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毎日つけずに長続きする、俺の家計簿「どんぶり勘定」

第8章Q&A

 

 さてここまででだいぶ俺の家計簿「どんぶり勘定」がご理解いただけたと思います。

1.自分で作る場合アプリは何を使えばいいのか?
(パソコン上でエクセルを使うのがが適しています。初版は1992年に作ったのですが、当時はまだエクセルは日本では有名ではなく、ロータス123という表計算ソフトで作りました。その後アメリカに転勤し、マッキントッシュの人気に押されエクセルへの変換を行い、その後Windowsの世界へ戻り今に至っています。

2.できた後、スマートホンでは利用可能か?
(実際に金額を入力したり、金額の確定をしたりするのはパソコンが適しています。また家計簿を見るだけであればスマートホンでも見ることができます。「どんぶり勘定」は毎日つけなくてもいい家計簿なので、家にあるパソコン上で家計簿管理すれば用が足ります。しかし日中、どうしても状況を確認したい場合が出てくるものです。その時は、パソコン上のエクセルデータをスマホに保存しておけば、出先でも簡単に状況を把握することができます。スマホに無料のエクセルアプリをダウンロードして使うことができます。

3.エクセルは初心者だが、どこまで理解できれば作れるのか?
私もそんなに知っている方ではないですが、次のようなことができれば作ることができます。

@     セルの参照:詳しくは「エクセル セルの参照」で検索すれば教えてくれます。

A     関数 if : これはいろんなところで活躍する関数でぜひ覚えてほしい関数です。関数というとぞっとするかもしれませんが、非常に簡単です。期間ごとの合計を計算する場合や、警告を発生させる条件などに使用します。例えばこんなイメージです。
+if(
○○のセルと▲▲のセルを足した合計が、××のセルの数字より小さい場合、“残高不足”と表示し、そうでない場合は“OK”と表示させる)
詳しくは「エクセル 関数 if」で検索すれば教えてくれます。

4.「どんぶり勘定」を始めるには、まずどんな準備が必要か?

詳細はダウンロード販売中の本、俺の家計簿「どんぶり勘定」をご覧いただけるようお願いいたします。
(管理する口座を減らします。
(クレジットカードが必要です。
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5.今まで使ってて良かった点は何か?
(本文中にも書きましたが、
   @毎日つけなくていい
   A残高不足に警告が出る
   Bいつまで、いくら余るかがわかる
の3つです。

6.今まで使っていて悪かった点は何か?
(悪い点は何とか改善してきたので今は殆ど無い状況ですが、最近のフィンテックブームの中でスマホで手軽そうに見える家計簿アプリのように、スマホでいつでも管理できればと考えたことがありました。まだまだ改善の余地はありますが、今のところ日中スマホで状況がわかればいいやというところで落ち着いています。小銭を管理しないので、コンビニで買ったレシートを読み込ませる必要もなく、スマホ上で決済金額を入力する必要もないのでこれで十分かと。ましてや自分の銀行の暗証番号を他人(別のアプリの会社)に教えるなど恐ろしくて出来やしません。行き過ぎた便利さは危険で、一線を越えてはいけないものと考えています。

(また「どんぶり勘定」は将来も見据えた家計管理なので、いくつか普通ではないことが発生します。例えば、ボーナス。この家計簿は将来の収入も反映しています。別な言い方をすれば将来の収入を先取りした使い方ができます。現在3月としてボーナスが6月に入るとします。7月には家のローンのボーナス払いがあったり、クレジットカードのボーナス一括払いがあったりします。大きな額の支払いが前もってわかっているので何の動揺もありません。しかし家計簿をつける前は、大きな額の支払い請求が来るたびに「ドキッ、ドキッ」として残高大丈夫かなあとヒヤヒヤしたものでした。全くその心配は無くなりました。

(逆に誰かからお祝いをもらった時はちょっとダメです。例えば入学祝とかで10万円もらったとします。普通ならこれで何買おうかなどと考え、ランドセルなどを買って後になっても「このランドセルはおじいちゃんに買ってもらった」などと有り難さを覚えるものでした。しかし、この家計簿管理では10万円をひとまず口座に入れます。冒頭に書いた八百屋さんの前掛け部分の”どんぶり”に入れるわけです。どんぶりにお金が入った以上そのお金には名前がついていません。給料の収入もおじいちゃんからのお祝いも一緒になり、おじいちゃんからの特別なお金は、いつの間にかクレジットの返済に充てられたり、コンビニの買い物に充てられたりします。お祝いを上げた方から見るとちょっと不満に思うかもしれません。いつ誰からいくらもらったかメモ欄にしっかり書き留め、敬う心を忘れないようにと後になって反省している状況です。

7.お金に困る苦難の状況下でどのように「どんぶり勘定」を使いこなしてきたのか?
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8.逆にお金に余裕がある場合どうしたか?
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9.家計管理のバリエーションは他にあるのか?
ここでご紹介したのは「どんぶり勘定」という13年間の短期的な家計管理です。それを継続して何十年も使うことができますが、実はこの他にもいくつかのエクセルを自前で作っています。


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 以上で俺の家計簿「どんぶり勘定」のざっくりした説明は終了させていただきます。詳細については発売中の本をご覧ください。


俺の家計簿「どんぶり勘定」トップページ

第1章ー家計簿は毎日つけなくていい

第2章ー「どんぶり勘定」で何ができる?

第3章ー ”どんぶり勘定”手抜きのテクニック

第4章ー「どんぶり勘定」の全体像

第5章ー”毎日つけない”方法

第6章ー「どんぶり勘定」の基本ルール

第7章ー「どんぶり勘定」の使い方

第8章ーQ&A

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