放物線

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2次関数のグラフは「放物線」と呼ばれますが、なぜ、放物線と呼ばれるのでしょうか?

「放物線」とは“物体を放ったときに描く曲線”のことです。

物体を放った後、その物体が描く軌道(軌跡)が2次関数で表されるので、

(放物線)=(2次関数のグラフ)となったわけです。



学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。

「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。

自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。

カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。



【速度】・・・「速さ」と「速度」の違いを意識しましょう!


(01)
運動学・・・物理は、「力学」の前に「運動学」があるのです。

(02)
変位(高1)・・・“位置の変化”のことで、向きと大きさをもったベクトルです。

(03)
移動距離(高1)・・・「変位」との違いは、向きを考えるか考えないか、です。

(04)
速度(高1)・・・“単位時間あたりの変位”を表す物理量です。

(05)
速さ(高1)・・・“単位時間あたりの移動距離”を表す物理量です。

(06)
等速直線運動(高1)・・・速度が一定の運動です。「等速度運動」とも言います。



【加速度】・・・これも「単位量あたりの大きさ」の例で、“単位時間あたりの速度”です。


(07)
運動の記録(中3)・・・ミニカーが斜面を走る動画を撮影してみましょう!

(08)
記録の整理(中3)・・・測定結果をグラフに表してみましょう!

(09)
速さを求める(中3)・・・単位時間に進んだ距離を計算すると、速さが求まります。

(10)
速さと時間の関係(中3)・・・速さが時間に比例していることを知ります。

(11)
速さの増加量(中3)・・・速さの増加量が一定であることを知ります。

(12)
加速度(中3)・・・その一定な“速さの増加量”のことを「加速度」と言います。

(13)
加速度(高1)・・・速度が一定でない運動に生じています。

(14)等加速度運動(高1)・・・加速度が一定の運動です。



【放物線】・・・2次関数のグラフが「放物線」と呼ばれる理由を考えましょう。


(15)
重力加速度(高1)・・・重力により生じる加速度です。

(16)
自由落下運動(高1)・・・空中で静かに手を離したときの物体の運動です。

(17)
投げ上げによる運動(高1)・・・真上に投げ上げた物体の運動です。

(18)
投げ下ろしによる運動(高1)・・・真下に投げ下ろした物体の運動です。

(19)
水平投射による運動(高1)・・・真横に投げた物体の運動です。

(20)
斜方投射による運動(高1)・・・斜めに投げた物体の運動です。



(※)月面上での重力は、地表面上での重力の1/6なので、

   月面上での月探査ロボットの飛距離は、地球上での飛距離の6倍になります。

   本当にそうなるのか確認しましょう!。



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