田舎暮らし体験記                           Home

この体験談は、07から退職が始まる団塊の世代の方々、主にリタイアー後は田舎で新しい生活を作りたいと考えている人たちに、移住の決断をする前に読んでもらえたら、と思って筆を起こします。

1999年、大好きな「北限のブナ林の風景」を、現場に腰を落ち着けて撮影したいとの感情に押されて、札幌市から北海道・黒松内(くろまつない)町に妻と一緒に移住しました。以来06年10月まで、足かけ八年をこの町で過ごしました。思えばあっと言う間の時間でしたが、さまざまな体験をし、町内の皆さんから助けられたり、町の歴史や仕来たりを学んだり、我が人生にとって肥やしになることが沢山ありました。

ただ、素晴らしく美しい自然環境の中でゆったりと過ごしながらも、夢のような「人生の楽園」とばかりは言えない現実も体験しました。それらをできるだけ具体的に、リアリティーある話に書き綴っていき、田舎暮らしの実際を感じていただきたい思います。

エッセイ風に思いついた事から筆を走らせますので、全体として論理性に欠けるものになる点はご勘弁ください。また、黒松内町民がお読みになったら、感情を害することを書くかもしれません。しかし、事実である限りは、どうそご了解を願います。都合上、更新は不定期になると思われますので、気長にお付き合いください。(2006/12/10)

★更新しました。第26話 そろそろ締めの話(2008/1/12)


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