本文へスキップ

International Society of Nature and Forest Medicine (INFOM )JAPAN CHAPTER

日本支部設立にあたって

                         千葉大学環境健康フィールド科学センター 宮崎良文

 ようこそINFOM日本支部ホームページにお出で下さいました。今井通子INFOM会長のご尽力により、INFOM日本支部が発足することになりました。
 ここでは、自然・森林医学研究の歴史を振り返るとともに、最近、急速に高まりつつある自然・森林医学研究に関する海外の動向について紹介し、最後に、今後、果たしていくべきINFOM日本支部の役割について述べたいと思います。
 世界初の森林浴生理実験は1990年3月に屋久島で実施されたと考えられています。唾液中コルチゾール濃度と気分プロフィール検査が初めて計測され、ストレスホルモン濃度の低下と気分状態の改善が初めて明らかになりました。その後、2003年には「森林セラピー基地構想」が発表され2005~13年度に沖縄から北海道まで全国57ヶ所の森林において各約1週間を目処に696名を被験者(注1)とした実験が実施されました。同時に李卿先生らによる森林セラピーによる免疫機能改善効果実験も行われ、これらの日本における森林医学研究は、現在、世界で最も多くの科学的知見を有する研究領域となり、世界的にも認知されています。
 このような状況下、ここ数年、自然・森林医学研究に関する関心が「予防医学」という観点から、世界的に高まっています。2013年10月にはHarvard School of Public Healthにより、Urban Forest Bathingと銘打ったセミナーが米国で開催されました。このセミナーも、自然・森林医学が有する「予防医学的効果」に着目して実施されました。同12月には中国北京市においても森林医学シンポジウムが開催されています。また、2010年にNew York Timesが、李らならびに宮崎らによる森林セラピー4論文を引用して記事化したことに端を発し、同年Al Zajjira TVが森林セラピー特集を組み、2013年11月にはブラジルGlobo TV、2014年4月にはカナダ国営放送が特集を組んで日本の森林医学研究を紹介しています。さらに、カナダGlove and Mail紙、ブラジルGlobo紙等の新聞報道も相次いでいます。
 現在の自然・森林医学において、日本の果たしている役割は大きく、それらの研究業績の一部については、本ホームページの業績欄をご覧下さい。
 このような背景の元、INFOM日本支部においては、会員の皆様に実質的に役立つ活動を実践していく所存です。さらに、自然・森林医学研究を自ら実践したいと希望されている先生方には、具体的なアドバイスを行うとともに共同研究体制を取る等の新たな試みを実施したいと考えています。お気軽にご相談下さい。
(宮崎良文・ymiyazaki@faculty.chiba-u.jp
 新たな組織ですので、皆様とともに育てて行きたいと思っています。積極的なご意見・ご要望をお待ちしております。
                  (2016年度は仕事上の都合により支部長職を退いております。)
(注1)
2016年7月現在、2005~15年度に沖縄から北海道まで全国62ヶ所の森林において各約1週間を目処に744名を被験者 

                                      INFOM会長 今井通子

 International Society of Nature and Forest Medicine(INFOM)は、2011年1月1日、日本の学者・研究者が中心となり立ち上げた自然と森林に関する国際医学会です。21世紀初頭から日本の研究者たちにより解明されてきた、森林が人体に与える予防医学的(癒し)効果についての論文その他が国際的に評価されました。特に欧米諸国はじめ近隣諸国に注目された事から、世界各地の学者・研究者ら20名が検討を重ね設立したものです。20世紀半ばに酸性雨で森林・湖沼が壊滅的被害を被った北欧や西欧諸国には、大気や水の正常化機能を果たす自然装置が容量を超えた事を悟ったという歴史があります。日本で行われた“森林環境下での人体に対する効果”の発見は予防医学的観点のみならず、森林を全世界で確保するための新しい、根拠のある説得材料としてその価値が重要視されました。国際的に成果を共有し、共働で研究の発展及び広報活動を行う事が必須です。2013年12月(2013年度末)現在、Scientific Committee of INFOM(理事に当る)メンバーは、日本を含め13ヶ国32名(日本8名、米国5名、韓国4名、フィンランド3名、台湾・ロシア・中国、各2名、アイルランド・ギリシャ・イギリス・オランダ・ノルウェー・オーストリア、各1名)(注1)です(2014年3月現在も新メンバーの承認のため全メンバーと連絡を取り、審査は作業中)。尚、上記の理由から医学会ではありますが、メンバーには林学をはじめとする自然科学系から社会科学系の学者・研究者等も含まれています。現在は根拠となる研究の多くは日本発信ですが、COST(European Cooperation in Science and Technology)には2014年からBenefits of forests for public healthが開設される予定で、国を越えた国際協力が発足しているところです。ところでINFOMの2013年度には、米国支部の設立が成立しています。今回日本支部設立がScientific Committee of INFOM の賛同を得て成立しました。海外諸国が森林医学の研究を始動する中、研究面でも先端を走る日本では、研究成果を一般の方々に享受していただく広報活動も行っています。日本の場合は研究成果を得た直後から、この成果を効率よく使用するための基地・ロード設置への動きが始まっていました。この事業は現在、特定非営利活動法人森林セラピーソサエティが、森林セラピー®基地・ロード認定事業として行っていますが、現在認定されている基地・ロードは(2014年4月時点で)32都道県に57ヶ所(注2)です。INFOMは、Scientific Committee of INFOMの了解の下、学問分野とは異なる広報・普及活動としては唯一の事業として、日本においてこの基地・ロードで「医師と歩く森林セラピーロード」事業を、森林医学を理解されている臨床医の方々と3年間行ってきました。この試動を経て、今般日本では「INFOM認定森林医学医」(主に臨床医、歯科医)の養成・認証が認められました。尚この制度の承認時の各国メンバーの意見の中には“我が国ではまだ先の事となるだろうが大賛成”という、広報・普及活動にも関われる日本の動向を羨望するメッセージもありました。
 以上がINFOMの現状ですが、日本支部の皆様方には、今後もINFOMの「森林医学」を推進するために、また日本支部の発展のためにも、日本支部長宮崎良文先生を中心に、更に御助力いただければ幸いです。

(注1)
2016年7月現在、13ヶ国31名(日本7名、米国6名、韓国4名、フィンランド3名、中国2名、ロシア2名、以下の各国1名ずつ、台湾、アイルランド、英国、オーストリア、オランダ、ギリシャ、ノルウェー)
(注2)
2016年7月現在、35都道県に62ヶ所 


新着情報

ヨミウリ・オンライン掲載     
①2017.1.16 「元気なう 1 森林浴 冬でも効果」
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170112-OYTET50007/
②2017.1.22 「元気なう 2 自然に近い環境に安らぎ」
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170119-OYTET50042/
③2017.1.30 「元気なう 3 森林散策、血圧や免疫に効果」
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170125-OYTET50007/
最新論文掲載の紹介     
2016年07月25日 「Journal of Wood Science」(IF: 1.27)に「Effects of olfactory  stimulation by α-pinene on autonomic nervous activity, H. Ikei, C. Song,  Y. Miyazaki」がアクセプトされました。  http://www.springer.com/-/4/AVZh9LRnidRXxOXYyuRu 森林や木材由来の代表的な香り成分であるα-ピネンを吸入した場合の生理的効果を調べた論文です。α-ピネンによる嗅覚刺激によって、リラックス時に高まる副交感神経活動が亢進し、心拍数も低下し、生理的にリラックスすることが明らかとなりました。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2016年07月28日 「International Journal of Environmental Research and Public Health」  (IF: 2.04)に「Physiological Effects of Nature Therapy: A Review of the  Research in Japan, C. Song, H. Ikei, and Y. Miyazaki」がアクセプトされました。
「自然セラピー」の概念を示すとともに、森林セラピーを構成する「森林セラピー」「公園セラピー」「(五感別」植物セラピー」ならびに「生体調整効果」について紹介しています。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2016年10月31日 「Journal of Wood Science」(IF: 1.27)に「Physiological Effects of  Wood on Humans: A Review, H. Ikei, C. Song, and Y. Miyazaki」がアクセプトされました。
木材がもたらす生理的効果に関する査読論文を調査した総説です。1992年の宮崎らによる嗅覚刺激論文において、木材の生理的効果が世界で初めて明らかにされました。その後、計41報が報告されていますが、すべて日本発であることが分かりました。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2016年12月19日 「Urban Forestry & Urban Greening」(IF: 2.01)に「Effects of Viewing  Forest Landscape on Middle-aged Hypertensive Men, C. Song, H. Ikei,  M. Kobayashi, T. Miura, Q. Li, T. Kagawa, S. Kumeda, M. Imai and Y. Miyazaki」がアクセプトされました。
男性高血圧中高年者を対象として、長野県赤沢自然休養林において、10分間、座って景色を眺める座観を行いました。比較実験は、市内JR駅近くの商店街としました。その結果、森林セラピーによって、リラックス時に高まる副交感神経活動が亢進し、心拍数も低下し、生理的にリラックスすることが明らかとなりました。
フランス国営放送(フランス・テレビジョン)から森林セラピー取材 を受けました
2016年11月8日~11月11日   
11月8日から11日にかけて奥多摩湖、渋谷スクランブル交差点、千葉大学環境健康フィールド科学センター人工気候室にて、森林セラピーデモ実験を実施し、インタビューを受けました。今後、フランス取材チームは6カ国を回り、2017年秋に「森林の癒やし(仮題・80分間)」にて放送される予定です。 尚、檜原村や奥多摩のセラピー基地の様子も映像化し、李卿先生他のインタビューシーンも取りました。フランスでも森林医学に注目が集まっているようです。
(ファイルへリンク) 取材風景 インタビュー風景写真1 インタビュー風景写真2 インタビュー風景写真3
ドイツのロッテンブルグ林業大学のグループが、調査のため来日しま した
2016年10月12日
   
ドイツのロッテンブルグ林業大学のMonikaBachinger教授のグループが、日本の森林セラピーの現状の調査に来日しました。一行は檜原村を訪ね森林セラピーを体験しました。坂本檜原村村長ともエコツーリズムや森林セラピーの観光資源としての利用について話し合いをしました。夜は今井通子INFOM会長を交えて意見交換をしました。 今後ドイツとの深い連携が期待されます。

宮崎良文編「自然セラピーの科学」-予防医学的効果の検証と解明―(朝倉書店)

 2016年10月20日に発刊されました

 現在のストレス社会において、森林、公園、木材、花き等の自然がもたらすストレス軽減効果に世界中の関心が高まっています。  元々、自然がもたらすリラックス効果は経験的に知られており、それを「科学」として明らかにする試みはなされてきましたが、アンケート等の主観評価に限定されており、生理的評価は遅れていたという現状がありました。一方、1990年代になり、生理的評価法が急速に進歩し、1990年には屋久島森林セラピー実験、1992年にはタイワンヒノキ材油嗅覚刺激実験が、筆者らにより世界で初めて実施されました。さらに、2004年以降、農林水産省ならびに文部科学省からの予算獲得の機会に恵まれ、森林セラピー研究が大きく飛躍し、それらが、「森林セラピー基地構想」に繋がり、世界に類をみない大規模生理データ蓄積が始まりました。
 現在、自然セラピーが持つ「予防医学的効果」に関しては、世界的に注目されており、本書にも記されているハーバード大学会議、日本・フィンランド共同研究、韓国における「山林治癒院」構想等に、その一端が示されています。海外マスコミからの取材も増えており、TIME(2016年)、National Geographic Magazine(2016年)、The Washington Post(2016年)、The New York Times(2010年)、Aljazeera channel(2010年)等が日本の自然セラピー研究を報道しています。  森林・公園・木材・花きセラピー等に代表される自然セラピーにおける生理データの多くは日本から発信されており、世界においても、そのデータ蓄積は群を抜いています。本書においては、それら最新データを紹介するとともに、世界各国における自然セラピー研究の取組も紹介しました。このような科学的データの蓄積によって、自然セラピーの持つ予防医学的効果の解明が進むと思われます。データに裏付けられた自然セラピーの利用が、現代のストレス社会におけるQOL(生活の質)の向上に寄与することを願ってやみません。
●2016年11月28日 林経新聞の「新刊紹介」欄に紹介されました。
●2017年 1月15日 NHKテキスト「趣味の園芸」2月号の「耳よりインフォ」 記事に紹介されました。


「TIME」誌 森林浴関連特集記事掲載  
 米国の「TIME」誌2016年7月25日号のThe View Wellness (P24~26)コーナーに、”The healing power of nature”というタイトルの森林浴に関する特集記事が組まれていました。(ライター:Alexandra Sifferlin)
概略は、1ページ目が序説。1980年代初頭に日本の林野庁が森の中で散歩する事が健康に良いと推奨。この行為をforest bathing又はShinrin-yokuと呼称し、ストレスの低減を示唆したが、実証はされていなかった事。これをきっかけに、その後、自然の中で過ごす事が身体に有益な変化を起こすと言う実証結果が多数出された事。
 初期の研究として取り上げられたのが、森林セラピー専門家・研究者である日本の千葉大学 宮崎良文教授の研究で、人が40分の杉林を歩行した時と、40分間研究室内で歩行した時とを比較すると、杉林の歩行では、ストレスホルモンであるコルチゾール濃度が低下する事を見つけたという実験内容まで踏み込んで明記されていた事。
 もう一人の研究者、日本医科大学の李卿博士の実験内容としては、樹林や植物が発するフィトンチッドと呼ばれる芳香物質を、その吸入によって健康増進変化をもたらすとするアロマセラピーと同様の方法で吸入させた事、その結果健康増進作用が認められる可能性を見出した事。
 森林内での歩行や宿泊後の採血により、抗がん関連の血液変化として免疫力の改善が認められ、血圧測定では血圧低下を生じる結果が得られたとした事。
等、INFOMの会員2名の検証実験が主な内容でした。記事の中には、森林医学の実験データがまだ無かった当初、ストレス低減を実証した宮崎先生の感想「私は驚きました。森の中で過ごすと生理的リラックス状態になるのですから。」が紹介されており、李先生のコメント「森の静かな雰囲気、美しい風景、良いにおいと新鮮できれいな空気のすべてが貢献しています。」が結びに紹介されていました。
■タイム誌記事の以上の全文和訳はこちらです ⇒PDFファイルへリンク
2ページ目、3ページ目では、
1.自然環境は血圧を下げる可能性がある 
2.自然環境に身を置くと、精神性が高まる(理性的に広い視野で物事を考えらえるようになる)可能性がある
3.自然環境は抗がん細胞を増やす 
4.うつ状態や不安状態を改善させる可能性がある
5.自然環境は、ADHD(注意欠如・多動性障害)の症状を緩和する可能性がある
6.身近な自然環境でも効果がある 
の6項目に分けた各論が記載されていました。
1,3、6についてはINFOM会員の、国際的に認められている最近5年間の関連論文(2016年7月時点)へのアドレスを、項目ごとに付記してありますので、ご参照下さい。

1. 自然環境は血圧を下げる可能性がある
http://dx.doi.org/10.3390/ijerph121214984
http://www.mdpi.com/1660-4601/12/11/14216
http://dx.doi.org/10.3390/ijerph120606657
http://dx.doi.org/10.3390/ijerph120404247
http://dx.doi.org/10.3390/ijerph120302532
http://dx.doi.org/10.3390/ijerph120302687
http://www.mdpi.com/1660-4601/12/2/1874/htm
http://dx.doi.org/10.14578/jkfs.2015.104.1.140
http://online.liebertpub.com/doi/abs/10.1089/acm.2014.0100
http://online.liebertpub.com/doi/abs/10.1089/acm.2014.0100
http://www.hindawi.com/journals/ecam/2014/834360/
http://www.omicsgroup.org/journals
http://www.jphysiolanthropol.com/content/32/1/15 http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0169204613000212# http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1532-5415.2011.03651.x/full http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0169204611001368+A1 http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0033350610003203

3.自然環境は抗がん細胞を増やす
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20074458
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18394317
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18336737
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17903349 http://informahealthcare.com/doi/abs/10.1080/08923970600809439

6. 身近な自然環境でも効果がある
http://dx.doi.org/10.1186/s40101-015-0082-2
http://dx.doi.org/10.1007/s10086-015-1495-6
http://dx.doi.org/10.1186/s40101-015-0060-8
http://dx.doi.org/10.3390/ijerph120302521
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jon.12078/full http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0965229914001484 http://link.springer.com/article/10.1007%2Fs10339-014-0627-z http://online.liebertpub.com/doi/abs/10.1089/acm.2014.0100
http://www.jphysiolanthropol.com/content/32/1/15
千葉大学宮崎教授が皇太子殿下・妃殿下に自然セラピーを紹介しました
PDFファイルへリンク  
 

  

●2016年6月12日 「NHKユース645」で皇太子殿下・同妃殿下に研究紹介の様子が放映されました。
●2016年6月26日 フジテレビの番組「皇族ご一家」で「皇太子殿下・同妃殿下 自然セラピー実験をご体験」
             が放映されました。
●2016年7月 2日 TBSの番組「皇室アルバム」で「皇太子殿下・同妃殿下 自然セラピー実験をご体験」が
             放映されました。
INFOMが推進する森林医学関連3作品の上映へリンク
2014年11月23日
 去る11月23日港区立神明いきいきプラザで行われた「第2回木暮人国際映画祭2014」の中でINFOM協力による森林医学、森林セラピーの紹介映画3作品が上映されました。この映画祭は一般社団法人木暮人倶楽部が主催する森林や木をテーマに限定した映画上映イベントで、世界中からの応募作品の中から25作品が上映されたものです。
東京ビッグサイトにて、第24回IUFRO(国際森林研究機構)世界大会報告へリンク
2014年12月11日~13日
 去る12月11日~12月13日、東京ビッグサイトで行われたエコプロダクツ2014展示会最終日(12月13日)に、主催:森林セラピーソサエティ&森林セラピー基地全国ネットワーク会議で開催されたシンポジウム『心と身体の健康づくりに寄与する森林セラピーの全国展開』の中でINFOMの会員が諸講演を行いました。
 第24回IUFRO(国際森林研究機関連合)世界大会「持続可能な森林・人々、研究の役割とは」へリンク
                   2014年10月5日〜11日
 日程:2014年10月5日~10月11日  開催地:米国ユタ州 ソルトレイクシティ
 森林に関わる多くのテーマの一つに森林医学が取り上げられ、テクニカルセッション(2014年10月6日 15:30~18:00)の「テーマ A: 人間のための森林」のA-02部会で、「森林と人の健康: エビデンスに基づいた実践研究の役割」において7項目の演題発表が成された。
「韓国で森林セラピー関連の国際シンポジウムが開催」 へリンク
2014年12月3日
 高麗大学校医科大学において2014年12月3日に「森林セラピー研究事業団」(日本の林野庁に当たる山林庁が支援している民間の研究組織)主催、山林庁後援の国際シンポジウムが開催されました。
 INFOM副会長・日本支部長の宮崎良文千葉大学環境健康フィールド科学センター副センター長・教授が“Preventive Medicine and Forest Therapy(予防医学と森林セラピー)”という演題で招待講演を行いました。このシンポジウムには、ドイツ、デンマーク、中国からの発表もありましたが、科学的エビデンスに基づいた講演は、宮崎教授発表分だけで、日本における研究レベルの高さが浮き彫りとなりました。
ソウル大学看護学部主催の国際シンポジウムで自然セラピー講演へリンク
2014年10月30日
 国際シンポジウム「Wellness & Integrative Nursing Care(健康・統合看護ケアー)」が2014年10月30日にソウル大学看護学部で開催され、INFOM副会長・日本支部長の宮崎良文教授が“Preventive Medical Effect of Nature Therapy (自然セラピーの予防医学的効果)”という演題で招待講演を行いました。
 看護分野においても、森林、公園、花き等の自然由来の刺激が持つ予防医学的効果に関心がもたれつつあることが実感されます。
注)「花き」(花卉)は「草花」のこと。
INFOM紹介記事が-Forests and Human Health-のNewsletterに掲載へリンク
2014年1月
 フィンランド森林研究所から原稿依頼があり、今井会長が執筆したINFOMの紹介記事がIUFRO(国際森林研究機関連合)のTASK FORCEの一つForests and Human HealthのNewsletter 1/2014に掲載されました。
スマートコミュニティー展 INFOM展示ブースへリンク
2014年6月18日〜20日
 2014年6月18,19,20日の3日間、東京ビッグサイトで「スマートコミュニティー2014展」が開催され、入場総数4万人と大盛況のうちに幕を閉じました。一般社団法人木暮人倶楽部のご厚意で会場にINFOMの紹介ブースを設置していただきました。  
 ブースでは、INFOMの案内と併せて日本各地の森林セラピー基地の紹介パンフレットの配布と案内ビデオの放映等が行われました。会場には林芳正農林水産大臣や沼田正俊林野庁長官、末松広行農水省関東農政局長をはじめ多くの関係者が訪れました。森林医学という言葉を初めて聞いたという方もいましたが、多くの方々に関心を持っていただくことができました。

「英国政府森林委員会報告書において”Shinrin-yoku”が紹介されました」へリンク
2013年10月10日
 2013年10月10日に英国政府森林委員会が「Mindfulness Practice in Woods and Forests: An Evidence Review」を作成しました。この報告書には「Forest Bathing-“Shinrin-yoku”という項目が作られています。INFOMのVice President の Y. Miyazaki, Q Li, W. S. ShinおよびScientific Committee of INFOMメンバーらの論文を合わせると報告書全引用の10%以上となります。