山日記(第7回)

平成16年10月23日(土曜日)山登りとは言えない程度に山に行ってきました。 一ヶ月ほど前から計画して、栃木県は那須高原の茶臼山に紅葉見物に出かけた。

それほど朝早くはなかったが、高崎から東北道をとばして那須高原には11時前に着くことができた。那須高原の大丸温泉から先は思ったとおりの渋滞で歩くほうが早いようなので遊歩道を歩くことにしたが、まずまずの天気で寒くもなく歩くにはちょうど良い気温だった。ほんの100メートルくらいだと思うが高度を稼いだだけで気温も下がり風も強く、雲の流れは速く日差しあるが下界の冬となってしまった。

ロープウェイを待つ長蛇の列が我々を迎えてくれた。15分ほどで早くも乗車できて(100人以上乗れるので早いもんだ)頂上駅にこれまた7分ほどで到着すると、日差しはあっても風が強いせいか、寒くてロープウェイ駅から出てもすぐに中に戻らないと凍えるようだ。

みんなあまり厚着の人は少なく写真を撮影する人も少ない。それでも頂上目指して中年隊は行く。若者や子供連れカップルはそのまま下りのロープウェイを待つ行列に並んで下山の途に付くようだ。こっちも冬の装備はしてないがせっかくだし、往復しても90分程度だろうと元気に出発した。

雲の流れが一段と速くなり寒いのなんの。防寒ジャケットを着ていても、中身が薄着のせいかえらく冷える。顔も皮がつっぱりなみだがこぼれそうだ。頂上も登ってしまうと周りは霧のためほとんど見えないし、早々に下山した。

群馬の山に比べるとずいぶんと北なんだなと感心した。しかし、紅葉はロープウェイからも、那須高原の上部でもまずまずだった。しかしまあ、やはり皇太子さまが登る時期にすべきだなーと思いました。

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