ヴェルキ(1904-1983)はドイツの作曲家、マンドリン奏者、指揮者。20 歳からマンドリン
オーケストラのための作曲を手がけましたが、当初のトレモロ奏法が主体のロマン派的
作風はのちにピック奏法による新古典主義音楽へと変化していきました。初期の作品である
本曲は両方の奏法が生かされ、管楽器と絡み合いながらドラマチックに展開されます。
3つの「アヴェ・マリア」 (岩ア富夫 編曲)
※ギターアンサンブル(フルート/コントラバス 独奏付き)
数ある「アヴェ・マリア」の中で3大アヴェ・マリアと称される C.グノー
(バッハの平均律クラヴィーアの前奏曲を伴奏としたもの)、F.シューベルト、
G.カッチーニ(実際は V.ヴァヴィロフがカッチーニの名前で発表)の
「アヴェ・マリア」をメドレーにしました。今回はギターの伴奏でフルートと
コントラバスのソロ演奏をお楽しみください。
(フルート:不二原輝子 コントラバス:倉持 敦)
すみれの花咲く頃 (F.デーレ 作曲 山本雅三 編曲)
1928年にドイツ制作映画「再び白いライラックが咲いたら」のテーマ曲として
オーストリアのデーレ(1883-1965)が作曲。春のすみれの花を恋の象徴として
歌い、初恋の人を 思い出すという切ない感情が伝わってくる曲。宝塚歌劇団
(演出家の白井鐵造が和訳)では象徴曲として歌い継がれています。ソプラノ
歌唱付でお楽しみ下さい。 (歌唱:大川晴加)
抒情曲集 (赤城 淳 編曲)
大正から昭和にかけて発表され今も歌い継がれる抒情歌4曲「出船(杉山はせを 作曲)
〜あざみの歌(八洲秀章)〜城ケ島の雨(梁田 貞)〜宵待草(多 忠亮)」のメドレー。
編曲者の赤城 淳(1920-2007)は早稲田大学マンドリン樂部のOBで日本マンドリン 音楽界の
指導者として長く活躍され、マンドリン合奏曲の作・編曲作品を数多く残されています。
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