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活木庵のこころ こしらえ お品書き 手打ちそば もんべつ・あとがき
あとがき

あとがきとオホーツク紋別


 「所変われば、品変わる」と言いますが蕎麦も又地方色があり、好みもまた変わるようです。
 江戸そばは、白くて細いものが好まれた様ですが、北海道の場合は太くて黒くゴツゴツして短く切れたそばが本当のそばだと言う人が少なくありません。
 十返舎一九作 「金の草鞋(わらじ)」の背景に「あく抜きそば」といった文が見えますが、そばの実のなかで「あく」は殻とその下のヌカに集中しています。

 この部分を取り除いて挽き上げたそば粉が、江戸のそば粉だったようです。この事はその土地柄、気候風土に根ざしていたらしく、
 関西、関東地方では、東北、北海道に比べると温度、湿度とも高くそば粉の保存状態が悪く、殻ごと挽き込んだ、挽きぐるみのそば粉は劣化しやすく不向きで、その点、殻を取り除いた「ヌキの粉」の方が保存性もよく珍重されていたものと思われます。

 ひるがえって、北海道では、梅雨も無く、気温も冷涼で、殻を挽き込んだ粉でも保存性にはまったく問題なく利用され、そのためか、黒みがかったそばの方が、そばらしいといわれ、よく好まれ今日に至っているのかも知れません。
 このように、風土に根ざした様々なそばが、日本にはあったと思われます。

赤ちゃんあざらし


  北海道のそばは、開拓の歴史の中で主食にもなる重要な食べ物でした。

 年配の方にお話を伺うと、その頃、そばは、当時主食にしていた小麦よりも上の食べ物でとても贅沢な食べ物だったと聞きます。お母さんがすばやく手打ちし、茹で上がるのを子供たちが楽しみに待つ。そんな光景が目に浮かびます。

 洗練された「粋な」食べ物として定着した、本州、特に「江戸そば」と、北海道にあって、開拓の歴史の中で日々命をつなぐ糧としてのそばでは、その価値観に歴然たる隔たりがあるのだと感じます。

 活木庵は、歴史の違い、風土、環境の違いがあれども、手打ちそばの伝統を守りながら、唯ひたすら、「美味しい」を追求して行きたいと思います。

     従業員一同、皆様のご来店をお待ち申し上げます。  敬白


コアラッコ


   

もんべつ


紋別の観光パンフレットです
何かの参考にして下さい。

  @ 市立博物館 

  A 流氷センタ 

  B 紋別マップ 

  C 氷紋の駅  


 D 健康プール 

 E タワー大山 

 F 観光協会  

 G ガリンコ   


資料は、いずれも各団体のパンフレットです。

 ぜひ、訪れてみて下さい。




※ 最新情報は紋別市ページにてご確認下さい!

 ようこそ 紋別市ホームページへ! とっかりセンター とっかりセンター



   ★コラム★

 お寿司に江戸前が有るように、お蕎麦には、江戸蕎麦があります。その昔、蕎麦産地より遠路はるばる運ばれてきた蕎麦の実を、名うての職人達が工夫を重ね、上品な食べ物に仕立て人気を博したのが始まりです。それは、作り手も、客も小気味良い気質とあいまって 洗練されていて、粋で、通な食べ物でした。

 現代は、自由で、自分流の時代です。蕎麦も、自由で有るべきです。蕎麦屋は、主人が自分の思いや技量をすべて出し切り、お客 様に共しますが、 お客様は、食べ方など気にせずに、「汁」もお好きなようにして楽しく召し上がって頂ければそれが一番です。 そこには、うんちくも能書きも要りません。もし、美味しいと感じられたなら、好みと思われたなら、 どうぞ、それを楽しんでください。


  ホームページ作成に当たり、そばに関する数種の著書著作物を参考にさせて頂きました。
それらをそのまま転載することは致して居りませんが多くの啓蒙を頂いた事をここに感謝いたします。
  活木庵 店主 高畑 順一 ・Hp担当:BOBHOUSE  

…活木庵は、皆様のご来店を 心よりお待ちしています!…



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