王水

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塩酸と硝酸の混合物は、金( Au )をも溶かすので「王水」と呼ばれていました。



学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。

「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。

自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。

カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。



【王水】


(01)
ジャービル・ハイヤーン・・・中世におけるイスラム圏の錬金術師です。

(02)
硫酸(中2)・・・緑ばんを加熱分解させることで、得ていました。 → こちら

(03)硝酸(高1)・・・硝石に硫酸を加えることで、得ていました。 → こちら

(04)
塩酸(中2)・・・岩塩に硫酸を加えることで、得ていました。 → こちら

(05)
王水(高2)・・・濃塩酸と濃硝酸を3:1の比で混合してできる橙赤色の液体です。



【逆王水】


(06)
逆王水・・・濃塩酸と濃硝酸を1:3の比で混合してできる液体です。

(07)
固体王水・・・塩化アンモニウムと硝酸アンモニウムを1:3の比で混合したものです。

(08)
塩化アンモニウム・・・鉱物「塩化アンモン石」の主成分です。

(09)
塩化アンモン石・・・エジプトのアモン神殿の近くから産出したことからネーミング♪

(10)
硝酸アンモニウム・・・硝酸とアンモニアの酸塩基反応により生成します。

(11)
アンモニア・・・塩化アンモン石に石灰水を加えて加熱すると生成します。

(12)
石灰水・・・水酸化カルシウム水溶液のことです。

(13)
水酸化カルシウム・・・酸化カルシウムと水の反応により生成します。

(14)
酸化カルシウム・・・炭酸カルシウムの熱分解により生成します。

(15)
炭酸カルシウム・・・石灰岩の主成分です。



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