相模鉄道線「鶴ヶ峰駅」下車 徒歩10分
行き方
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白根不動は、相模鉄道線の鶴ヶ峰駅から北へ徒歩10分程の所にあり、現在は白根神社となっておりますが、地元では「白根のお不動さん」の愛称で親しまれています。白根神社の本尊は弘法大師の作と伝えられる約5cmの不動明王の座像です。源義家(八幡太郎義家)がこの不動を常に信仰していて、前九年の役でこの座像を甲の内に納め、奥州に向かい大勝を得たので、康平6年に(1063)鎌倉権五郎景政に命じて堂宇を建立させたのが白瀧山成願寺の起源です。その後、新田義貞の兵火(1333)により全焼しましたが、江戸時代に畑の一端より不動明王が出土し、再建されました。明治3年神仏分離により白根神社となりました。本尊は5年に1度開帳されます。
境内を流れる中堀川に大滝、谷間より流れ出る小滝の2滝があります。小滝は行者の修業に使用され、不動丸小学校あたりの地中に三方から集まる水を一本にし、竹(松)の管を通って流れ出ています。大滝は、白糸の滝と呼ばれ、幅9m、落差5.5m、横浜市内では唯一といわれた自然滝でしたが侵蝕がひどく、昭和62年度より、修復工事が行われ新たな親水空間として生まれ変わりました。一帯は現在白根公園として整備され、また付近には畠山重忠ゆかりの史跡及び帷子川の親水施設等が整備されております。(汲むこと、飲むことは出来ません)
由来・歴史
白根不動・白糸の滝(横浜市旭区)
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