俺の家計簿「どんぶり勘定」は、長く利用できる家計簿作りの考え方をご紹介します。
1980年東京の理工系大学を卒業、同年ハイテク企業に入社し、マーケティング部門で新製品の企画や生産性のシミュレーションを担当。 米国駐在、独法への出向を経て、人事部門で仲間と共に定年間近のシニア社員をサポートするライフデザイングループを新設。自作のマネーシミュレータを利用して定年後のライフプランを“どんぶり勘定”するなど、約400名強のシニア層社員から個別相談を受けた。
名前の「どんぶり勘定」は、毎日つけずに、必要な時に必要な部分だけをざっくり計算するけれど、目的だけはちゃんと達成するという、多少ちゃらんぽらんなところがあることから名付けた。
バブル崩壊、企業のリストラ期、リーマンショックなどの荒波と、年々増加する教育費、さらに最近では遠隔介護、相続問題にどっぷり浸かっている。自作の家計簿「どんぶり勘定」は1992年に作って以来改良を重ね、今もなお、現役で我が家の家計をサポートしている。
2017年3月に定年退職し、翌日から別の企業で勤務継続中。1957年生まれ、現在62歳。