『サマーウォーズ』をめぐって | |
「映画通信」:(ケイケイさん) (TAOさん) ヤマ(管理人) |
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2009年10月12日(月)20時40分「ケイケイの映画日記」掲示板より
ヤマ(管理人) ケイケイさん、こんにちは。 (ケイケイさん) ヤマさん、こんばんは。 ヤマ(管理人) 素晴しい! 映画よりもケイケイさんの映画日記のほうが!(笑) アナクロはあっても、アナログ感に乏しかった感じのする映画作品と違って、ケイケイさんの映画日記の全然デジタル的でない“想い”というものの籠もった文章、いいですね〜(拍手)。それこそ、握り飯のように、お腹に入って力をくれます。さすがだと思いました。 (ケイケイさん) ありがとうございまーすヽ(^o^)丿。 ヤマさんはイマイチだった作品で、感想を褒めていただけると、感激もひとしおです(^−^)。 ヤマ(管理人) それだけオリジナルな説得力が、文章に備わっているということなんでしょうね(拍手)。 (ケイケイさん) 説得力ありましたか? それは嬉しいです。栄ばあちゃんには、本当に共感しましたから。 ヤマ(管理人) 夫の不始末も、侘助の不始末も、陣内家の不始末として負う人でしたね。 (ケイケイさん) とにかく登場人物一人一人、全部に感情移入してしまうほど、共感も理解も出来た作品だったので、熱く語ってしまいました。 ヤマ(管理人) とりわけ「陣内家長女の言葉。さらっと聞き流す人もいるでしょうが、実は大変深い意味があります。家族の意見がバラバラの時、絶対服従と言うと聞こえが悪いですが、そんな人が必要」には大いに感心。リーダーとかまとめ役って、実はそういうものですよね。メンバーに納得感を与えられる存在ということなんです。 (ケイケイさん) 本当に“誰が言ったか?”ですよね。 同じことを言っても、影響力がある人が言うのと、そうでない人が言うのでは、同じ内容でも、相手に与える影響はまるで違いますもん。 ヤマ(管理人) これが人間と機械の大きな差ですよね〜。 (ケイケイさん) そうなんです! -------育っていないものは何か、よきアナクロ部分とは------- (ケイケイさん) 私は、この作品のそういうアナクロ的な部分に、すごく共鳴しました。 ヤマ(管理人) それはもう、ケイケイさんの映画日記を読めば、それこそ「手に取るように理解出来ました(笑)。」 (ケイケイさん) ありがとうございます(笑)。リーダーもみんなで育てる技量が必要ですよね。 ヤマ(管理人) 全くです。近頃はメディアを筆頭に、育てるより叩くことにみな熱心で。特に、プロの名のもとに何でもかんでも叩きますよねー。お医者さんに対しても、教師に対しても、警察官に対しても。 (ケイケイさん) どんな職業にせよ、最初から出来る人なんかいませんからね。産科医や外科医不足も、こういうところから来ている気がします。 ヤマ(管理人) これには、僕は少し異なった見解を持っていて、今の医師不足を招いた一番の責任は、医師会にあると思ってます。 (ケイケイさん) 医師会ですか? これは全然及びませんでした。どうしてでしょう? ヤマ(管理人) 80年代(ちょうど弟が医大に行ってた頃)に“医師過剰時代の到来”を訴えて、医師会が医学部の定数制限の圧力を掛けていたんですよ。 (ケイケイさん) そんなことがあったんですか! 全然知りませんでした。 ヤマ(管理人) メディアも含めて、本当にみんなが忘れてるんでしょうかねぇ。なぜ言及する者が現れないのか不思議でなりません。 (ケイケイさん) 全く覚えてません(^_^;)。朝までテレビでやったらいいのにね。 ヤマ(管理人) 70年代にけっこうたくさん医学部が出来てて、受験生たちのトップ志望になってて、僕の通っていた中学でも三年生の大半が医学部受験志望で高校では理系を選ぶ情勢で、例によって天邪鬼でそれが嫌だった僕が文系志望を申し出ると、担任から文系にはいつでも転向できるから、理系を選びなさいと言われたものです。 (ケイケイさん) う〜む、それは天の邪鬼というより、反骨心では? ヤマ(管理人) 恐れ入ります。ものは言いようですな(笑)。 (ケイケイさん) ヤマさんは素敵なお医者様になられた気がしますよ(^u^)。 ヤマ(管理人) 根性ありませんから、あんな難儀で重たい職は向いてません。責任負うのが好きじゃないもの。逃げるのはもっと好きじゃないけど。 (ケイケイさん) 確かに命を背負う仕事ですから、並みの責任じゃないですよね。その重圧から逃れたくて、しがなくても開業医になる先生も多いんでしょうね。我が家のホームドクターの先生は、とっても信頼出来る良い先生なんですが、そう仰ってました。 ヤマ(管理人) そんなふうに自覚のある方は、いいんですけどねー。それはともかく当時、イタリアでは医師免許を持ちながらもタクシードライバーをやってる人がたくさんいるのだといったことを、例によってメディアが撒き散らし、粗製乱造を懸念するといったことを、識者とされる連中が、もっともらしい顔をしてしゃべってました。 (ケイケイさん) マスコミの体質って、全然変わってないんですねぇ。 ヤマ(管理人) はいなー。 先の『サマーウォーズ』の話でケイケイさんがおっしゃってたことに関連してきますが、育てられなかったんですな、リーダーであれ、マスコミであれ。それどころか、悪貨が良貨を駆逐しつつある気がします。 (ケイケイさん) 私たちはこうしてお話したり、映画で暴かれることによってマスコミの体質もわかっていますが、本も読まない、映画も観ない人は、簡単に信じると思います。 ヤマ(管理人) せめてTVを止めて新聞に立ち返るだけでも、かなり改善されるとは思うのですが。それも二紙読むのがいいですね。僕は大体そうしてきていますね、ケータイ嫌いの新聞派というアナクロ人間です(笑)。 (ケイケイさん) 確かに一紙だけではわかりませんね。全く違う視点で書かれた記事もありますし。 ヤマ(管理人) 医師免許には定年がありませんから、本人が断念しなければ、いつまでも続けられて、医療保険から収入の得られる職業(『歩いても歩いても』でも原田芳雄 演じる医者が医療を続けるか止めるかの葛藤が少し出てきてましたよね。)なので、後進の商売敵が続々と出てくることを恐れた既得権保有者の団体が圧力を掛けているのだろうと思いながら見ていた覚えが僕にはあるんですよ。 (ケイケイさん) 身を持って知るお話(笑)。 ヤマ(管理人) 若先生、老先生とか仰ってましたものねー(笑)。 (ケイケイさん) 原田芳雄の老医師は、引き際を知った良識のある医師だと思いました。 ヤマ(管理人) いつもいつも重篤患者と接するわけではないので、なかなかこうスッパリとはいかないものですよね。 車の運転免許とも通じてくる話ですが、どの段階でどういう手法によって取り上げる免許と取り上げない免許のさびわけを社会システムのなかに組み込んでおくかというのは、とても重要なことで、そうしておかないと、“引き際を知った良識”への期待では、なかなかことは上手くいかないだろうと思いますよねー。でも、きっと足を引っ張る引っ張る>医師会。 (ケイケイさん) 80歳過ぎた医師でも、立派な方はいらっしゃいますから。 でも少数であるのも確かなことです。引き際は難しいですねー。開業医はだいたい死ぬまでする人が多いですし。 ヤマ(管理人) でしょー。なんかヘンですよね、それって。 (ケイケイさん) 前の勤め先の先生のお友達で、80過ぎて酸素ボンベを吸いながら診察していた先生がおられました。診る方も診る方ですが、患者も患者ですよ(笑)。あそこまで行くと、責任を越えて依存しあってるみたいに感じました。 レセプトも再来年には完全オンライン化なんですが、まだレセプトはパソコンを使わず仕上げている、昔ながらの開業医が、全国に10%弱いるのだとか。もちろん高齢の医師ばかりです。その先生方は、当然オンライン化に反対で、署名運動しているとか。もし完全オンライン化が不首尾に終われば、医師会の「功績」ですね(笑)。 ヤマ(管理人) 点数計算の機械化の道も開きますから、反対するのは医者だけじゃないでしょうね。 (ケイケイさん) 今レセプトの点検は国保連合と支払い基金がしていますが、完全オンライン化で、職員は減るそうです。 ヤマ(管理人) 医療そのものにしても、当時は、今ほどに専門化するとは思ってなかったでしょうしね。 今は、医療訴訟のことやメディアが素人に撒き散らす医学知識の氾濫のなかでのインフォームドコンセントやらで、昔の医者のように幅広く診る医者がいなくなり、一定人口当たりに必要な医師の数と種類が昔より格段に多くなっている気がします。だから、余計に不足が目立つ状況になっているように思うんです。 そういうことを見越せないままの先の不安に駆られて、定数削減圧力を掛けて政治家を動かし、官僚がそれに負けたから、今の状況がある気がしているんですよ。 官僚主導だの政治主導だの、最高権力者の独裁だのフィクサーの暗躍だの、まぁメディアは時々に応じてオーバーに煽るのが習いで、ちょっと美味けりゃ“絶品”、涙を浮かべようものなら“号泣”の世界ですから、大事なのは、何がどのように動いているかなのに、いつも、誰が誰が、どっちがどっちがって、そればっかで辟易とします。 (ケイケイさん) なるほど。お話でよく理解できました。ありがとうございます それで、昨今は医師不足で、また定員を増やしたんですよね? ヤマ(管理人) 医師不足はかなり前から言われてましたが、対応遅かったですよね。 (ケイケイさん) でも医学部は六年、一人前になるには最低でも5年かかるとして11年、それまでお年寄り医師に頑張ってもらうんでしょうか? ヤマ(管理人) そこが狙いですから、医師会の(笑)。外国人有資格者なんて絶対認めないでしょうね。 (ケイケイさん) 日本での国家試験に受からなければならないから、まず言葉の壁がありますしね。何でも今はインドが医療大国なんですって。 ヤマ(管理人) ほぅ、それは知りませんでした。映画やITだけじゃないんですね。 (ケイケイさん) アメリカなどは保険がないから、格安で手術が受けられるそうで、殺到しているんだとか。海外に流出していた医師も、患者が多くなったことから戻ってきているんですって。 ところで、うちの近所の婦人科の老女医なんか、もう80歳越えてるんですが、まだ毎日診察してますよ。多分辞めたいと思うけど、近所の婦人科、どんどん減ってるんでね、辞められないんだと思います。 ヤマ(管理人) 年季の全てを否定する気もないし、個々の事例では単純に年齢で決められないのは、運転免許も同じです。それは二十歳の選挙権とも同じで、二十歳を過ぎてる有権者よりもよほど選挙権を与えたいとか、被選挙権さえ与えたくなるような十代がいても、社会制度としては、そうはできないのですから、同じ論旨で制度としては、年齢で切るようにするしかないだろうと僕は思ってます。 まぁですから、一番の犯人は医師会にしても、やっぱり二番目は例によって、今は医師叩きのメディアですよね。でもって、その次に来るのが、それに乗せられて医師に不信の目を送る一般人(とほ)。 (ケイケイさん) 私も今の仕事をするまでは、合併症と医療ミスを混同していたんですね。マスコミはこの辺の知識を、医師叩きする前に民衆に伝えるべきですよ。 ヤマ(管理人) 彼らは、いつだって伝えるべき大事なことをそこそこにしか伝えず、害毒を及ぼすような煽り立てばかりしますからねー。特にTV(憤)。 この状況ってケイケイさん仰るところの「育てる」環境が損なわれた結果ですよね。『ディア・ドクター』でも、刑事の零すシニカルな指摘が効いてました。あ、この日誌も綴りたいと思ってるのに、まだ手をつけてないや(苦笑)。 (ケイケイさん) 良かったですよね、この作品。でも私は、やっぱり『ゆれる』の衝撃の方が強かったです。一見『ディア・ドクター』の方が優しく見えますが、こっちのほうが いけずやったでしょ?(笑)。 ヤマ(管理人) 『ゆれる』よりも いけずってのは? (ケイケイさん) 人間観察が、細部まで行き渡って、腕が上がったので(笑)。 私、この監督さんは毒のある怖い人だと思ってます(笑)。 ヤマ(管理人) そうですね。僕も、あの刑事の配置には驚きました。そうしたうえで、製薬プロパーに卒倒芝居をさせる場面を盛り込むのだから、確かに「いけず」かも(笑)。あのシーンにはやられました(笑)。 (ケイケイさん) 実際はすごく怖い人らしいですよ、西川監督。平たんな人生で無かった事は確かでしょう(笑)。 ヤマ(管理人) 僕は見たことありませんが、美人でナイスバディだとも聞きました。のっぺり平坦ではなさそうですな(笑)。 (ケイケイさん) 美人ですね。それも可愛い系。ヤマさん好みかも?(笑)。 ヤマ(管理人) それはともかく(苦笑)、ずいぶん長々と脱線してた話を元に戻しますと、人の評価や判断というものは、「何」で決まるより「誰」で決まることのほうが圧倒的に多いし、確かだというのは、多少長く生きていると体感してますよね。でもって、そういう存在を得ているグループというのは、安定感があります。 大家族に限らず、長老や村長(むらおさ)というのは、そういうもので、長(おさ)を上手く機能させるためには、付与されている権力を上回る権威を彼らが身につける必要があったので、彼らもまたそれなりに身を律する場面が多かったように思うのですが、今時の長(ちょう)なんてのは、権力のほうにしか目が行かないようですね。「おさ」は治めるに通じる気がしますが、「ちょう」じゃ偉そうにしてるだけっぽい(笑)。 -------世代差よりも大きい視点差------- (ケイケイさん) ちなみに三男が友達と観てきて大感激で、もう一度別の友達誘って観に行ってましたよ♪ ヤマ(管理人) デジタル感覚やバーチャル・ゲーム感覚に馴染みのある世代には、そうなのかもしれませんねー。 (ケイケイさん) 息子的には、バーチャルなゲームシーンより、家族の絆を描いている部分とか、コイコイのシーンで、見ず知らずの人が夏希に協力することに、感動したみたいです。 ヤマ(管理人) 素直で、よいお子たちですねー。僕が感じたような気持ちの悪さというのは、今やけっこう希少なものとなってて、僕同様に、この作品に馴染めない人でも、その理由の多くは、旧家的大家族礼賛に対するもののようですからねー。 しかし、この映画日記を例の直リンクに拝借しようとすれば、拙日誌も綴らんならんというこっちゃな。さて、どないしよ(たは)。 (ケイケイさん) mixiの日記を、そのまま載せるとか、如何ですか?(笑)。 ヤマ(管理人) それもありかと思いましたが、こちらの映画日記を拝借するために、綴りましたよ、拙日誌(あは)。今回の更新でアップしてみました。 (ケイケイさん) 読ませていただきました。わざわざありがとうございます。 ヤマ(管理人) こちらこそ、ありがとうございます。 (ケイケイさん) ヤマさんの気持ち悪さが、手に取るように理解出来ました(笑)。決して天の邪鬼ではないと思いますよ。 ヤマ(管理人) 寛大なお言葉、ありがとうございます。 (ケイケイさん) ヤマさんはデジタル的な部分、私はアナクロ的な部分と、視点が違えばこうも感想が変わるものかと、私も面白く拝読させていただきました。私はオタク気質が結構あるので、この作品の世界観にも違和感なかったのかも知れません。 ヤマ(管理人) 世界大会さなかのときでも、フィギアと聞くと、スケートよりも人形のほうを想起するとおっしゃっていたTAOさんなんか、『サマーウォーズ』は、どうご覧になるんでしょうね(笑)。 (ケイケイさん) 栄ばあちゃん、『山猫』のランカスターに似てるなぁと思ったんですよ。大倉さんがそのフレーズを使って、観てもらおうと仰ってましたが、ご覧になってないようなので、不発みたい(笑)。 花札の場面で、「何か賭けなきゃ、面白くないじゃないか」っていうセリフ、それは男のセリフだろ?とツッコみました(笑)。 ヤマ(管理人) 篤姫も囲碁が好きで、そのことをそんなふうに言われてましたね、そう言えば。 (ケイケイさん) あちこちで書いてるんですが、三男が5歳の頃、お兄ちゃんたちとモノポリーをやっていて、「これでサイコロで5が出たら、ホテル建てられるねんな?」と、もう本当に目が血走ってキーキー興奮してるんですよ。そしたらサイコロ振る時、おしっこちびったんです(爆)。この子ね、オムツ取れた後は全く粗相したことのない、下の固い子なんです。それでも「博打」となるとこうなるのかと、こんなチビでも男やねんなぁと、あの時大変勉強になりました(笑)。 ヤマ(管理人) コイコイ、麻雀、競馬、競輪、ブラックジャック、むかしから勝負事は好きでした。スポーツ観戦も。で、博打にも関心はあって昔綴った『麻雀放浪記』の映画日誌に、そのへんのところに少し触れてます。今となっては、ちょっと懐かしい感覚なんですが。 (ケイケイさん) そうなんですか! 日ごろのヤマさんからは、意外ですね。 ヤマ(管理人) もう賭け事は一切やってません。元手がありませんから(とほ)。 (ケイケイさん) でもそういうのは普通、あら〜・・・と言う感じで、眉を顰められるものですが、ヤマさんから聞くと、ちょっと好感度アップするから不思議ですね(^−^)。 ヤマ(管理人) そーなの? なんか特別待遇じゃないですか(笑)! あれだけ耽っていたのに、よく止められたものだと感心された遠い日が懐かしい(笑)。 (ケイケイさん) 意外な一面、それもマイナス材料になるようなものを見せられと、何となくこの人にも弱点があったのかと、却って+になるもんですよ。ほら、女の人も、隙がある方が色っぽいでしょ? でも止められるんですねー。うちの夫もパチンコ止められるかしら? ヤマ(管理人) それはそうとTAOさんは、『サマーウォーズ』をご覧になってないみたいなんですが、オタク心への理解度は、ケイケイさんに負けず劣らずの方なので、支持しそうに思う一方で、アナクロ的な家族主義には抵抗しそうなので、乗れないのじゃないかとも思い、興味津々なんですが、ケイケイさん、どう思われます?(笑) (ケイケイさん) TAOさんも栄婆ちゃんには惚れると思います(^−^)。 -------召喚されたTAOさん------- (TAOさん) すみません!(汗) ヤマさん、ケイケイさん、それに大倉さんも、ご期待に添えずすみません! 私はオタクシンパのくせに、アニメの大半が苦手なんですよー。『時をかける少女』もぜんぜんダメでしたからねえ。 (ケイケイさん) TAOさん、おはようございます。お返事遅くなってすみません。 「時かけ」、「サマ〜」があまりにも気に入ったので、CSを録画したのですが、そういえば観るの忘れてます(^_^;)。 私は、アニメは結構観る方かな? でも、「エヴァ」とかは観ないので、オタク度はTAOさんには負けていると思います(笑)。 (TAOさん) ピクサーやディズニー作品は3Dで描かれたキャラの質感や陰影の付け方の不自然さが気持ち悪いんですよ。我ながら細かいんですけど。(つるんとしたロボットが主役だと大丈夫なんですが、人間や動物が苦手) 日本のアニメの場合は平面的なキャラとリアルな背景とのギャップがとっても気になってしまうんです。 エヴァぐらい突き抜けた超オタクな世界観とか、ポニョみたいにアナーキーな手描きアニメならいけるんですが、『サマーウォーズ』の場合は、内容以前にまず絵柄がネックで、これはきっとダメだなと思いました。 (ケイケイさん) 確かにこの作品は、とっても平面的なので、好き嫌いが分かれる画風ですね。 私は何事もとてもアバウトなんで、気になりませんでしたが(笑)。 (TAOさん) 『山猫』のバート・ランカスターはたしかにいい釣り餌だったんですけどねー。 (ケイケイさん) ランカスターの色気と憂いはなかったけど、気風の良さと大胆さと母性で、見事に求心力のある家長を表現していましたよ。男性的なんですけど、決して男勝りでないところに、とても惹かれました。 ヤマ(管理人) TAOさんは、やっぱり御覧になりそうにないみたいですが、残念ですよね〜(笑)。 (ケイケイさん) そうみたいですねー。残念。 ヤマ(管理人) さて、拙日誌では、けっこう言いたい放題、書いちゃってますが、あの日誌に拝借しても構いませんか? 少し先のことではありますが。 (ケイケイさん) どうぞどうぞ。持って行って下さいませ(^u^)。 ヤマ(管理人) ありがとうございます。僕も決してダメ作品とは思ってないんですよ。むしろ面白く観たからこそ気持ちが悪いんであって、面白くもなければ、きっと気持ち悪さは生じなかった気がします。 (ケイケイさん) それはありますね。ちょっと違いますが、私はイニャリトゥ嫌いですけど、全部観てますから(爆)。 ヤマ(管理人) そういうのって、ありますよねー。好事家のサガです(笑)。 (ケイケイさん) 観たくないのに観てしまったり。ホントに謎の生態ですよね(笑)。 |
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by ヤマ(編集採録) | |
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