運動方程式
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命題「外部からの力がなければ、速度は一定である。」というのが「慣性の法則(運動の第1法則)」です。 静止しているものは静止し続け、運動しているものは等速直線運動を行います。 では、この命題の裏は?・・・というと、 命題「外部からの力があれば、速度は変化する。」となります。 速度が変化するということは、加速度が生じているわけで、言い換えると、 命題「外部からの力があれば、加速度が生じる。」となり、これが「運動の法則(運動の第2法則)」です。 運動の法則は、「運動方程式」によって記述することができます。 ![]() 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 【運動方程式】・・・「力学」の基礎方程式です。(力)=(質量)×(加速度) (※)事前に、「加速度」について学んでおくと良いです。→ こちら (01)重さ(質量)の単位(小3)・・・重さ(質量)の単位「t」「kg」「g」を知ります。 (02)重さ(質量)の計算(小3)・・・重さ(質量)の計算をします。 (03)重さと質量の違い(中1)・・・小学校の「重さ」は「質量」のことなので、注意しましょう! (04)アイザック・ニュートン(1642−1727)・・・古典力学(ニュートン力学)生みの親。 (05)運動量(高2)・・・“運動の勢い”を(質量)×(速度)という物理量で表しました。 (06)慣性の法則(高1)・・・外部からの力がなければ、速度は一定です。 (07)運動の法則(高1)・・・「慣性の法則」の裏です。 (08)力積(高2)・・・力は、その大きさもさることながら、加える時間も大事です。 (09)力(高1)・・・ 1 kg の物体を 1 m/s2 で動かすのに必要な力を 1 N としました。 (10)運動方程式(高1)・・・(力)=(質量)×(加速度)です。 (※)「自由落下運動」で、落ちれば落ちるほど、物体の速さが増すことを学びますが、 実際には、空気抵抗があるので、ある一定の速さ以上にはなりません。 空気中を落下する物体の速さは、時間とともに、どのように変化するのでしょうか? 「1階線形微分方程式」を解いて、グラフを描いてみましょう。 「万有引力の法則」に戻る |
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