肺に期待

おおばこ

「難題」

夫は、若い頃からセキやタンがよく出ていましたが、4年位前に急にひどくなったことがありまして、 病院に行きましたら、COPD(慢性閉塞性肺疾患)と言われてしまいました。悪くなってしまった所は もう治ることがないので、治療法は特になく、これ以上ひどくしないようにするしか方法はないと言 われたようです。ひどくすると、酸素ボンベを引いて歩くことになると言われて、それまでどうしても やめられなかったタバコを、思い切ってやめました。

今回、思いがけず花粉症が治った私は、夫のセキやタンも、薬草でなんとか出来ないものだろうかと 思いました。これまでも、「民間薬療法」の本の中から、きんかんの蜂蜜漬け、大根の水飴、黒豆の 黒砂糖煮、ビワの粉末、清肺湯、など、さまざまなことをやってきましたが、どれも目に見えるほどの 効果は感じられませんでした。ただ、一年ほど前、風邪からひどいセキが続いた時に、悪くなって しまったのかと心配して、その病院に行きましたら、医者が「COPDの方は特に悪くなってはいません ね」と言ってはくれたそうです。でも、悪くなってしまった所は元に戻らないと言うことなのか、 相変わらずセキとタンは出ます。

COPD及びその予備軍の人は、何百万人もいるそうですが、この病気の人に怖いのは、風邪を引くことです。 夫もインフルエンザの予防接種だけでなく、肺炎の予防ワクチンも受けています。でも、冬になると、 毎年必ず風邪を引く方で、寒くなると途端に駄目なのです。こういった理由もありまして、セキ、タン に効くものから優先して、薬草を集めました。

ドクダミやオオバコなど、数種類だけのものから始めて、ほぼ半年くらい飲んでいることになり ますが、観察をしていますと、セキもタンも以前に比べて減ってはいるように思います。特に、夜、 布団に入ってから、しばらくするとセキがよく出ていたのが、少なくなったようです。風邪もこの冬は まだ引かずにいますが、これは暖冬のお陰かも知れません。

悪くなった部分が元に戻ることはないと言われるので、この病気には、はたしてどこまで効果があるか 分かりませんが、今より悪くしないよう、根気よく続けてみたいと思っています。

一番難題で、期待しているのは、この症状ですので、経過を書いて行こうかと思います。

※ このホームページを立ち上げたのは、平成19年1月半ばです。

※ 平成19年2月4日、相変わらずの暖冬ではありますが、数日前に急に寒い日がありました。 例年だとここで風邪を引いていたでしょうが、引かずに乗り切りました。タンの方はまだ時々出て いるようですが、セキはほとんど出なくなっています。明け方に少ししていることがあります。