「ウオーターサーバー情報」    横浜地域に戻る    地域から検索に戻る
京浜急行『南太田駅』から徒歩約13分 ・JR横須賀線『保土ヶ谷駅』から徒歩約20分
行き方
画像
清水ヶ丘公園脇にある特養老人ホーム「南太田ホーム」脇にある階段を降り切ると、すぐ右側に”大原隧道”の南太田側の入口があります。左に曲がると、首都高の陸橋下に”獅子頭共用栓の「大原隧道脇の湧水」”があります。なお、この場所へは、Y高側からも入れますし、”大原隧道”を抜ければ、清水ヶ丘側からも来ることができます。(駐車場は清水ヶ丘公園体育館前に有料駐車場があります。尚、トンネルの両入口周辺に駐車場はありません)
この湧水場所の南区清水ヶ丘はその地名の通り、昔は地下水がそこかしこに湧き出ていたそうですが、現在では湧き出ている場所も数か所しか確認されていませんが、その中の一か所、大原隧道脇の湧水に、最近になって横浜市が”獅子頭共用栓”を設置しました。この獅子頭共用栓は明治期のオリジナルものでいくつとない貴重なものです。尚、獅子の口から出ている水量は、残念ながらチョビチョビと出ている状態でした。
獅子頭共用栓・・・横浜市水道局が明治20年に創設された頃イギリスから輸入され、獅子のデザインはギリシャ神話にちなむものと言われています。30軒程度が共同で使用し、市内随所に設置され、広く市民に愛されていた貴重なものであります。最盛期には600基ありましたが、現在完全な形で残っているのは水道記念館に展示されている2基だけと言われています。
大原隧道・・・横浜市南区、清水ヶ丘公園の下を貫くこの大原隧道は、延長254メートルもある人道用トンネルです。このトンネルは歴史も古く、昭和3年に竣工。ただ歩行者用に造られたものではなく、関東大震災の復興事業の一環である水道管敷設のためのトンネルで、通路の下には水道管が埋設されています。トンネルのデザインは実に素晴らしく、紫色の煉瓦(焼過煉瓦)をフランス積風で積み上げていて、花崗岩で造られた、力強いトスカナ式のオーダーは、まるでトンネル上部の岩盤を支えているかのようです。そして、トンネル内部はまるで異次元へ通じているようです。そんな奇な雰囲気からドラマやアーティストのプロモーションビデオなどに使われています。尚、夜はでるという噂があります…念の為(地元の人は、大原(トンネル)隧道と云っても伝わらず”お化けトンネル”で通用しました)
由来・歴史
獅子頭共用栓・「大原隧道」脇の湧水(横浜市南区)
神奈川県の名水&湧水情報