毛利のこだわり
あなたの町村の祭屋台のかき棒(本棒・脇棒など)に節はいくつありますか?また昇り総才や本棒など屋台本体、継ぎはぎで埋めまわっていませんか?
勿論100%無節というのは少ないですし、中々そこまで極上の檜棒は少ないです。しかしながら、人目につくところにポコポコはどうでしょう?
なるべく節を少なくするのが職人の技(心意気)ですし、高価な材木といえます。
木材に携わってる人なら節ナシが苦労するし、お金もかかるということがお分かりだと思います。
たまに節のある方が強い・・・という言葉も耳にします。では節が一杯の本棒で皆さんは満足するでしょうか?
例えば家の柱や建具だとどうでしょう?一等の桧柱と四方無節の桧柱・・金額には雲泥の差があります。
何も皮肉をいってるのではありません。商品を5分の1の価格とかで購入してるならそれもいいでしょう。
ただ買値の金額が高いから、とかだけで自慢したり必要以上に高い買い物をされてはいませんか?
一例)
節が多く木の芯に近い脇棒 交換した柾目が通って節のない脇棒
古い桧の正隅 新しい黒檀の正隅に 桜の正隅に
他の仕事例)
高欄の板 桧の一枚板 折上格天井
これは仕事途中の写真です