我が家の断熱リフォーム |
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第二章 工事開始から第五週まで |
工事初日〜二日目
いよいよ工事開始
雨模様の中、足場の設置が始まる。述べ28坪の建屋なので、時折雨がぱらついたが2人で一日かからないで組み上がった。
翌日、曇。朝8時に職人さんと現場監督が来た。屋根瓦、軒天、外塀の洗浄を行う日だ。9時を過ぎてもなかなか工事が始まらない。様子を見に外に出ると、二人は高圧水洗浄機から水が出ないと困惑していた。
一緒に調べてみると使い方に問題があるのがわかった。それを二人に告げると程なく、水が出るようになり作業を開始できた。しばらくすると雨が降り始めた。徐々に本降りになったが作業は続いていた。
「雨の中大変ですね」と声を掛けると「かえって周りの家の洗濯物に洗浄水がかからないように気をつけることがないので楽」との答えが返ってきた。
私は、自分でペンキをぬるつもりだったので外壁も洗浄するように以前に頼んでおいた。
工事三日目
騒音との戦い
外壁のモルタルを取り外す工事が始まった。工事日程の通り、先ず東と北の壁から取り掛かられていた。丸鋸のようなものでモルタルの一部を切断した後、下地の木板をバールで剥がしていく。外壁を切断するときにはかなり大きな音が室内に入りこむ。
早速、トラブル発生。外壁材をバールで引っ張っていた付近の内側の壁のクロスに亀裂が入った。すぐに若い現場監督にその事を伝えた。この亀裂は結局、後になっても補修されなかった。
工事五日目
壁断熱材の再利用
モルタル下地木板が取り除かれ、断熱材を取り外すと、内壁の灰色の面が現れる。取り外した断熱材は、後で天井裏に敷き詰めるために一箇所に集めてもらった。普通なら取りはずしたら処分するのを、再利用することにしたので、作業する人にとっては手間だったと思う。
(モルタルの下地板) | (剥がすと断熱材が現れる) | (断熱材を全て除去) |
工事開始から一週間後
白蟻被害発見される
トイレの横の柱が白蟻に食われて3分の2の太さになっていたのを大工さんが発見した。添え木で補強して白蟻駆除薬剤を塗布してくれた。
その二日後、玄関の柱を観察したら外観は大丈夫のように見えていたが、内部をドライバーで突っついてみたら柔らかくなっていてぼろぼろと剥げ落ち白蟻に食われているのが判明した。
柱を取替え、コンクリートに入るところはステンレスの柱受け金具にしてもらう。
これらはいずれもモルタルの外壁を剥がしたから見つけられたものであった。
(柱の三分の一以上が食われていた) | (玄関ポーチの柱下部) | (柱を取替え下部は金属製の受けを取り付けた) |
屋根瓦も自分たちでペンキを塗ろうと思いついたのも、ちょうどこのころであった。
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