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遠く8万年前も昔のこと、今の鷹巣山あたりができた頃です。早川に沿って流れ出た溶岩は須雲川にさえぎられ、冷えて固まりました。その下の礫岩層との間にしみ込んだ水が、伏流水となり歳月をかけ地中を走ります。湯板山の縁まで来た水が岩盤より湧き出して瀧となりました。幾筋もの白糸となって落下する優美なその様子を、昔の人は水晶でこしらえた玉すだれにたとえて滝の名としたのです。難路で知られた箱根路を行く旅人は、この水でのどを潤し、生気をよみがえらせたといいます。溶岩の層に漉されてじっくりと育てられた水のおいしさ。口に含むと、柔らかくまあるい感じのする玉簾の湧き水は、体にやさしい弱アルカリ性を保ち、バランスよくミネラル成分を含んでいます。大切な体内酵素の働きを高めて細胞を若々しく保つお手伝いをするのです。古くから延命水として尊ばれてきた玉簾の湧き水の力を、現代の最先端をゆく科学的分折が立証しています。
この玉簾の瀧は、箱根湯本温泉・万葉の湯「天成園」の敷地内にあり、「玉簾の瀧」・「飛烟の瀧」を含む庭園になっています。夜には幻想的なライトアップも行われています。
由来・歴史
延命の湧水(玉簾の湧き水)
神奈川県の名水&湧水情報