さわよう さんの旅行記


台北旅行記

1/4(火) 旅行4日目


いよいよ、帰国の朝となりました。帰りたくないよ〜と泣いたところでどうにもならないので、取り合えず、ごはんを食べに行った。 出発前には、帰国日の朝ははりきって外に小籠包でも食べに行くつもりだったが、とても気力と体力が無かった。

朝食を取りに行くと母と兄も一緒になった。義父と義妹はもう朝食を終えているのか姿は無い。ダラダラと朝食を取って、夫はコンビニへお土産用の台湾ビールを買いに行った。 娘は母と一緒に母の部屋へ。娘がいない間に最後の荷造りをしなくてはならない。夫も大量のビールを抱えて戻ってきた。ガッシガッシと荷物を詰め込んで、何とか荷造りも終了。

他の皆さんはどうなったかとそれぞれの部屋へ電話すると義父の部屋がつながらない。母の部屋に行く途中部屋をノックするが部屋にいる気配が無い。 母の部屋で荷造りを手伝いながら再度電話をしたが、またしてもつながらない。すわっアクシデントかと一瞬緊張が走る。 しかし、しばらくすると夫から連絡が。「二人で散歩行ってたんだって」。がくっ。しかし義父の元気なことこのうえない。 今旅行中、一番パワフルに活動していたのは義父であることは間違いない。恐るべし、62歳!

さあ、荷物をロビーに下ろしましょう。ベルに電話する。「ハイ、○○○サン。オハヨウゴザイマス」。おお、いきなり名前を呼ばれた。 夫が調べたところによると、フロントやベルの電話に電話をかけてきた宿泊者の名前が標示されるそうだ。 そういえばテレビをつけると、画面の上の方に「MR.○○ Welcome to Royal Taipei」とかでていたなあ。ぼんやり考えていると、早速ベルボーイが荷物をサッと取りに来た。 迅速、迅速。

ベルサービスは去年泊まった慶城館よりはいいかも。あそこは何度電話しても出やしなかったし、えっちらおっちら荷物をかかえて降りていってもベルはいなかったもんね。 きっと人数が少なくてチェックアウトが重なると対応ができないんでしょう。が、やはりホテルとしては対応してもらわなくては困りもの。 名前を呼んでくれる電話の応対、呼べばすぐ来るベルボーイ。立地、スタッフの日本語率の高さを加味すると宿泊者のほぼ全員(今滞在に限る)が日本人であるのもうなずける。

フォルモサリージェント前広場で我が子


ホテルの事に話が流れたついでにこのホテルのパソコン情報などを。このホテルにはパソコンルームが地下1階にある。3日目に紹介したトイレの隣。 部屋の扉を開けるとすぐに2台並んで置いてある。デスクトップ。ブラウン管タイプのモニターなので機材は新しくないがOSはWindowsXPだった。 今旅行に際して、パソコンを持参せずにホテルのパソコンでカードリーダーを使ってデジカメ映像を送信する方法を伝授して頂いたので、早速ホテルのパソコンにて実行してみた。 以下、実際に行なった夫の証言です。興味のある方は、ご参考にどうぞ。

『私が購入したカードリーダーライターは7メディア対応のもの(アイオーデータ製)。 デジカメのメーカーがニコンとキャノンで、記憶媒体もコンパクトフラッシュ(CF)とSDカードと別々のため、マルチ対応の物を選びました。 もちろん、CF専用やSD専用のカードリーダーライターもあるので、メディアが一種類だけの人はそちらの方でもよいでしょう。

ホテルのパソコンのOSはWINDOWS XP。そのため、接続はきわめて簡単。カードリーダーライター付属のUSBケーブルで、パソコン本体とカードリーダーライターを接続するだけで準備完了。 CD-ROM等によるドライバ(駆動ソフト)のインストールは不要でした。 さっそくメディアを挿入して撮った写真を品定め。いい物を選んでマイピクチャなど適当なフォルダ等に保存。ここまでくれば後はメールに添付して送るだけ。 ちなみに、このリーダーライターはメディアを複数、同時に挿入でき、メディア間でのやり取りも可能です。』

二二八和平公園で我が子


閑話休題。すっかり気を良くして、チェックアウト後、迎えの車が来るまでフロントのおばさんに英語で(この人は英語オンリー)褒めちぎってしまった。 それでだかどうか分からないが、このおばさんは車に乗り込んで去り行く我々にずっと手を振って見送ってくれた。

初日と同じ運転手(今日は1人)のちょっと荒っぽい運転で空港へ。この日は風が強くて何度もハンドルを取られていて怖かった。

空港到着。EG204便13:50台北発、早速チェックイン。スクリーン前を取ろうと交渉するも、満席の為なしとのこと。時間までお買い物で暇つぶし。 そうこうするうちに時間も迫ってきたので登場口へ。ちょっと風邪っぽいこともあり、娘に旅行前に処方してもらったシロップの風邪薬を飲ませた。

席に着席。オンライン予約したとおりの前列の最後尾。しつこくも乗務員にスクリーン前を懇願するも「本日は満席です」の一言で終了。 スクリーン前の席は赤ちゃんを連れたご家族が座っていた。

いよいよ離陸。なるべく娘をおとなしくさせていようと、豆菓子を少しずつ与えた。水平飛行になるかどうかというところで、娘、陥落。薬が効いてグーグーと寝てしまった。 娘の寝姿を見ながら夫婦で安堵。このまま成田まで寝ていておくれ。

すぐに食事の時間はきた。娘は寝ているにもかかわらず食事が運ばれた。ま、満席だから個々に配慮をする暇もなしというところか。まったく起きる気配のない娘。 今回のチャイルドミールは美味しそうなんだけどなあ。もったいないなあ。ということで、成田到着後新幹線に乗って帰る兄がお夜食としてメインディッシュ以外テイクアウトしました(笑)。

機内食 大人用(左)  チャイルドミール(右)


17:45、定刻通り成田到着。娘はまだ寝ている。前回のシンガポールと同じパターンだ。一番最後に娘を抱いて降りる。バスに乗り込んで入国審査へ。 だが、ここが帰国ラッシュと重なって大混雑。なかなか列が進まない。どうやら外国人と一緒の窓口らしい。日本人専用の列に並びなおして何とか通過。ふうっ。 ターンテーブルで荷物を受け取り、夫は前泊したホテルへ車を取りに行った。到着ゲートで一応解散。兄は新幹線の時間が迫っているのでここでさよなら。お疲れさん。 残された我々は荷物の宅配やらレンタル携帯電話の返却をする。夫の車が来たようだ。母にも迎えの車が来たのでここでお別れ。皆様、お疲れ様でした。

7人の旅を立案、手配、引率するのはなかなかしんどかった。今回、旅行会社の添乗員さんの気持ちがよ〜くわかりました。帰国後の率直な感想はというと、ひとりで温泉に行きたくなりました。


初日 2日め 3日め 帰国 パイナップルケーキ選手権

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