度数分布表
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ひとまず「表」にまとめたのは良いけれど、一見して分かるのは、 大阪府(60万609円)が最も高く、福井県(28万1613円)が最も低い・・・ということくらい。 分布全体の様子を知るには、どうすれば良いのでしょう? ![]() 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 【度数分布表】・・・階級数をいくつにしようか、悩ましい問題です。 (01)度数分布表(小6)・・・資料全体を、いくつかの区間に分けて整理し、散らばりの様子を表します。 (02)階級(小6)・・・度数分布表における、それぞれの区間のことです。 (03)階級値(小6)・・・ある階級において、その階級を代表する値のことです。 (04)度数(小6)・・・各階級に含まれる資料の数です。 (05)相対度数(小6)・・・データの大きさが異なる複数の分布を比較するときに有効です。 (06)階級数・・・「スタージェスの公式(次の項目)」により決定します。 (07)階級幅・・・階級数が決まると、階級幅も決めることができます。 【スタージェスの公式】・・・階級数を決める時に役立ちます。 (※)事前に、「対数」について学んでおくと良いです。 → こちら (08)コイン投げ(小6)・・・2パターン(表と裏)が1通りずつです。 (09)2回投げる(中1)・・・3パターンで、合計4通りです。 (10)3回投げる(中1)・・・4パターンで、合計8通りです。 (11)n回投げる(高1)・・・( n + 1 )パターンで、合計2n通りです。 (12)二項定理(高2)・・・n回投げたときに2n通りになることを導出できます。 (13)ハーバート・スタージェス・・・1926年に「スタージェスの公式」を発表したアメリカの数学者。 (14)スタージェスの公式・・・用いたサンプル数に対して、可能な階級数を返します。 (※)「一覧表」から「度数分布表」にすることで、かなり情報整理することができました。 この情報を、より視覚的に訴える方法があります。 → こちら 「高校授業料」に戻る |
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