリーマーで面取り。 9.最後にジムニー(元のジムニー)のノブカバーをつけてフィニッシュ!
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