独断的JAZZ批評 42.
5月にHPを立ち上げてから7ヶ月が経つ。
この間、約40枚のJAZZ・CD批評を行ってきた。
毎月数枚のCD購入の中から選ぶ、本当のお気に入りはそうそうない。
だから、手持ちのお気に入りを加えて批評をしてきた。
言ってみれば、32年間の財産で食いつないできたようなものだ。
過去分の中には本当のお気に入りが多く含まれている。
今年購入した(2001年新譜)CDの中から、お気に入りを選ぼうとすると枚数も限られる。
(逆を言えば、掲載が没になった作品が一杯ある)
その中から、今年のベスト3.を選ぶと・・・。
manaの選ぶ 2001年 PIANO TRIO BEST ALBUM
・KEITH JARRETT "INSIDE OUT" (JAZZ批評 35.)
ジャズの奥深さを探求した作品。インタープレイの凄さ、緊迫感とスリルに満ち溢れている。
・KENNY BARRON "LIVE AT BRADLEY'S" (JAZZ批評 22.)
リラックスしたライブ・ハウスでの乗りに乗った演奏。ジャズの即興演奏の楽しさが伝わってくる。
・NEWYORK TRIO "BLUES IN THE NIGHT" (JAZZ批評 30.)
これもジャズの楽しさを伝えてくれる1枚。録音の良さと相俟って、迫力ある演奏が聴ける。
敢えて、3枚選ぶとすると以上のCDが今年のお気に入り。
どれも甲乙つけ難い。
最初のKEITHの作品は聴く人を選ぶかもしれない。
他の2作品は文句無しに誰にでも楽しめるピアノ・トリオの傑作だと思う。
2002年も好きなJAZZ・CDを聴きまくって独断的JAZZ批評に掲載していきたいと思う。
これからも宜しく。
(2001.12.29.)