天狗について

(随時書き足して行く予定です)
 平成21年1月12日に、ある剣術家からメールを頂きました。

 この方は、その道では大変名が通った方で、書物やDVDも出し、国内だけではなく、海外にも道場が有り、門下生も沢山持っておられます。

 この方が私の所にメールを寄こされた理由は、今回の内容とは違いますので書きませんが、この方の事を巳神と伏見稲荷、白狐様に聞いたところ、思わぬものが展開して行きましたので、興味の有る人には、参考になるのかな、と思い、書かせていただきました。


 尚私達夫婦は、空の雲を見て、龍神様が出ているとか、護摩の炎の形が、〜明王や、〜菩薩に似ていると言って感激する程、ストイックな人間ではありません。(炎の形が似ているという次元ではなく、そのものの御姿が出て来ても、そのものが本物か、又は何かが姿を変えたものか、絶えず疑いをもって接しています)
 

 天狗に関しては、相当前に、妻がかかっている病院の駐車場で、妻の診察が終わるのを待っている時に、顔だけは見た事が有ります。

 この病院は、妻が個人的にも知っている病院で、大変患者数も多く、繁盛している病院です。

 私は退屈でしたので、巳神に、「地神さん、この病院は、なんでこんなに流行って(繁盛)いるのですか」、と尋ねた事が有ります。

 目を瞑ると、左上部に、赤黒く、長い鼻、ぎょろとした目、頬が出て、力強いあご、額の髪は、癖毛でくるりと渦が巻いた、一般的に言われる大天狗が出て来ました。

 私は、やっぱり強いのが付いてるんやな、でも、こんなに強いのが付いてると、先々要求もするし、その事に気がつかなかったら、ひっくり返すやろな、と思い、直に目の中から消してしまいました。

 その後、本等で天狗の事を読んだりしましたが、こういう本は、昔からこう言われているとか、宗教的なものと結び付けられたり、又、天狗の世界に入り、生活をした事を書いたりと、全く興味が無くはないが、信憑性に欠けるものが多い様に思えます。

 木の葉天狗の類は良く出て来ますが、その様な類の天狗ではなさそうなので、書かせていただきました。

 
 1月14日(水)  (本職の方は、不景気と、美容師としての私の年齢の事もあり、そんなに忙しくはないのですが、この領域の仕事が、他の所では対処できない様な相談事が多く、又同時に複数の方を観ますので、頭の中がこんがらがり(関西弁)、日にちは間違っているかも知れません)

 私、「地神様、剣術家の〜さんが、・・・・・の事を聞きたいと言っています。分かり安い形でだしてください」。

 妻、「紺色の道場着の様なものを着た壮年の男の人が出て来たよ。剣を持ってるわ。真剣やわ」、「剣を腰の前に構えて、少し抜いて、バシッと、直に元に戻したよ」、「早かった」、と言います。




 私、「地神さん、〜さんは・・・・・しない方が良いと取りますが」。

 妻、「男の人が二人出て来て、斬りあいをしてるよ」、「さっき出て来た人と同じ人が、もう一人の人に切りつけているよ」、「切りつけられた人は、両手で刀の端を持って、頭の高さで防いでいるよ、この人はさっき出て来た人より若いわ」、と言います。

 私、「地神さん、もう少し違う形で教えてください」。

 妻、「大きな屋根が出て来たよ」、「あれ、亀が出て来た」、「あれ、カタツムリが出て来た」、と言います。

 私、「地神様、分かりました、〜さんは・・・・・しないで、今のままで行け、と取ります。二足の草鞋で行け、と取ります。有難う御座いました」。

 
 この剣術家の方の聞きたい事は、これで終わりましたが、私自身、この方が何故、このよ様な道に進まれたのか、少し興味が有りましたので、この方の事を、此方の巳神と、伏見稲荷、白狐様に聞いてみました。

 
 此方の巳神を通して、白狐様をお呼びしました。

 妻、「あれ、何時もと違うわ、白狐さんが身を低くして、キョロキョロ周りを見ながら、用心して出て来たよ」、と言います。




 私、「白狐様、どうしたのですか、いったい〜さんに何がついてるのですか」、と尋ねました。

 妻、「白狐さんが穴を掘り始めた」、と言います。

 妻、「白狐さん、前足で穴を掘って、手が汚れてしまった、という様な仕草で自分の前足を見てるわ」、と言います。

 私、「白狐様、何か全く分かりません」。

 妻、「白狐さんが、毛皮みたいなの(様なもの)、茶色で、背中が黒っぽい色で、・・・それを穴の上にかぶせたよ」、と言います。

 私、「白狐様、それは何ですか、穴の中に何が有るのですか、教えてください」、と言いました。

 妻、「白狐さんが、毛皮を取ったよ」。

 私、「白狐様、その穴の中を見せてください、大きく、分かり易く見せてください」。

 妻、「何も無いわ、石ころと土だけやわ」、と言います。

 これ以上聞いても、私達の程度では分からないのと、少し疲れて来ましたので、白狐様には、次回又お聞きした時は教えてください、という事にして、今回はこれで止めにしました。

 1月21日(水)

 私、「白狐様、この前の、〜さんに影響を与えているものを、もう一度ここに見せてください、白狐様、僕に入ってください、これです」、とこの前の場面を書いたメモ用紙を見せました。

 妻、「前のと同じのが出てるよ」、と言います。

 私、「それと白狐様、再度〜さんが、この前の事をもう一度聞いて欲しいと言われていますが、もう一度教えてください」、と聞きました。

 妻、「白狐さんの顔だけが出て、半分が赤く輝き、半分が白い色になってる」、と言います。

 私、「白狐様、分かりました、二足の草鞋で行け、と取ります」。

 妻、「うなずいたよ」。

 目の前には、この前と同じ場面が出ています。

 私、「小さい神さん、こっちを向いてみ」。

 妻、「見てるわ、いややと言ってる」。

 私、「小さい神さん、あのな、あんたな、白狐さんが掘った穴に被せてある毛皮を取って、中に何が有るのか見て来てみ、あんたなら出来る、早よ行き、神さんやろ」、と言いますが、小さい巳神は嫌がって、なかなか動きません。

 妻、「あかんわ、地神さんの後ろに隠れてしまったわ」。

 私、「行き、行かなあかん、大丈夫やから行き、守ってやるから、こっちを見てみ、この刀で、危ない時は助けたるから、神さんやろ、行き」、と言い、両手で手刀を作り、見せてあげました。

 妻、「見てるわ、もう泣きべそをかきだしたわ」。

 私、「地神さんの方からも、言ってあげてください」。

 妻、「地神さん、言ってるわ、行って見ておいで言うてるわ」。

 妻、「行き出したわ、でも、ゆっくりと歩いているわ、ひとつも前に進んでないわ、いやなんやわ」。

 私、「偉いな、小さな神さん、守ってやるからな、心配するな、はよ前に行き」。

 妻、「トロントロンと行ってるわ」

 妻、「相当大きな穴やわ、小さい神さんが、ほんまに小さく見えるわ」


 

 妻、「あ、小さい神さんが走り出した」、「あ、小さい神さんが、人間の子供になったわ、昔の子供の姿やわ」、「あ、小さい神さんが毛皮を持ち上げて、くるっとまわって、走って逃げて来たわ、行く時はゆっくりやったけど、帰りは早いわ」、と言います。

 私、「小さい神さん、賢かったな、ようやったな」、「小さい神さん、穴の中に何が有った、ここに見せてみ」、と言いました。

 妻、「何か、昆虫の手みたいのが出て来た、黒茶色(?)で、肉が無く、指が四本で、人間の手ではないわ」、と言います。

 私、「この手の者、姿を見せてみ」、「この手の持主、姿を見せてみ、あんたから見て、私らは信用出来る者かどうか分かるやろ」、と言いました。

 私、「地神さん、白狐さん、ちょっと言ってください、姿を見せる様に言ってください」、と頼みました。

 妻、「目が出て来た、上に切れ上がっている、緑色の目で鋭い」、「くちばしが出て来た、鳥やわ、頭に何か黒いものが有るよ、長いくちばしやわ、毛が逆立っている」、と言います。



 私、「・・・・・・?」、「その者、顔を見せてみ、大きく見せてみ」、「白狐さん、その者の顔を、もう少し大きく見せてください」。

 妻、「顔が出て来た」。

 私、「体を見せてみ」、「白狐さん、体を見せる様に言ってください」。

 妻、「何か、前足みたいなものが出て来た、黒に赤が混ざった、ボンボン(?)みたいなのが何個か見える、首の辺に見える、耳は無いわ」、と言います。

 私、「後ろを見せてみ」、と言いました。

 妻、「後を見せてるよ、背中の中央が黒いわ、毛は茶色っぽいわ」。

 私、「鳥と違う、それは天狗や」、「何天狗やろ」

 私、「貴方は天狗ですか」、と尋ねると、目を閉めました。

 私、「貴方は〜を守っている者ですか」、と聞くと、頭を下げました。

 私、「貴方は〜さんとも関係の深い、千葉の〜神宮と関係が有りますか」、と尋ねると、目を閉めて、合図を送って来ます。

 私、「貴方は、剣術の面で、〜さんを助けているのか」、と尋ねると、「助ける」、とうなずきました。

 まだまだ沢山聞いたのですが、しんどくなってきて、忘れてしまっている事が沢山有ります。私はこの天狗さんに、「此方の言う事を聞いていただいて、有難うございます。今日はこれで終りにさせていただきますが、又私達が貴方をお呼びしたら、姿を見せてくれますか」、と頼むと、軽く下を向きました。


 1月22日(木)

 此方の巳神を通して、伏見稲荷、白狐様をお呼びしました。

 私、「地神様、白狐様、〜さんに関係する天狗さんを、ここにお呼びしてください。

 妻、「もう来てるよ」。

 私、「待ってたんやろな」。

 私、「天狗さん、立って、体全体を見せてください」。




 妻、「立ってる」、「手に黒い物を持ってる、玉みたい」、「手は長い爪が有って、鳥の手の様やわ」、「刀も持ってる」。

 私、「天狗さん、貴方の手に持っている物を、分かり易く、私の目の前に見せてください」。

 妻、「前に突き出したよ、やっぱり黒い玉やわ」、と言います。

 私、「天狗さん、貴方が持っている刀を抜いてください」。

 妻、「抜いたよ」。

 私、「有難うございます。・・・・・・何か分からんな・・・・」。

 私、「天狗さん、貴方の足を見せてください、分かり易く、私の前に出してください」。

 妻、「前に出したよ」。

 私、「下駄、履いてるか」。

 妻、「分からない、下駄ではないけど、何か履いてる」。

 私、「天狗さん、銅から下を見せてください」、妻に、「何はいてる?足元は何かつけてるか?」。

 妻、「足首には、何か巻いてる」、「何か、ゆったりとしたものをはいてる」。


 尚、この剣術家の方が、特別に稽古をしなくても、最初から思い通りの術が出来た、と言われますので、この天狗さんにその旨を聞きますと、「最初から〜さんについて、助け、守っている」、と言います。

 今までの経過を、〜さんに知らせますと、歴史的に有名な剣術家や人物の事を、この天狗さんに聞いて欲しいと頼まれていましたので、一人一人名前をあげて聞いて見ましたが、全く反応は有りませんでした。

 質問がばらばらになりますが、こういう事も聞いてみました。

 私、「天狗さん、貴方は稲荷と繋がりが有りますか」、と聞くと、頭を少し下にしました。

 私、「天狗と稲荷は関係が有るのか、有るのなら、刀を抜いてください」、と言うと、この天狗の手ではない手(人の手)が、刀を抜いた場面が出て来ました。

 私、「天狗さん、貴方の住んでいる世界を見せてください」、と頼むと、霊視している妻が、「高い所、がたがたした岩、空が見える」、と言います。

 疲れましたので、又お呼びしますので、その時はお姿をお見せくださいと頼みますと、天狗さんの周りが赤くなりました。


 1月30日(金)


 この天狗さんの体の部分を、もう少し知りたいのと、聞きたい事が有りましたので、巳神と白狐様を通してお呼びしました。

 私、「来ていただいて、有難うございます」。

 私は、この天狗さんに、「貴方の口、耳、鼻、足、手、刀」、をもう少し大きく見せてください、と頼みました。



 

 上記したものが、妻が霊視したものです。

 左上が、鼻と目の付近です。

 右上が、口です。

 左下が、手です。

 右下が、腰にさしていた刀です。

 (今の時点で、1月30日以後、この天狗さんと連絡は取っておりませんが、連絡を取り次第、書いて行くつもりでおります)


           
                 

      5月10日(日)、追加登載しました。



 4月7日(火)、5月9日(土)と両日、天狗さんをお呼びしましたが、何分忙しくしていたものですから、事前に聞く事を考えないでお呼びしたものですから、内容の無い質問になってしまいました。

 それと私の中で、天狗さんが再度、本当に来てくれるのかも疑問でしたので、内容の無いものになってしまいましたし、同じ事を何回も聞いたりしてしまいました。

 そういう訳で、二回に渡り聞いた事を、一枚の図に書きました。

 私、「地神様、以前にお呼びした〜さんを守護する天狗さん、此処にお呼びください」、「〜さんを守護する天狗様、どうかお姿をお見せください」。

 妻、「もう来てるよ」、と言います。

 どうやら天狗さんは、呼んでくれるのを心待ちにしていた様です。

 此方の巳神は、少し離れた所から見ています。

 この天狗さんがまがいものなら、巳神は天狗に巻きついているはずです。

 私、「〜さんについている天狗様、お姿をお見せくださいまして有難う御座います」、「失礼ですが、貴方はこの前にお呼びした〜さんを守護する天狗様なら、剣を抜いてください」、と言いました。

 妻、「抜いたよ、高くさし上げたわ」、「抜いたら太いわ」。

 私、「有難う御座います」、「天狗様、少しお聞きします」。

 お聞きしますと言いましたが、聞く内容をまとめてなかったものですから、つながりのない質問になってしまいました。

 私、「天狗と稲荷は、つながりは有りますか」。

 妻、「下を向いたよ」。

 私、「天狗は空を飛ぶと聞きますが、もしそうなら、空を飛んでください」。




 妻、「高い木が見えてきて、その枝から枝へ飛んだよ」。

 妻、「羽を広げた白い鳥が、肩にストールみたいなものをかけて飛んでる」。

 私、「何やそれは?」、「分からんな・・・・・」、「ほんまかいな、嘘言うたらあかんで」。

 妻、「飛んでるんやから、しようがないやん」。

 私、「頭がおかしなったんとちがうか」。

 私、「天狗の乗り物とは?」。

 妻、「丸太の様なものの上に、三日月の形の様なものが乗って、その上に天狗さんの足が乗ってる」、「これが動くわけではないと天狗さんが言ってる」。

 私、「大天狗が居ると聞きますが、可能なら此処に呼んでください」。

 妻、「知らないと言ってる」。

 私、「今は天狗の姿を取っているが、天狗の大元の姿を見せてください」。

 妻、「何か、分からんものが出て来た」。(鳥の下の形です)

 妻、「言うのが後になったけど、今日の天狗さん、頭に顔のあるものを乗せて・・・、獣の皮みたいののも乗せてる」、と言います。

 私、「?」、「こんな内容、真面目な人が聞いたら、きちがい扱いにされるで」。

 
 5月9日(土)

 前回と同じく、此方の地神様に天狗さんを呼んでもらいました。

 天狗さんは直に姿を見せました。

 私、「有難う御座います」、「少し聞きたい事が有ります、どうかお答えください」。

 妻、「ちょっと、厳しい顔してる、前の天狗さんと思うけど」。

 私、「天狗様、貴方が〜さんを守護する天狗様なら、剣を抜いて、それを高くさし上げてください」。

 妻、「抜いて、上に上げたわ」。

 私、「有難う御座います」、「天狗様、貴方の右手に持っている黒い玉、それは何を意味するものですか」。

 妻、「何も言わないわ」。

 私、「天狗様、貴方が持っている黒い玉を、前に投げてください」。

 妻、「今日は、天狗さんは黒い玉を持っていなかったけど、そう言うと、すーと黒い玉が出て来て、それを手に持ってるわ」。

 妻、「前に投げないけど、黒い玉から何かが前に飛び出して行ったよ」。

 私、「・・・・・・」。

 私、「天狗様、剣を抜いて前の大木を切ってください」、と言って、斜めに切る仕草をしました。

 妻、「大木ではないけど木が出て来て、斜めに切ったよ」、「切った時、天狗さんの顔(主に横)が黒くなったよ」、と言います。


 私、「天狗様、貴方は斬り合いをした事が有りますか」。

 妻、「目が上に上がって、三白眼みたいになった」。

 妻、「天狗さんの足元に、白いカラスみたいなのが出て来て、天狗さんに向かって口を開けているよ」、と言います。

 私、「又、分からんのが出て来た・・・・」。

 私、「天狗様、飛んでください」、と頼みました。

 妻、「天狗さん、そのままの格好で、上に(後ろ)飛んだよ」。

 私、「天狗様、仲間が居るなら、此処に呼んでください」。

 妻、「何も言わないよ」。

 私、「天狗様、今日はこれ位で終りにしたいと思います、次回お呼びすれば、又来ていただけますか」。

 妻、「頭を下に向けたよ」。

 妻、「何か分からないものが出て来て、同時に天狗さんが消えてしまったよ」。




 私、「消えたって・・・・」、「天狗様、もう一度お姿をお見せください」。

 妻、「来ないわ」。

 私、「地神様、天狗さんは帰ってしまったのですか」、「帰ってしまったのなら、地神様、舌を出してください」。

 妻、「帰ってしまったらしいわ」。

 私、「どういう意味やろ?」。

 他にも沢山聞いたのですが、忘れてしまいました。

 この次は、もう少しましな事を聞こうと思っていますが、同じ様な程度の質問になってしまいそうです。

 6月16日(日) 追加登載しました。

 今年に入ってから遠方への祈祷が続いて、その上電話やメールでの相談も多く、聞いた限りは、その方が良い方向に行けばと思い、時間をかけて一生懸命に神様にお聞きしてお答えさせて頂いているのですが、中には(残念ながら、殆んどが男性の方です)、その人本人の思っている事と違う答えをお答えさせて頂くと、途端に連絡が途絶えたりして、後味の悪い、しんどい、関西で言う、「せのない。せがない」気持ちになっていました。体力、気力が落ち、頭が一杯の状態でした。

 その後、大神神社にお参りして、有り難い答えを頂きましたので、まあ、その事はすっきりしましたが・・・・。

 そういう訳で、剣術家の〜さんから、自身の左肩、左腕の痛みを聞いていましたが、その内治ると思い、そのままになっていました。

 しかし〜さんの左肩、左腕の痛みは尋常ではなく、鎮痛剤を飲んでも余り効果が無いと言われます。

 前から気にはなっていたのですが、〜さんを守護する天狗さんは、殆んどと言って良いほど、左手を使いません。何をするにも右手ばかりです。

 5月24日(日)

 天狗さんを呼んでみました。

 直に姿を見せました。

 この天狗さんに左腕の事を聞いてみました。

 私、「天狗様、貴方は何をするにも右手ばかりを使いますが、貴方は左腕が悪いのですか」、と尋ねました。

 妻、「何も言わないわ」。

 私、「天狗様、今までこの様な形でお付き合いをさせていただいています。私達がお呼びすると直にお姿をお見せになります。私達が質問をすると答えてくださいます。それは私達を信用してでの上の事と取ります。私達は貴方を信用しています。貴方が私達を信用しないのならしょうがないですが、信用しているのなら、正直に答えてください」、と言いました。

 妻、「天狗さん、右手で左の腕を触りだしたわ」、と言います。

 この後、何故左腕が悪いのかと聞きましたが、答えは有りませんでした。

 どうやら、左手が動かない様です。

 自分の弱みを見せない所が、やはり刀を持って存在しているものから来る何かを感じます。

 治して欲しいかと何回も聞きましたが、初めは無反応でしたが、最後には、直して欲しいという意味で、頭を下に下げました。

 治して欲しいのなら、刀を抜いてくれと言うと、刀を抜いて高く構えました。

 そして自分の存在を、もっと〜さんに知って欲しいとも言います。

 具体的にどの様な形を取ったら良いのかと聞くと、〜さんの家の何処でも良いので、お酒と水を置いてくれ、と言います。

 ご飯は要るのかと聞くと、それは必要ないと言います。

 具体的に、どの様にしたら貴方の左手が治るのかと聞くと、何も言いません。

 今までの経緯から判断すると、〜さんと天狗さんが、同化して行っていると取れます。

 私、「天狗さん、生身の人間に取って痛みというものは体にこたえる、痛みというものは辛いものだ、〜さんの左腕の痛みを取ってやってくれ」、と言うと、「分かった」、と頭を下げました。

 〜さんの左腕の痛みを取ってくれるのなら、刀を抜いて、くるっと返してくれと言うと、刀を抜き、素早く下に下ろしました。(私の希望した形とは違いますが)

 この時点では、〜さんの腕の痛みは、この天狗さんの存在を認めてやり、〜さんの家に居場所を作ってやれば解消するものと、まだ軽く思っていました。


 5月29日(金)

 天狗さんを呼びますが、全く姿を見せません。

 何回も呼んだのですが、姿が出ません。

 本職と祈祷の準備が有りましたので、おかしいと思いつつも、そのままになってしまいました。


 6月3日(水)

 茨城県での祈祷が終わり、少し落ち着きましたので、天狗さんを呼んでみました。

 この前は姿を見せませんでしたので、今日は此方の巳神に、無理やり呼んでもらいました。

 妻、「何か、棒の様な先に、金色の尖ったものが付いてる、金色の下にでこぼことした金属の・・・・・、何やろ?」。

 妻、「天狗さんは下の方に見えるよ」、「元気が無いわ」、「左の肩に噛んでるわ・・・・、何やろ?」。

 私、「地神様、天狗さんの左肩を噛んでるものを、もう少し大きく見せてください」。

 妻、「狐やわ、茶色い狐やわ」、と言います。

 妻、「天狗さん、上に上がれないみたいや」。




 私、「狐さん、あんた、何で肩を噛んでるんや?」、「恨みか?、天狗さんに対して恨みが有るんか?」、と聞いてみました。

 妻、「肩にかぶりついたまま、こっちを見てるわ」、「目だけこっちを見てるわ」、と言います。

 私、「狐さん、もう止めたり、天狗さんが可哀想やろ、な、止めたり」、と言いましたが、全く聞く耳を持ちません。

 妻、「あかんわ、いう事聞かへん」。

 私、「あんた、伏見稲荷を知ってるか」、と聞きましたが、知らない、という動作をします。

 私、「狐さん、ちょっと尋ねるが、あんたの大元は何や?」、「この狐の大元、出て来てください」、と言いました。

 妻、「その前に、社みたいなのが見えるんやけど」。

 私、「それをはよ言わなあかんやん」。

 妻、「若い男の人が、岩の間の様な所から出て来たよ」、と言います。

 私、「難しいやないか、頭おかしなるぜ」。

 妻、「そんなん、昔からやん」。
 
 私、「・・・・・・・・?」。

 この若い男の人に対し、2〜3質問をしましたが、忘れてしまいました。

 この狐は、余りにも言う事を聞きませんので、刀で切り落とす事にし、刀を振り下ろしました。

 妻、「天狗さんの肩から切れて落ちたけど、まだ切れた肩にかぶりついてる」、「切れた瞬間、赤いものがふわっと出たよ」、と言います。

 私も少し疲れているようで、今まで切り損じた事が無かったものですから、反省です。

 切り損じた天狗さんの肩は、私が念じたら元には戻ったのですが、〜さんの左肩、天狗さんの左肩、そして天狗さんの左肩に噛み付いている狐・・・・・・・?

 この天狗さんの左肩に噛み付いて離さない狐は、前に天狗さんが頭に乗せていた狐と思われます。

 前に天狗さんが頭に狐を乗せていたのは、只の飾りと取っていましたが・・・・・・・。

 最後には、肩にかぶりついていた狐は、消えてしまいましたが・・・・・・。

 理由が有るはずです。


 6月9日(火)

 奈良での祈祷が終り、後は近くの祈祷が2件だけとなりましたので、少し気持ちが楽になりました。

 此方の巳神に頼み、天狗さんを呼んでもらいました。

 今回は直に姿を見せました。

 妻、「天狗さんの左肩に、尖ったものが刺さってるわ」。

 私、「地神様、天狗さんの肩に尖ったものを、もう少し大きく見せてください」。

 妻、「杭の先にボワ〜と袋の様なものが付いてる」、「赤い線、血管みたいな筋が出てるわ」、と言います。




 私、「小さい神さん、出ておいで、あんたな、天狗さんの左の肩に突き刺さっているものが見えるやろ、あそこへ行って、あの袋の正体を、中に入って出しておいで」、「はよ行き」。

 妻、「何か、だらだら行き出したけど、行きたくないんやわ、途中で止まって、こっちを見たりしてるわ」。

 私、「はよ行き」。

 妻、「大分遠いんやわ」、「近くに行ったら、天狗さんが大きいわ」、「ちびがいかに小さいかやわ」、「右肩の方に登って行ってるわ」。

 私、「小さい神さん、違う、左や、左肩やで」。

 妻、「又下に下りて行ってるわ」、「頭の上は通れないみたい」、「下に下りて、又登り出したわ」。

 妻、「袋の所に行って、中に入ろうとしているけど、無理みたい」、「彼方此方入ろうと試しているわ」。

 私、「小さい神さん、ちょっとどいとき、その袋を切るから、ちょっと離れとき」、と言い、その袋に刀を下ろしました。

 妻、「切れたけど、杭は刺さったまま」。

 、私、「小さい神さん、あんた、天狗さんに突き刺さったままの杭を、口でくわえて引き抜き」。

 妻、「一生懸命に抜いてるわ」、「大分抜いたけど、杭の先から出てるものが肩につながってるわ」。

 私、「分からんな・・・・」、「疲れるな・・・・・」。

 妻、「杭の切り口から、何かが出だしたよ、何か、光るものやわ、それで、白っぽい羽根の様なものになって、消えて行ってるわ」、と言います。

 私、「・・・・・、分からんな」、「小さい神さん、もう帰っておいで」。

 妻、「もう帰って来たわ」、「行く時は遅いけど、帰るのは早いわ」。

 
 私は天狗さんに、「今日はこれで終わるけど、直呼ぶから、呼んだら来てください」、と告げました。

 天狗さんは、すーと薄くなって消えて行きました。

 それにしても、天狗さんが段々と弱って行くのが気になります。

 6月13日(土)

 天狗さんの事が気になります。

 此方の巳神に頼み、天狗さんを呼んでもらいました。

 妻、「ボワ〜と頭が見えるけど、薄くてはっきりしないわ」。

 私、「やっぱり、気になっていたんや」、「地神様、天狗さんの顔を、もう少しはっきり見せてください」。
 
 妻、「見えて来たけど、元気が無いわ」、「以前やったら、偉そうに堂々としてたけど、生気が無いわ」。

 私、「地神様、天狗さんの体も見せてください」。

 妻、「腰から上が見えるけど、天狗さん、今日は着物みたいなのを着てるわ」、「左が無いよ」、と言います。




 この時点までに費やした時間は、約20分位です。

 来る元気が無いか、何かが作用して来られないところを、此方の巳神が無理やり引っ張り出して来た様です。

 それにしても以前の天狗さんとは、全く違います。

 私、「天狗さんの左側が薄いのは、何が作用していますか、見せてください」、と言いました。

 妻、「天狗さんの左側に、黒くボ〜としたものが出て、それと天狗さんの左が続いているわ」、と言います。

 私、「天狗さんの左にでているものの、大元は何ですか」。

 妻、「棒の先に丸い物ついて・・・、その先が、いろんな物に変わるんやけど・・・」、「角度も変わって見えてる」、と言います。

 私、「分からんな・・・・」。

 妻、「金属の輪に、緑がかった青色の、葡萄の様なものがぶら下がっているわ」。

 これだけ分からないものが出て来ると、正直な所、疲れます。

 天狗さんの事も気になりますが、この天狗さんと同化している〜さんの事も気になります。

 この後直に〜さんと連絡を取りますと、天狗さんと同じく、尋常ではない痛みが有り、仕事を休む事も有ると言われます。

 上記した3枚の絵を送りますと、全くその通りで、左肩から羽根状のものが出ている姿は、ここ2〜3日の私そのものです、と言われます。

 天狗さんに、後日お呼びしますのでと告げ、それではお帰りくださいと言うと、向こうを向いて帰る後姿が見えました。

 気になりますが、、月曜日の祈祷の準備に取りかかる事にします。

 
 天狗さんに関し、今回更新した絵も含め、まあ、98%の方は、「そんなアホな」、と思っておられると思いますが、私達にしても、「そんなアホな」、と思う事が多々有りますので、辛抱して読んでください。



 6月25日(木)、追加登載しました。

 剣術家の〜さんの左肩、左腕の調子が益々悪く、左の腕が少し細くなったと聞いていましたので、私は私の領域から解決出来ればと思い、それもこれ以上時間をかけられないので、出来るだけ早く結論を出す決心をしていました。

 この間に祈祷が入ったり、電話や相談の方が来訪されたりしましたので、6月17日(水)、18日(木)、6月23日(火)と3回程、天狗さんを呼んでみました。

 6月17日(水)

 此方の巳神に頼み、天狗さんを呼んでみました。

 今日はなかなか姿が見えません。

 妻、「頭だけボ〜と見えて来たけど、薄いわ、体は見えないわ」、「頭の毛が逆立って、オウムの様やわ」、と言います。




 私、「地神様、天狗さんの体も出してください」、「もっと、大きく見せてください」。

 妻、「見えて来たわ」、「左の肩や腕は透明やわ」、「やっぱり左肩に何かが刺さっているわ」、「衣装は何時もと同じのを着てるわ」、「刀はさしてるわ」、「ギザギザしたものが、左肩についてるわ」、と言います。

 私は何時もの様な調子で天狗さんに接していては、何時まで経っても、何ら解決しないのは分かっていましたのと、最初この天狗さんの姿を見せてくれたのは伏見稲荷大社の白狐様でしたので(その前に、此方の巳神が天狗の手を見せてくれてはいましたが、全く想像もつかず、分かりませんでした)、前日から此方の巳神を通して、白狐様に来て頂く様に頼んでいました。

 私、「地神様、伏見稲荷大社、白狐社の白狐様をお呼びください」、と言い、「稲荷大神秘文」を上げました。

 妻、「来てあったわ」、「厳しい顔してるわ」、「目が吊り上がって、口が怖そうやわ」、「目が真っ赤やわ」、「耳の格好が変やわ、後ろに倒しているんかな」、と言います。

 私、「白狐様、来て頂きまして有難う御座います」、「お聞きします、白狐様、天狗さんの左肩に刺さっているものは何でしょうか、分かり易く見せてください」、と尋ねました。

 妻、「白狐さんが飛び上がって前足で(両手)地面を叩いたよ。叩いたら何かが飛び散ったよ」、と言います。




 私、「白狐様、分かりません、何が災いしているのですか」、と尋ねました。

 妻、「白狐さん、同じ動作をしてるわ、飛び上がって、地面を叩いたら、その度にこんな様なものが飛び散ってるわ」、と言って、紙に書きます。(逆三角形で、角が鋭く尖っている)

 私達にはそれが何かは分かりませんので、小さい巳神に行って見て来る様に言いました。

 私、「小さい神さん、あんた、白狐さんを良く知ってるやろ、あそこの白狐さんの近くに行って、地面の中に何があるのか見ておいで、掘るものが要るなら、道具を渡すから」、と言って、スコップの様な物を念じて渡しました。

 妻、「行ってるわ、早いわ、近くまで行ったわ、白狐さんの近くに行ったら、チビが小さいのが分かるわ、白狐さんは大きいわ」。

 私、「白狐様、何処を掘ったら宜しいですか」、と尋ねました。

 妻、「前足で、此処と示したわ」、「小さい神さん、道具の様の物で掘ってるわ」。

 私、「小さい神さん、その穴の中に入って、中の物を出しておいで」、と言いました。

 妻、「白狐さん、チビをくわえて横に退けた」、「小さい神さんに、此処に来るな、危ないから来るなと言ってるわ」、「小さい神さん、すねて横目で見てるわ」。

 妻、「白狐さんが、小さい神さんでは、中に入れないと言ってる」と言います。

 妻、「尖ったものが、次から次に地面から飛び出て来るわ」、「何も無い所からでも、飛び出て来るわ」、と言います。

 私、「チビは何処に居るん」。

 妻、「すねて見てるわ」。

 私、「小さい神さん、帰っておいで、危ないからはよ帰っておいで」。

 妻、「帰って来て、地神さんの尻尾の後ろに居るわ」。

 妻、「白狐さんが地面に白い布を敷いたよ」、「他の場所からは、偶に尖ったものが飛び出てるわ」、と言います。

 私、「白狐様、すみませんが、その白い布を取って、下の地面を見せてください」、と頼みました。

 妻、「口でくわえて、剥がしたわ」、「でも下は何も無いわ」、「下は空洞やわ」、「気分悪くなって来たわ」、と言います。

 私は妻に、「お前は直に気分が悪くなるんやな」、と言ったのですが、これだけ出すには、相当な時間がかかっていますし、まあ、無理もない事です。

 図は、妻が書いていますが、何しろ素人ですので、細かい動きが表現されていないのと、見せられた量はこの何倍も有りますが、全てを書き記す事が出来ませんので、お許しください。

 しかし今回見せられた事で、根本的に此方の考えを変えないと解決しない事が分かりました。

 全く天狗の存在が分からない時、白狐様が私達に天狗の存在を知らせる為にお姿を見せてくれた時と同じ展開です。

 少し光が見えた気がします。

 天狗に、直に呼ぶから、呼んだ時は直に出て来てくれよと言い、帰る様に言いました。

 天狗の帰る後姿は、元気が無く悲しそうだったと妻が言います。

 因みに(ちなみに)、白狐様が飛び上がって地面を叩いた折に飛び散った(上がった)物は、忍者が使う、「まきびし」と観ますが・・・・・。




 天狗の肩に突き刺さっているものは・・・・・・。
 


 6月18日(木)

 此方の巳神に頼み、天狗を呼んでもらいました。

 直に天狗の姿が見えて来ました。

 妻、「天狗さん、片足を膝まづいて出て来たわ」、「忍者みたい」、「左腕はダランとしてるわ」、「下を向いてばかりいるわ」、と言います。

 私はこの天狗に腹が立っていました。

 この天狗は、〜さんの左肩、左腕を直してやると言ったのに、今も全く治っていません。

 私、「お前、約束破ったな、〜さんの肩を治してやると言ったやないか、わしとの(私)約束を破ったな。〜さんは全く治ってないやないか」、と言いました。

 妻、「あかんわ、下を向いてしまってるわ」、と言います。

 私、「あんた、なめたらあかんで」、と言ったのですが、余計に腹が立って来ました。

 私、「今からお前の首を、私のこの剣で斬り落とす、首を前に出せ」、と言って、手に持った剣を念じました。

 妻、「そんな事言うたら、余計に下を向いてしまうわ」、「元気が無いんやから」、と言います。

 今日は余りに下を向いてばかりいるので、余計に腹が立って、脈絡の無い質問をしてしまいました。

 私、「お前、聞こえとるんやったら、お前の前に木を立てる、それを手裏剣で倒してみ」、と怒りながら言いました。

 妻、「手裏剣じゃなくて、刀を抜いて斜めに切り倒したよ」、と言います。

 私、「お前、聞こえとるやないか、聞こえとったら下ばかり向かんと、返事くらいせい」、と言ったのですが、言いながら余計に腹が立って来て、余計に脈絡の無い事を言ってしまいました。

 私、「天狗の世界を見せ」。

 妻、「山や木が見えるけど」。

 此方も少し頭がおかしくなって来ましたので、今日も伏見稲荷、白狐社の白狐様をお呼びする事にしました。


 「稲荷大神秘文」を上げましたが、白狐様のお姿が出て来ません。

 何回も白狐様の名前を呼びました。

 妻、「何か、白い団子の様な塊が、回りながら上から出て来た」、と言います。




 私、「お前、疲れとるんと違うか」。

 妻、「団子の中に、狐の顔が沢山出てるよ」、と言います。

 私、「やっぱり」。

 妻、「右回りやわ」、「ずっと回ってるわ」、と言います。

 私、「稲荷さん、貴方たちは伏見稲荷大社の白狐様が使わした稲荷様ですね、そうなら、分かりましたので、一体ずつばらばらになってください」、と言いました。

 妻、「何匹居るんやろ、7〜8匹、いやもっと居るんかな」、と言います。

 妻、「皆きつい顔やわ」、「赤い目で、目が鋭いわ」、「柄が悪いわ」、「程度はあんまり高そうでもないわ」、と言います。

 私、「稲荷様、もう一度お聞きします。貴方たちは白狐様の使いの方ですね」、と聞きました。

 妻、「そうや」、と言ってる。

 私、「貴方たちはどの様なお役で此処に来たのですか、戦う為に来たのですか」、と尋ねました。

 妻、「稲荷さん、どう答えたら良いのか、皆で相談している、」、と言います。

 妻、「分からないみたい、あんまり賢いないわ」、と言います。

 妻、「稲荷さん、皆、手に棒を持ってるわ」、と言います。

 私、「稲荷様、手に持つ棒を、もう少し大きく見せてください」、と言いました。

 妻、「普通の棒やわ」、と言います。

 妻、「稲荷さんが、棒どうしを叩きながら、ぐるぐる回りだした」、「真中で棒どうしを、かちかちと叩きながら、回りだしたわ」、「これも右回りやわ」、と言います。

 私、「天狗さん、あんた、肩を治してほしいんやったら、稲荷さんに近づいてみ」、と言いました。

 妻、「天狗も稲荷さんも避けてるわ、お互いに避けてるわ」、と言います。

 大体分かって来ましたが、昨日白狐様が地面を叩いたり、地面に布をかぶせたりしたのと、一番最初に白狐様が地面を掘って、この天狗を出して来た事を思い出しましたので、聞いてみました。

 私、「天狗さん、あんたは地面から出て来たのか、そうなら、刀を抜いて高く上げてくれ」、と尋ねました。

 妻、「刀を抜いて、地面に突き刺したよ」、と言います。

 妻、「今日、天狗の首に、紐でつなげた物をかけているよ」、と言います。

 私、「天狗、それ、もうちょっと大きく見せてみ」。

 妻、「頭やわ、骸骨や」、「何やろ」。




 私、「天狗、お前、殺したんか」、「狐を殺したんか」、「白状してみ」。

 妻、「下を向いてしまったわ」。

 私、「はっきり言わんかい」、「大事な事やから、はっきり言え」、「はっきり言わんと、お前の首を斬り落とすぞ」、と強く言いました。

 妻、「狐を殺して、その頭を首にかけてる、と言ってるわ」。

 これでどうやら、何とか、見えて来ました。

 〜さんの左肩、左腕が治れば・・・・・。

 もう一押しです。

 今までの経験から、解決方法は分かります。


 6月23日(火)
 
 もう今日で終りにすると決心しています。

 此方の巳神に頼み天狗を呼んでみました。

 案の定、思っていたとおり、天狗の姿が出て来ません。

 私、「地神様、地面に伏せて隠れている天狗を引きずり出してください」。

 妻、「地神さん、くわえて引きずり出して来たわ」、「腹ばいになっているわ」、「上は着物で、下は袴みたいに見えるわ」、「顔は下向けてるわ」、と言います。




 私、「天狗、立ってみ」。

 妻、「立ったよ」。

 私、「本当に狐を殺したのか」。

 妻、「下を向いてしますわ」、「顔が鳥みたいになってしまってるわ」、「目が小さくなってるわ」、「右手で左の肩を押さえているわ」、「左肩が切れてる」、「何かが刺さってるわ」、と言います。

 天狗は、以前の様に威張ったりすることなく、元気が無く、鳥の様になってしまっています。

 私、「天狗よ、お前な、その肩を治して欲しいのなら、稲荷に謝るか、どうや」、ときつく聞きますが、反応が有りません。
 
 私、「どうや、お前の傷を治すには、稲荷さんに謝るしか道は無いぞ」、「わしが稲荷との中をもつから、心から稲荷さんに謝れ」、「わしが何とかするから、どうや、謝るか」、と何度も聞きましたが、反応が有りません。

 聞こえているはずですが、反応が有りません。

 私、「地神様、私の言っている事を、この天狗に伝えてもらえますか」、と言いました。

 妻、「地神さんが、口に紙をくわえて、天狗の所に持って行った」。

 妻、「天狗が紙に爪を突き刺して見てるわ」、と言います。

 妻、「紙を懐に仕舞ったよ」。

 私、「どうや、稲荷さんに謝るか」、「ほんまに謝るな」。

 妻、「頭を下に向けたよ」、「同時に、天狗の頭がばさばさの(ぼさぼさ)の鳥の様になったわ」、「目が小さくなってしまった」、「最初の天狗と大違いやわ」、と言います。

 この時点で、伏見稲荷大社、白狐様をお呼びしました。

 「稲荷大神秘文」を上げます。

 妻、「来てあったよ」、「青っぽい光りで、ぐるっと周って来てあったよ」、「白狐さんと違うわ」。

 私、「貴方は白狐様が寄こされた使いの方ですか」。

 妻、「けったいな狐さんやわ」、「女形やわ」、「仕草がオカマみたいや」、と言います。

 私、「嘘言うたらあかんやないか」。

 妻、「嘘なんか言うてないよ」、「首の横に、頭の毛が来てるし、オホホ言うて、手で口の横を押さえてるもん」。

 私、「白狐様、姿を見せてください」。

 妻、「上の方に来てあったわ」。

 妻、「オカマの稲荷さん、帰ったわ」。

 私、「白狐様、この天狗が狐を殺した事について謝りたい、詫びを入れたいと言っていますが、どの様にすれば許してもらえますか」、と聞き、天狗には、「白狐様の方を向いて謝れ」、と強く言いました。

 妻、「さっきから天狗さん、白狐さんの方を向いて、ペコペコずっと頭を下げてるよ」、と言います。

 妻、「どの様にしたら許してもらえると聞い後、何か分からないものが出て来たよ」、と言います。




 妻、「柄の先に、周りは赤い炎の様で、中が光っていて・・・・・」、と言います。

 このものの意味を聞いたのですが、この時点で、私も疲れてしまって、考える余裕が有りません。

 私、「白狐様が示してくださったものの意味が、もう一つ分かりません。そしてこの天狗も一生懸命に謝っています。白狐様、何とか許して頂けないでしょうか、私の方からも天狗に言って聞かせます。そしてこの天狗と同化していると思われる剣術家の〜さんの左肩、左腕、どうか治してやってください」、と頼みました。

 妻、「治してやっても良いが・・・・・・、と言ってる」、と言います。

 私、「どの様にすれば、〜さんの肩を治して頂けますか」、と聞きました。

 妻、「何も言わないわ」。

 私、「白狐様、そうすれば〜さんが伏見稲荷大社に行き、白狐社の前で、この天狗に代わり、誤り、侘びを入れれば、許してもらえ、〜さんの体も治して頂けますか」、と聞きました。

 妻、「右手(右足)で地面を叩いたよ」。

 私、「有難う御座います」、「よし(良し)と取ります」。

 私、「白狐様、この天狗はどの様にしたら良いでしょうか」、「私が縛って閉じ込めましょうか」、と聞きました。

 妻、「何も言わないわ」。

 この時点でこの天狗は、鳥の様な姿になってしまいました。
 
 私、「白狐様、それではこの天狗の事は私に任せてください。そして剣術家の〜さんには、今までのの内容を伝えます」、「今日は有難う御座いました、祝詞でお送りします」、と言って、「稲荷大神秘文」を上げました。

 白狐様は何時もの様にお帰りになりました。

 それで良し、という事です。

 何故なら、何か足らない事が残っている場合は、白狐様は帰らずに、私の顔を見ておられます。

 それにしても、剣術家の〜さんに取っては、不条理な事です。

 天狗が、何時の時代か分かりませんが、行った不条理な事の尻拭いを、〜さんが詫びを入れないといけない事になるとは・・・・・。

 不条理です。

 いくら剣術の面で守護し、指導しているとはいえ・・・・・・。

 尚、この天狗は、俗に言う、鳥天狗と思われます。

 大天狗の手先となり、散々してはならない事もして来たのでしょう。

 この天狗のこの先の扱い方は、又考えます。(本当は決めていますが)

 此処まで読んで来られた方は、殆んどが、私達夫婦の頭が変になってしまったのかと心配されていると思いますが、まあ、本職の方では、毎日お客さんと普通に話をしていますので、大丈夫なのでしょう。

 
 この領域から観た〜さんの病気の元は、同化している天狗から来たものと観ますが、当然現在の医学の助けも必要になります。

 尚、天狗の左肩、左腕に作用していたもの、又刺さっていたものは、はっきりとは分かりません。(推測すれば、いろんなものに取れるでしょういが)

 そして、私が天狗の左肩に噛み付いて離れずにいた狐に剣を下ろし、それが狐に当たらずに逸れたのは、此方の巳神がそうしたのでしょう。

 普通、逸れる事は有りませんので。


 

 7月1日(水)

  6月21日に剣術家の〜さんからメールが有、稽古会から帰る途中、K神社の境内に在る御社の写真を撮ると、屋根の上辺りに何かが写っていると送って来られました。

 オーブ写真です。



 良くある事ですが、〜さんの様に人間的に落ち着いた人には縁の無いものです。

 〜さんも初めての経験ですから、私の所に送って来られたのだと思います。

 6月25日に剣術家の〜さんから連絡が有り、28日の日曜日に、伏見稲荷大社の方へ謝りに行く予定ですと言われます。

 私は〜さんがそこまでしなくても良いと思ったのですが、〜さんの性格が良く現れていますので、何も言いませんでした。

 直にその事を、伏見稲荷大社の白狐様に伝えました。

 そして〜さんには、白狐社の前に行き、剣術の〜ですと言えば直に通じますので、と伝えました。

 6月28日、夕方の4時半頃、伏見稲荷大社、白狐様をお呼びしました。

 妻、「白狐さん、途中まで体を低くして這う様に来たけど、手前で普通の格好になったわ」、と言います。

 私、「白狐様、今日、剣術家の〜さんが、天狗の代わりに、伏見稲荷大社に詫びを入れに行ったと思いますが、来られましたか」、と聞きました。

 妻、「来た、と目で合図した」、と言います。

 私、「〜さんが遠路遥々伏見まで天狗に代わり、誤りに行きました。白狐様、〜さんの左肩、左腕を治してくださいますか」、と尋ねました。

 妻、「白狐さん、普通の顔で、右手(足)を斜め後ろに何回も、まあまあという様に動かしているわ」、と言います。

 妻、「それと最初から、星みたいなのが出ていて、それが二つに割れた様になったりしてるけど」、と言います。




 私、「白狐様、念の為、此処に天狗を呼んでください」、と言いました。

 妻、「白狐様、少し下を向いて、右手を後ろに動かしているだけやわ」、と言います。

 私、「地神様、天狗を此処に呼んでください、聞きたい事が有りますので」、と言いました。

 妻、「何にも出ないわ。普通の顔しとってやわ」、と言います。

 この後、何回も同じ事を聞きましたが、白狐様は同じ動作の繰り返しだけで、此方の巳神も、何も見せてはくれません。

 私には一つ気になる事が有りました。

 それは〜さんが武道の守り神として、天狗の絵を祀っている事を聞いていました。

 以前天狗を出した時、〜さんの肩を治してやってくれという事でその様な展開になったのですが、今となっては、その判断は間違いでしたので・・・・・、これは私の責任でもありますので、今の天狗の状態を知りたかったのです。

 巳神も白狐様も、何も見せてくれないという事は、天狗は〜さんの詫びにより、私達が呼んでも来れない世界に居ると取ります。

 天狗は、〜さんが稲荷様に対し詫びを入れた事により、天狗の世界に居るのか、又は今までの償いを背負わされて、修行の世界に居るのかは分かりませんが、もう呼ぶ事も無いし、祀る必要もありません。

 天狗は、自分の犯した罪を償う為に、〜さんに作用し、同化し、〜さんの体を使って、稲荷の頂に立つ伏見稲荷と縁を持たせたのでしょう。

 6月28日の夜に〜さんから連絡が有り、今までお祀りしていた天狗の絵を、伏見稲荷様に納めてきたと言われます。

 やはり〜さんは良くお分かりです。

 やはり〜さんは武士です。

 それで分かりました。

 何故、白狐様が、前足を斜め後ろに動かし、「まあまあ、もうすんだ事、もう気にするな」、と言いたげに、同じ動作を繰り返していた事が、分かりました。

 そして当日、白狐社を撮った写真を送って来られました。


 

 屋根の辺りにオーブの様なものが出ています。

 伏見稲荷の白狐社の前に立った方なら良くお分かりでしょうが、周りにこの様な靄の様なものを発生さすものはありません。

 〜さんに同化していた天狗と観ます。

 これで終わりました。

 〜さんの体調が元に戻るのは、少し時間がかかると思いますが、大丈夫です。

 治ります。

 それにしても、良い経験をさせて頂きました。

 良い勉強になりました。

 (最後に、少し軽い事を書きますが、天狗が出ている間に、一度で良いから天狗と勝負をしたかった事です。天狗の剣と、私が念じて出す剣で、一度で良いので、斬り合いをしたかった事です)


       (平成21年9月8日、追記登載)


 8月29日に剣術家の〜さんから連絡が有り、8月23日の大阪での稽古の帰りに伏見稲荷に立ち寄り、白狐様に挨拶を済ました後、白狐社の写真を撮って送って来られました。


 

 全く何も写っていません。

 そして左の腕の痛みは、今では全く感じないと言われます。

 痩せていた左腕の肉も盛って来て、今更ながら、改めて御神威に驚いていますと言われます。

 そして痛い思いもしましたが、実に数奇な数ヶ月だったとも言われます。


 平成23年9月6日(日)     追記

 この方(以後Oさんと呼ばしていただきます)とはその後、何かにつけてお付き合いをさせていただいております。

 Oさんは大変礼儀正しい方で、何かと御世話になっております。

 さてその後のOさんの活躍には大変目を見張るものが有り、ヨーロッパ、スペイン、アメリカなどに支部を持ち、この度アメリカで手裏剣の本を出され、今新たにメジャーデビューすべく、着実に階段を上がりつつあります。

 又Oさんは天狗の件以来、ふとした事から、前世が見えるという方に出会い、その方から、かってOさんは柳生新陰流の当主で、柳生藩の江戸屋敷に生まれ、日光祭礼奉行の職の関係で、修験の日光の山で天狗と縁が出来たと言われました。(私の思う所には、Oさんは国元、要するに京都に近い所、又はもう少し九州よりの土地に生まれたと観ます)


 その後Oさんは書物などから勉強し、又三重県の甲賀の地にも足を運び、ご自分のルーツが柳生であると確信されました。

 実は私の所には、Oさんが研究された沢山の歴史的資料が送られ、細部に渡っての一致する事項が沢山記されているのですが、悲しいかな、それを読んでも、頭の悪い私には全く解りません。

 もう少日本史を真面目に勉強していたらと、悔やまれます。

 只私がOさんの研究の中で興味を持ったのは、天狗というのは柳生新陰流の象徴という事と、幕末の時代、勤王か佐幕で日本が揺れた時、柳生藩では藩論が分かれて、京都に近い柳生の国元は勤王派、将軍家指南役の江戸屋敷は佐幕派と別れ、その後大政奉還で両派はいったん柳生に戻りますが、その時両派が衝突し、勤王派が佐幕派のリーダー9人を暗殺します

 「紫縮緬事件」です。

 佐幕派の江戸侍達は、結束を固める為に連判状を作っていたそうです。それを勤王派が、殿様に対する反逆の証しと決めつけ、9人を上意討ちにしました

 上記(霊視した)するブログの中で、此方の巳神様が天狗に対し、紙に書いたものを見せて(強制的に読ませていたのかも知れません)いたのは、Oさんと同化した勤王派の天狗(Oさんの前世は、勤王派の武士であった)に対し、佐幕派の連判状を見せて、勤王派の天狗(要するにOさんの前世の存在)に9人を殺した事の償いを戒めていたものと思えます

 天狗が首に頭蓋骨をかけていたのも、殺した佐幕派の9人の頭部かも知れません。

 そして9体の稲荷が棒をもって周っていたのは、殺された勤王派の存在を意味していたのかも知れません

 殺された勤王派の9人の武士が稲荷を通して、抗議の振る舞いを示していたのかも知れません。

 又Oさんは、殺された佐幕派の9人のお墓がある奈良の中宮寺に行くと、其処は長谷川流棒術を伝える家のすぐ側だったと言われます。

 天狗が自分の非を認め、謝り、改心した事で、Oさんの左肩、左腕の激痛は完治しましたが、はたしてOさんの言われる事が的を得たものか、以前此方の巳神様に聞いてみた事が有ります。





 
 武士と思われる男が、岩、崖?に向かい、両手をあげて嘆願している?様にも見えます。

 稽古着の様な服装です。
 
 黒っぽい袴を着けています。

 Oさんの前世の存在です

 そしてOさんのメジャーデビューについても、その是非を聞いてみました。



 武士と思われる方が片膝ついて、手には刀、棒?を持ち、此方を向いています。

 その後には、棒、槍?の先に、使い古した鍋がかけてあります

 男の前には「人」という漢字が見えます。

 海外に出て活躍して良し。

 それは、「人」との関係で成否が決る

 「人」と「人」との関係を大事にすれば、世界に出ても成功すると取ります

 そして今、Oさんは着実にその階段を登りつつあります。

 上記した資料の内容は、Oさんが正式に出版される予定ですので、これ以上は控えておきます。

 ふとした事から縁が有った話ですが、何とも思わぬ方向に展開して行ったものです。

 Oさんの御活躍をお祈り申し上げます。






 
 
鳴釜神事の実際と考察
(平成23年9月6日、末尾に追記報告有り)
ひとりごと・ふたりごと
ほ・・ほ・・ほ・・に、どうでも良いことですが
ひとりごと・たまに・ふたりごと・・4
手裏剣を打つ・・・手裏剣術と私(大塚保之)
新 ひとりごと・たまに・ふたりごと・・7
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