人形芝居       ひつじのカンパニー
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出演 北村直樹
作・演出 上中ヒデミ
夜のダンス
きょうはお母さんのいない夜。
ねる時間がとっくに過ぎても、キナコちゃんは「おはなしして」「絵本よんで」とお父さんにおねだりばかり。したの仕事の用意が気にかかっていたお父さんはとうとう声をあらげてしまいます。キナコちゃんの目には涙がいっぱい。あせったお父さんはいろんなとりつくろいの言葉をかけますが、キナコちゃんにはとどきません。
お父さんのものすごい後悔ー。
そして、ついにお父さんは立ち上がった!
熱血人形劇のはじまりはじまり〜!!

人間といろんな遣い方の人形で、キナコちゃんとお父さんの一日を朝・昼・夜、それぞれ違うスタイルの人形芝居にしてお贈りします。

朝のダンス
キナコちゃんは保育園に行きたくないらしい。
お熱があるみたいだったり、着ていく服が気に入らなかったり・・・。
なんども着がえていくうちに鏡の中の自分を見て・・・
「あら?シンデレラみたい!」
※「キナコちゃんとダンス!!」は、1999年の初演以来、舞台を重ねながら何度も手直しを続け、地域公演などを中心に約400ステージ上演させていただきました。
このステージ数は、リピーターの劇場さんの熱烈な応援があってこそ!感謝いたします!

 
         ♪ご感想より♪

★「キナコちゃん」とあ・そ・ぼ!!
「キナコちゃんとダンス!!」は北村直樹と人形のキナコちゃんの二人芝居である。
保育園に行っている女の子とパパの一日が描かれている。これが楽しい。
 朝、「今日は何となく保育園に行きたくない」キナコちゃんは、着ていく服がなかなか決まらない。
 そんな娘をのんびり待ってくれる父親をスリッパの動きで見せちゃうとこがいい。なかなか、そうはいかない母親だった私は、男のいい加減さがちょっと羨ましくなる。
 昼、キナコちゃんの保育園は給食である。お茶目で豪快な食べっぷりがいい。客席の子どもたちの興奮は一気に高まる。
ところが、こんなお行儀の悪い食べ方にいちばん大喜びしていたのは、客席の父親たちだったらしい。困ったものである。
 「ママに会いたい」夜、絵本を読み終えてもなかなか眠れないキナコちゃんの一言にドキリ。ママは明日の晩、おばあちゃんちから帰ってくるらしいと聞き、ホッとする。何日かを無事過ごしたパパの、今夜が正念場らしい。なかなか眠ろうとしない娘に手を焼きつつ、懸命にお得意の人形劇ごっこをやってみせるパパの姿に、涙が滲んでくる。いつの間にか、なだめられえいる幼子は小さい頃の私自身になっているのだ。
 このあと、すっかり自分が劇ごっこにのめりこんでしまったパパの大活躍が始まる。
ぜひ、劇場で見て欲しい。「いいか、面白いから眠るんじゃないぞお」である。
 芝居の随所に、遊び心がいっぱいで、見るたびに小さな発見がある。幼い子にせがまれて何度も足を運んだとして、絶対に退屈しないであろうこと、請け負います。
          
       高橋恵子  NPO法人子ども劇場広島県センター鑑賞部局委員
           子ども劇場全国センター発行 季刊げきじょう60号より

★ついこの間のことなのに、もうずいぶん時が経ってしまったような・・・
泣いて も笑っても 怒っても 愛おしくてしかたがない
つい手を出して よしよしと 頭をなでてしまいたくなる そんな頃を思い出して 心があたたかくなりました。そして、ユーモアたっぷりで 笑わせてもらいました。
今夜は 我が子をギューッと抱きしめてねたいです。ありがとうございました。
                                       (益田子ども劇場さん) 

★子どもをねかす様子など「うんうん」とうなずいてしまう感じでした。お父さんの熱が入って、お父さんかいじゅうが出てきた時はわらえたーー!
キナコちゃんの「お父さんへん!」のほろびのことばで、お父さんがドロドロにとけていくのいは、これまたわらえた。
 最後、ねてしまったキナコちゃんとおどるお父さんがすこし切なかったです。
本当にありがとうございました。あーたのしかった!
                                       (益田子ども劇場さん)
 






















 
昼のダンス
きゅうしょく♪大好きなものはパクパクむしゃむしゃ食べる。大嫌いなものはキナコちゃん、どうするのかな?
人形の楽しい動きで見せるパックン人形芝居。


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キナコちゃんとダンス!!