すっかりいい気分で店を後にして、今度は新光三越中山店へ向かう。ここでまた両実家二手に分かれてお買い物。ここでちょっとしたトラブルが。
母が持っている三越カードを巡って母と店員が押し問答。どうやらこのカードを提示すれば全世界の三越で割引があるはずなのに、それが無い上にカード決済されそうになっているらしい。
何だかよく分からないまま後から合流した私が決済だけ現金にするように調停した。
母は売り場を離れた後もまだ割引のことにこだわっていたので、三越の通訳の人を受付で呼んでもらい再び売り場へ。
通訳の方の説明では、母が購入した物はSALE品なのでカード割引がきかないとのこと。なんだよ、おっかさんSALE品だったのかいな、早く言ってよ。そりゃあ割引にはなりませんよ。
それでも母はまだブチブチと「売り場の人はそんなこと一言も言わなかった」と言っている。皆様、カードの特典をご利用の場合は充分お気を付け下さいませ。
それぞれが買い物を済ませてホテルへ。夕食までは帰りの荷造りに時間を費やす。行きはすっからかんだったバッグがお茶でパンパン。1年分のお茶を買えばパンパンになります。
夕食は、前日にホテルの方に予約を入れて頂いた明福台菜海産。今日が台湾最後の晩餐なのでちょっと奮発してみました。ここの目玉は「仏跳牆」。
タレント渡辺満里奈さんがその著書の中で絶賛していたスープ。別名「ぶっとびスープ」。
予約は必須の一品で、予約の際、小を頼もうとしたら大人6人では小さいとのことで中にされちゃいました(中5,000元、約15,000円)。
ぶっとびスープ |
ホテルから歩いて約10分強。行く途中で大きなビルに沢山の報道陣の山と白い盛花に出くわした。
皆でなんなんだろうと話をしていたが好奇心が勝り、そばにいたカップルに何があったのか英語で尋ねた。どうやらここの会社のおえらいさんがお亡くなりになったらしい。
次の日にその人が台湾海峡交流基金会の辜振甫理事長で、そのビルは彼が会長だった台湾セメントである事を知った。
店に着くと我々が1番の客だった。思ったよりもこじんまりした店。とりあえずビール一本。山菜の炒め物、ふかひれと卵の炒め物、とこぶしのあぶり焼きをオーダー。
どれもおいしかったですねえ〜。ふかひれの炒め物には白いご飯が合うと思ったので、追加で一人ひとつずつご飯もオーダー。
皆、日本のご飯と味が同じだと言っていたが、それも当然。台湾のお米は日本人技術者が品種改良したのですから。
皆でウマウマしているところへ仏跳牆登場。壺に入ってドーンと来ました。これはすごい。上から見えるだけでもふかひれ、たけのこ、くわい、(多分)ほうでん。
底の方には冬虫夏草、豚足、きのこ、その他色々が入ってた。
スープの味はというと、上の方は比較的あっさりしていてちょっと拍子抜けという感じがしたが、底に行くにしたがってスープの味が濃くなっていき、もう病みつきという感じ。
残念ながら具を少し残してしまったが、私一人でスープは全てあさって飲み干した。
あとからサービスでサトイモ(タロイモか?)のあんこ入りあげ饅頭とカットフルーツ、
台湾オレンジと蓮霧(レンブ)というリンゴと梨を足して2で割ったようなサクサクした食感のフルーツを出して頂いた。おいしかった〜。来てよかった〜。
また来た〜い。でもお値段が張るのと量が半端じゃなく多いので、今回のように大人数でないと来られないのが難点。
今回はこれにオレンジジュースと烏龍茶、サービス料含め約8,000元弱(約24,000円弱)。もう来られないかも・・・(涙)。
山菜の炒め物(左)、とこぶしのあぶり焼き(右) |
ふかひれと卵の炒め物(左)、ぶっとびスープ(右) |
ホテル前で皆と別れて、私はいつもここへ来ると買うパイナップルケーキの店へ。ホテルから歩いて5分くらいの李製餅家。1個10元(約30円)の24個入りを2つ購入。
ホテルに戻り、再び荷造り。せめてあと1日延泊したいなあ。ため息をつきながら3日目の夜がふけていった。
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さわよう さんの旅行記 |
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