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北門の玄関  樺太大泊町

大泊町の観光



神楽ヶ岡公園(市街中央高台地一円)
 当町中央に位置する丘陵31万坪に及ぶ大公園です。亜庭湾や大泊市街地を一望でき、その風光の美しさは一幅の絵を見るかのようです。夏は高山植物が咲き乱れ、冬には蝦夷松、とど松の樹間を縫う絶好のスキー場となり、本島一のジャンプ台もあります。また、岡の一端、千歳ヶ丘は特に展望が良く、亜庭湾の向こうに遙か能登呂半島を目にすることもできます。ここには皇太子殿下の行啓記念碑もあり、殿下の御展望所跡は聖蹟として保存されています。

亜庭神社(本町西二条3丁目 市内自動車役場前下車)
 亜庭湾一帯の総鎮守である県社、亜庭神社は神楽ヶ岡のふもとに位置します。大国主命、御食津神、事代主命、誉田別尊、市杵姫命をお祀りし毎年8月10日の大祭は大泊郡一帯からの参詣で非常ににぎやかとなります。境内にはボストン製の大砲や、日露戦役の宗谷沖海戦で我が方の巡洋艦「千歳」「対馬」と戦ったロシア帝国の軍艦ノーウィック号搭載の大砲が奉献されています。大正8年の大泊築港記念碑もあります。また、宝物庫には昭和6年に神宮司庁から進ぜられた、式年遷宮撤下の御神宝「皇太神宮金銅御太刀」をはじめ、御弓、蒲御靱、御盾、御鏡などが奉納されています。(図書館資料室に亜庭神社の御朱印が展示してあります)
 

コルサコフ砲台跡
 明治38年7月、片岡中将率いる北遣艦隊は、樺太占領のため編成された独立第13師団の輸送を援護し樺太に向かいました。7月7日女麗(メレー)沖に達し、同地へ上陸を試みましたが、ロシア軍はこの砲台から掃海艇へ攻撃を開始。これに日本軍が応戦し1時間で制圧をしました。ここには東伏見宮依仁親王殿下武功記念碑と当時の弾薬庫が保存されています。


アイヌ竪穴跡
 清水谷の橋のたもとにアイヌの人々が越年中に暮らしていた竪穴があります。


日本領事館跡(市内自動車楠渓小学校前下車)
 明治38年(1905年)までの帝国領事館所在地。楠渓小学校の校庭前です。明治8年8月に樺太千島交換条約が成立し、12月に開拓史樺太支庁された際にここに領事館が設けられました。日露戦役で建物は灰燼に帰しましたが小学校に当時の記録等が残されています。



大泊観光協会パンフ
パンフレットあります。
画像クリックで内側を見られます。

市内交通賃金
 観光客の皆様のために次のサービスを実施中です。
○市内貸し切り自動車 1人1時間3円。1日貸し切り20円。
○市内バス 栄町から楠渓駅まで前駆10銭。およそ5分おきの運転です。
○客馬車 楠渓駅から栄町まで1人30銭。市内一円(港駅から山下町)1人40銭。
○観光用貸切自動車 2円(方面により条件が多少異なります)

○タクシー 旭タクシー(旭町)、亜庭タクシー、合同タクシー(栄町東二条)、銀座タクシー(栄町本通)の各社へご用命ください。



樺太観光協会大泊支部(大泊本町大通、商工会議所内 電話881番)
 観光客・御来島者各位のあらゆる御便宜をはかっております。何卒ご利用願います。
○観光日程の作成
○旅館、宴会、食事等のご斡旋
○名産品、お土産その他お買い物のご斡旋
○名勝案内、お乗りもの等ご斡旋
○商取引のご紹介
○その他観光に関する一切