鯉釣りを紹介するサイトLightBlue

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「一生幸福でいたかったら、釣りを覚えなさい」とも言う

これから鯉釣りを始める方へ

鯉釣りの魅力はたくさんある

鯉釣りをお勧めする理由は、たくさん魅力があるからです。たくさん魅力があるからこそ、これから釣り自体が初めてという方でも、すでに他の釣りを経験したことがある方でも、楽しめる趣味になると思います。

ここではよく挙げられる鯉釣りの魅力をご紹介します。

気軽に大物釣りが楽しめる

鯉はとても身近な魚です。きっとあなたのすぐ近くの河川や池にいることでしょう。しかし、その魚が80cmを超えるような巨体であることはご存知でしたか?90cmやメーターとなると多少場所を選びますが、80cm台なら小さな池や小河川でも泳いでいます。つまり、わざわざ遠出をしなくても大きな魚に出会えるのです。そんなサイズ感もあり、掛かったときの引きは強烈です。この引きに魅了される人も多くいます。

簡単に挑戦できる

上のトピックと少し被りますが、鯉を釣るのに遠出をしなくても良いことはメリットです。また、磯釣りなどのように渡船は必要ありませんし、大体は安全な場所で釣りができるので、お子様連れでも比較的トライしやすいと思います。初心者の方にとってもハードルは他の釣りに比べて低いです。餌の手配も釣具店に行けば大体ありますし、ネットショッピングでもOKです。道具は凝ってしまうと高額になってしまいますが、代用できる道具はいくらでもあります。

釣るまでの考え方が面白い

釣り方にもよりますが、鯉釣りは仕掛けをセットして待つ釣りです。つまり、鯉がそこで口を使う(捕食する)ということを先読みしなければなりません。そのため、時期やフィールドのクセなどから釣れる理由を探し出し、ポイントを決定し、鯉の反応を見ながら釣りを組み立てていかなければ全く釣れません。直観も大事ですが、雑な釣り方は通用しない非常に論理的な釣りです。だからこそ、自分の予想通りに釣れたときは嬉しいものです。

釣りを通して自然を味わうアウトドア

鯉釣りは鯉を釣る楽しさもありますが、自然に身を置く時間も提供してくれます。鯉の警戒心が解けるまで、または鯉の回遊があるまで、など理由は様々ですが、鯉釣りには多かれ少なかれ待ち時間があります。この待ち時間の楽しみ方がまた千差万別で面白いのです。例えば、私は竿先をただぼ~っと眺める時間が大好きです。また、他にはパソコンを持ち込んで作業をする、サクラやススキなど季節のものを見つけては写真を撮る、鯉釣りの餌をそのまま使って小物釣りを楽しむ、みんなでバーベキューをしてワイワイ待つ、など待ち時間の楽しみ方はたくさんあります。竿を振り続ける釣りも良いですが、そういう「間」を楽しんでみませんか?

70cm台の鯉
大体の釣り場でのアベレージサイズは60~70cm台。しかし、アベレージサイズと言えど、結構引きます。その引きに魅了されているカープアングラーも多いです。
多摩川での鯉釣り風景
都会の喧騒がすぐそこにあるはずなのに、河川敷にいるだけで別世界にいるような気持ちになります。鯉釣りではそういった非日常感も味わうことができます。

鯉を釣ろう!その釣り方をご紹介

鯉釣りには、様々な釣り方があります。次にお示しする3つはその中でも代表的な鯉の釣り方です。特に主となるのは、仕掛けを投げ込んで待つ「ぶっこみ釣り」で、鯉釣りと言えばこの釣り方を指します。近年ではヨーロッパスタイルが普及し、よりスタイリッシュに、より機能的になってきました。ぶっこみ釣りは待つ釣りですが、反対にパンの浮かせ釣りは「動く」釣りで、バス釣りやフライフィッシングに近い感覚です。鯉の動きがわかる釣り方なので、まずは1尾釣って鯉釣りの感触を掴むのには良いかもしれません。ウキ釣りはウキの動きでアタリを取りますので、鯉を掛けるまでの駆け引きが面白い釣りです。

ぶっこみ釣り

最もメジャーな鯉の釣り方

ぶっこみ釣り(ヨーロピアンスタイルを含む)

「ぶっこみ釣り」は餌の付いた仕掛けを投げて鯉が掛かるまで待つ、つまり海釣りで言うところの投釣りに相当します。最もメジャーな釣り方で、仕掛けや道具に違いはありますが、海外でもこのぶっこみ釣りのスタイルが一般的です(海外の鯉釣りスタイルを指す場合は「ヨーロピアンスタイル」や「カープフィッシング」と呼ばれます。)。

パンを吸い込もうとする鯉

フィールドによっては数・型とも出る攻めの鯉釣り

パンの浮かせ釣り(パンプカ)

「浮かせ釣り」は、主に都市河川などで浮いた餌を食べる鯉の習性を利用した別名パンプカ、パックン釣りなどと呼ばれる釣り方です。最低限の道具と、パンを用意できれば挑戦できるので、入門しやすい鯉の釣り方です。また、少しコツを掴めば1日10匹以上という釣果も珍しくありません。この釣りの醍醐味は、浮いたパンを食わせる釣りになるので、鯉がパンを吸い込もうとする緊迫感がたまりません。

ウキ釣りで釣り上げた鯉

ウキの動きを読み取り、鯉との駆け引きを楽しむ

ウキ釣り

主に釣堀で用いられる釣り方ですが、野釣りでも十分に通用します。ウキが消し込む一瞬は、他の釣り方とは一味違う緊張感が味わえます。自然環境下では釣堀ほど鯉の魚影は濃くないので、鯉をいかに寄せられるかが勝負の分かれ目となります。