代表者ご挨拶
こんにちは。
社会保険労務士の三木文明です。
当事務所は労務管理の専門家として、極力労働問題の発生しない職場作りと予防に力点を置き、万一の発生時には初期消火に尽力します。労働問題はボヤのうちに消し止めることが労使双方お互いのためであり、それにはシステムたる警報装置が必要になります。
社会保険労務士法第2条1項3号には、社労士が行うべき業務として「事業における労務管理その他の労働に関する事項及び労働社会保険諸法令に基づく社会保険に関する事項について相談に応じ、又は指導すること。」とあります。
多かれ少なかれほとんどの企業で労働問題は発生します。それにどう対処するかによってその後の企業活動に大きな影響が出てきます。場合によっては訴訟に発展し弁護士さんに高い報酬を支払うことにもなりかねません。
人間はすべて幸福を求めて生活しています。ある程度のお金は欲しいと考えますが必要以上の財産を求める人はそれ程いないと思います。私たちの社会には、お金以外に幸福感を感じられるものがたくさんあります。それがやり甲斐であり生き甲斐であり、また働き甲斐なのではないでしょうか。
人間関係が乏しくギスギスした暗い職場、残業時間が長く休日の少ない職場、契約期間が短く将来が不安定な職場に対し、人間関係が良く、仕事量に調和が取れ週40時間労働を守り、従業員を大切に扱う人間本位の職場を比べれば、たとえ賃金に大差があったとしても後者に軍配が上がると思います。
従業員を大切にすることは会社を大事にし、継続させることに繋がります。みんなで協力して「誰もが働きたい会社」の実現に向けて頑張りましょう。微力ながらそのお手伝いをさせていただきたいと思っています。
平成24年2月24日記す
三木経営労務管理事務所所長 社会保険労務士 三木 文明