東海道線二宮駅から秦野行きバス20分 小田急線秦野駅から二宮駅行きバス
いずれも北窪入口下車徒歩3分
行き方
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厳島神社は地元では「弁天様」と親しまれ、周辺では湧水を利用した湿地水田として耕作が行われていました。ただ近年離農や減反による耕作放棄で荒地化が目立つようになり、昭和40年神奈川県の自然環境保全地域に指定された。豊な湧水をたたえるかっての姿を復元・保全することを目的に平成13年度から2カ年計画で公園整備事業が進められ、平成15年4月10日に開所式が執り行われました。園内は、厳島神社を中心に参道や湧水口整備(湧出量・一日およそ2600トン)湿生地を巡る木道400m・休憩広場・芝生広場・東屋・トイレなどが整備されました。また、この公園では、様々な水生動植物を鑑賞できます。5月下旬から7月初旬には蛍観賞も出来ます。また、毎年5月下旬には「竹灯篭の夕べ・3000本の竹灯篭の幽玄な光とゲンジボタルの神秘な光が厳島湿生公園を美しく灯します。昼間には両日とも、竹灯篭づくり体験も・・・」が開催されます。
厳島神社
この神社は、文化4年(1807年)に建てられ天保11年(1840年)、安政4年(1857年)及び昭和62年(1987年)に改築された。江戸時代は「弁天様」と呼ばれたが、明治2年(1869年)厳島神社と改名された。祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)で、祭日は4月16日であったが、現在は、蓑笠神社の祭日と同じ日に行っている。また、周囲は清水が豊富に湧き出ていて、蛍やシマドジョウなどの清く澄んだ水しかいない小動物が、今でも生息する湿原である。  平成2年3月 中井町教育委員会
由来・歴史
厳島湿生公園 厳島神社・弁天様の湧水
神奈川県の名水&湧水情報