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International Society of Nature and Forest Medicine (INFOM )JAPAN CHAPTER

新着情報


第1回一般社団法人日本森林医学会学術総会 & 一般発表演題募集のご案内 
「一般社団法人日本森林医学会」は間もなく一周年を迎えます。そこで、以下の開催概要で設立総会及び第1回学術総会を招集・開催致します
一般社団法人日本森林医学会一周年 
「一般社団法人日本森林医学会」が一周年を迎えましたので、INFOM副会長・事務局長であり一般社団法人日本森林医学会会長の李卿先生に御投稿いただいた『一般社団法人日本森林医学会の設立経緯と今後の活動方針』をこちらに掲載いたします。内容については、タイトルの他に学会の一般情報も掲載されています。


過去の情報

◆2022年4月20日  INFOM今井会長がNEWS TOKYOのインタビューを受ける
◆2020年12月9日  シンポジウム「ポストコロナ時代の新たな森林価値の創造に向けて~SDGsへの取り組みを通じて
          森林価値の現実を図るために~」 オンライン開催
◆2020年11月28日 「森林浴 日本版」出版を各地の新聞社が報道
◆2020年12月    森林浴・森林医学に関する新聞報道
◆2020年10月   「第29回日本公衆衛生学会総会2020」オンライン開催
◆         李卿(著)「森林浴」日本語版出版に対するご案内
◆         「偉人たちの健康診断~智恵子抄~」宮崎良文千葉大学環境健康フィールド科学センター
           特任研究員出演
◆2019年4月4日  森林セラピーのインタビュー記事が英国 The Guardian に掲載
◆          CNN「Live longer」森林浴がで取り上げられる
◆         宮崎良文著 "Shinrin yoku"米国版がThe New York TimesのBook Reviewで取り上げられる
◆2018年3月24日  第8回学術講習会及び視察研修会の実施報告
◆2017年7月8日  アルジャジーラのニュース番組が副会長・事務局長、日本医科大学付属病院医師 李卿博士に取材
◆2017年4月    出版物、WEBへの掲載情報
◆2017年3月25日 東京原木協同組合から「木材・森林と快適性-生理的リラックス効果を科学する-」が出版
◆2017年3月19日  「森林セラピーの効用」に関しての講演
◆2017年1月    ヨミウリ・オンライン掲載
◆2016年12月   「客観日本」のWebsiteで森林医学研究を連載
◆         ドイツのテレビ番組が日本の森林医学研究を紹介
◆         ブラジル「RECORDテレビ」ニュース番組で「日本の科学者が森林浴のストレス軽減効果を発見」
          というタイトルで放送
◆2016年      最新論文掲載の掲載
◆2016年11月   フランス国営放送(フランス・テレビジョン)森林セラピーの取材
◆2016年10月12日 ドイツのロッテンブルグ林業大学のグループが調査のために来日
◆2016年10月20日 宮崎良文編「自然セラピーの科学」-予防医学的効果の検証と解明(朝倉書店)発刊
◆2016年7月25日 「TIME」紙森林浴関連特集記事掲載
◆2016年6月    千葉大学 宮崎教授が皇太子殿下・妃殿下に自然セラピーを紹介
◆2014年12月   東京ビッグサイトにて、第24回IUFRO(国際森林研究機関連合)世界大会報告
◆2014年12月3日 「韓国で森林セラピー関連の国際シンポジウム開催」
◆2014年11月23日 INFOMが推進する森林医学関連3作品の上映
◆2014年10月   第24回IUFRO(国際森林研究機関連合)世界大会「持続可能な森林・人々・研究の役割とは」の発表
◆2014年10月30日 ソウル大学看護学部主催の国際シンポジウムで自然セラピー講演
◆2014年6月    スマートコミュニティー展 INFOM展示ブース
◆2014年1月    INFOM紹介記事が-Forests and Human Health-Newsletterに掲載
◆2013年10月10日 英国政府森林委員会報告書において"Shinrin-yoku"が紹介

日本支部設立にあたって 千葉大学環境健康フィールド科学センター 宮崎良文


日本支部設立にあたって 

                  
                                 INFOM会長  今井通子

 International Society of Nature and Forest Medicine(INFOM)は、2011年1月1日、日本の学者・研究者が中心となり立ち上げた自然と森林に関する国際医学会です。21世紀初頭から日本の研究者たちにより解明されてきた、森林が人体に与える予防医学的(癒し)効果についての論文その他が国際的に評価されました。特に欧米諸国はじめ近隣諸国に注目された事から、世界各地の学者・研究者ら20名が検討を重ね設立したものです。20世紀半ばに酸性雨で森林・湖沼が壊滅的被害を被った北欧や西欧諸国には、大気や水の正常化機能を果たす自然装置が容量を超えた事を悟ったという歴史があります。日本で行われた“森林環境下での人体に対する効果”の発見は予防医学的観点のみならず、森林を全世界で確保するための新しい、根拠のある説得材料としてその価値が重要視されました。国際的に成果を共有し、共働で研究の発展及び広報活動を行う事が必須です。2013年12月(2013年度末)現在、Scientific Committee of INFOM(理事に当る)メンバーは、日本を含め13ヶ国32名(日本8名、米国5名、韓国4名、フィンランド3名、台湾・ロシア・中国、各2名、アイルランド・ギリシャ・イギリス・オランダ・ノルウェー・オーストリア、各1名)(注1)です(2014年3月現在も新メンバーの承認のため全メンバーと連絡を取り、審査は作業中)。尚、上記の理由から医学会ではありますが、メンバーには林学をはじめとする自然科学系から社会科学系の学者・研究者等も含まれています。現在は根拠となる研究の多くは日本発信ですが、COST(European Cooperation in Science and Technology)には2014年からBenefits of forests for public healthが開設される予定で、国を越えた国際協力が発足しているところです。ところでINFOMの2013年度には、米国支部の設立が成立しています。今回日本支部設立がScientific Committee of INFOM の賛同を得て成立しました。海外諸国が森林医学の研究を始動する中、研究面でも先端を走る日本では、研究成果を一般の方々に享受していただく広報活動も行っています。日本の場合は研究成果を得た直後から、この成果を効率よく使用するための基地・ロード設置への動きが始まっていました。この事業は現在、特定非営利活動法人森林セラピーソサエティが、森林セラピー®基地・ロード認定事業として行っていますが、現在認定されている基地・ロードは(2014年4月時点で)32都道県に57ヶ所(注2)です。INFOMは、Scientific Committee of INFOMの了解の下、学問分野とは異なる広報・普及活動としては唯一の事業として、日本においてこの基地・ロードで「医師と歩く森林セラピーロード」事業を、森林医学を理解されている臨床医の方々と3年間行ってきました。この試動を経て、今般日本では「INFOM認定森林医学医」(主に臨床医、歯科医)の養成・認証が認められました。尚この制度の承認時の各国メンバーの意見の中には“我が国ではまだ先の事となるだろうが大賛成”という、広報・普及活動にも関われる日本の動向を羨望するメッセージもありました。
 以上がINFOMの現状ですが、日本支部の皆様方には、今後もINFOMの「森林医学」を推進するために、また日本支部の発展のためにも、更に御助力いただければ幸いです。

(注1)
2016年7月現在、13ヶ国31名(日本7名、米国6名、韓国4名、フィンランド3名、中国2名、ロシア2名、以下の各国1名ずつ、台湾、アイルランド、英国、オーストリア、オランダ、ギリシャ、ノルウェー)
(注2)
2016年7月現在、35都道県に62ヶ所 


支部規約


INFOM(国際自然と森林医学会)日本支部 規約

第一条 (名称および団体)
        支部は、INFOM日本支部と称し、任意団体とする。

第二条 (事務所)
        本支部は、事務所を infomj-chapter@memoad.jp に置く。

第三条 (目的)
        本支部は、日本国における森林・自然の持つ予防医学的効果を先進的に研究すると共に臨床応用も実施し、
        人々の健康維持・増進に寄与することを目的とする。

第四条 (事業)
        本支部は、上記目的を推進するための各種事業を行うことができる。

第五条 (年度)
        本支部の年度は、毎年1月1日に始まり、12月末日に終わる。
        但し、初年度は発起の日より翌年12月末日とする。

第六条 (会員)
        本支部の会員は、INFOM及び本支部の目的に賛同する団体、個人とする。

第七条 (入会)
        INFOM所定の入会書式に記入し、INFOM所定の会費を納めることにより自動的に支部に所属できる。

第八条 (退会)
        会員は、INFOM所定の退会届を提出することにより退会できる。但し、既納の会費は返還しない。

第九条 (総会)
        毎年10月に支部長が電子メールにて招集し、以下の議事を行い、参加者の過半数をもって決議する。
        1.支部長選任
        2.事業計画・事業報告
        3.予算・決算

第十条 (役員)
        支部長1名、副支部長若干名、事務局長1名、監事1名をもって役員会を構成する。
        支部長は総会において選出し、その他の役員は支部長が委嘱する。

第十一条 (任期)
        役員の任期は2年とし、重任は妨げない。

第十二条 (支部長)
        支部長は、本支部の職務を総括する。

第十三条 (副支部長)
         副支部長は、支部長を補佐し、支部長に事故があるとき、又は欠けたときは、その職務を代行する。

第十四条 (事務局長)
        事務局長は、支部長を補佐し、本支部の職務を執行する。

第十五条 (監事)
        監事は、本支部の職務および経理を監査し、総会で報告する。

第十六条 (顧問)
        本支部の目的を達成するため、役員会の推薦で顧問若干名を置くことができる。

第十七条 (運営)
        本支部の運営については、役員会で定める。

第十八条 (運営費用)
        本支部の運営諸費用(事務所費、会場費、人件費、通信費等)は、INFOMの会費の一部をもって
        これに充てることができる。

第十九条 (その他)
        本規約に定めのない事項については、役員会で定める。

第二十条 (解散)
        本支部は、目的が達成され、必要が無くなることにより解散する。剰余の会費は、解散総会を開催し、
        同種の団体または事業に寄付する。

                              以上

組織


<役員>
 役 職    氏 名(所属)
副支部長(支部長代行)      李 卿(日本医科大学)
副支部長             香川 隆英 ((独)森林総合研究所)
監事             柳澤 仍子(柳澤眼科)
事務局長           恒次 祐子 ((独)森林総合研究所)

<会員>
 氏 名    専門分野  
平野秀樹 林学  
長谷川敏紀    
李 宙営 森林医学  
梶谷辰哉 林学  
合谷信行 医学(泌尿器科学)  
恒次祐子 森林医学  
高山守正 医学(循環器内科学)  
田口宗太郎 医学(神経内科学)  
田口瑠美子 医学  
Jong Min Woo 森林医学  
Bum-Jin Park 森林医学  
森林医学名簿
  氏 名     専門    所  属
久米田茂喜 外科 前、長野県立木曽病院院長
今井千草 内科 今井内科
高柳喜代子 呼吸器内科  
村田昌功  産婦人科  
宜保美紀  公衆衛生学・地域医療 梼原町立松原診療所
大場 忍  泌尿器科 武蔵クリニック泌尿器科内科
福岡篤彦 内科  吉野病院 
落合博子 形成外科   東京医療センター
高松(遠藤)亜子 形成外科 赤ちゃんの頭のかたちクリニック 院長 
熊谷聖代 皮膚科 川口青木うぶかた皮フ科クリニック院長
吉岡千晶 整形外科  
佐野正行 外科  
栗原秀樹 内科/総合内科専門医・
糖尿病専門医
 
巴 ひかる 泌尿器科  
宮崎玲子 小児科  
谷内良成 産婦人科
鶴町 宗大 皮膚科 鶴町皮膚科クリニック 副院長
順天堂大学皮膚科 非常勤助教授
鶴町 早百合 鶴町皮膚科クリニック 
福田 純 内科  
高山 裕史 整形外科 高山整形外科 院長
渡辺 真弓 日本産業衛生学会専門医・
指導医
 
李 卿 公衆衛生学会 日本医科大学附属病院 リハビリテーション科
INFOM副会長
今井 通子 泌尿器科 INFOM会長