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最も寒い月に出かけるとあって、凍えないための準備と雪道で滑らないための備えを優先しました。展覧会場は何度も足を運んでいるKunsthistorisches
Museum(美術史美術館)。Hotelはtramで3停留所離れたところを確保。定宿を避けたのは、部屋が広い割に暖房効果が弱い印象があったためです。今回は、室温を適切に維持できるのが肝要と考えました。併せて、雪に降り込められても食事ができるようにrestaurantも必須。結局、かなり贅沢なhotelに決めました。
立ち回り先は上の地図に示したとおりで、ボタンからそれぞれのpageにjumpします。
朝のうちは日差しがあっても、だんだん雲が広がってきて、午後の後半には雨か雪になるという天候が連日続きました。積雪はなんとか免れましたが、風も強くて外を歩くには相当の覚悟が必要でした。
下は滞在期間中の天候の記録です。出発前に調べていた天気予報よりも数度気温が低かったようです。土曜日は雨天だったので、他の日よりいくぶん気温が高いのですが、風が猛烈に強くて体感温度はかえって低く感じました。毎日何か降って来るので湿度が高く、冬場恒例の静電気による感電事故が回避できたのだけがありがたかったです。
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1. 到着まで |
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初めて乗ったA350。双発機でEuropeに飛ぶのも、
たぶん初めて。 |
羽田離陸直前の誘導路と前輪(座席のdisplayを撮影)。 |
Munich空港で乗り継ぎ便のgateにたどり着いたのはboadingの1時間ほど前。空港内のfree WiFiを使って時間をつぶしていたら、突然LHから"搭乗便はcancelになった。Service
deskにcontactせよ"とのmail。いつの間にかgateのVienna便の表示が消えています。慌てて長い行列に加わるのですが、空港周辺のにわか雪が多くの便に影響したらしく、列は遅々として進みません。結局3時間の行列の後、OSの代替便に乗ってViennaのhotelに入ったのは日付が変わる直前という体たらく。
後から気づいたのですが、行列し始めて1時間ほど後に"OS便に振替えたからgateでboading passを受け取れ"とのmailが届いていたのです。行列するのに忙しくてmailをcheckしなかったのが敗因でした。この便に乗らなかったので、さらに後の便に振替えられ、それがようやく行列の順番が来た直後に出発する便だったと判明。2時間以上損をしました。
行列している間、その日のうちにVienna到着は無理かも知れないと考えて、Munichのなじみの宿に"今夜泊まれるか?"と電話しました。雪で欠航なら明日も飛ばないかも知れない、それなら今日は中央駅周辺に泊まって翌朝電車で移動する方が確実だろうなどと考えてのことです。振替便で飛べるとわかったので、今度は急いでViennaのhotelに電話。Midnightを過ぎるかも知れないが必ずcheck-inするから部屋を押さえておいてくれと伝えました。私が美術展に来ると、乗り物のcancelが一緒についてくるもののようです。 |
2. 散歩と買い物 |
実質4日間なので、72時間乗り放題切符(17.1EUR)を日本で買って持参しました。4日目は24時間free切符をU-bahn駅の自動販売機で購入(8EUR)。滞在中は一度も検札に遭遇せず。 |
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到着翌日のGPS logです。午前中は南下してBelvedereへ(青の軌跡)。
午後はBurgringに移動して左のMozart像と新王宮。Operの辺りで軌跡が交錯しているのは、帰りのtram乗り場を探してさまよったため(赤の軌跡)。 |
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Stadtparkに入るとKursalon。
観光客向けの音楽が聴けます。 |
少し先に進むとシュトラウス像。 |
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左は薬局で見つけたユーカリのボンボン。チムニク著「クレーン」に出てきますが、実在するとは知りませんでした。右はいつものお土産。 |
試しに買ってみたSpainのwine。
5.99EURにしては、なかなかおいしい買い物でした。 |
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SPARというsupermarketで買った食材。左はGulaschの素。右はアスパラガスのクリームスープ。 |
帰国後、試作したGulasch。
FIXとはquickの意味ですが、1.5-2時間絶えずかき混ぜて煮込めと書いてあり、大変手間が掛かりました。 |
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何度も前を通っていましたが、泊まるのは今回が初めて。 |
直列伝送規格を思わせる部屋番号。思えば、LeipzigではOp ampの部屋でした。 |
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Hotelのすぐ前にtram 2の停留所。赤い数字は路線番号です。昇降口に対して車両が右に動くという感覚を取り戻すのに時間を要しました。
停留所(ANALOG看板の向こう)のベンチに防寒具にくるまって寝ている人を毎朝見ました。午後にはいないので、仮住まいにしていたのでしょう。 |
3. 旅の雑談 |
ほぼ10年ぶり、7回目のウィーン、さすがに様変わりしているところがいくつもありました。
a. Cashlessの進展
買い物の支払いを現金でと言う人はほぼzero。Credit cardで払う人は"cardをかざすだけ"で支払い完了です。NFCでの非接触通信。私の一世代古いcardでは、いちいちcard
readerのお世話になる必要がありました。
b. 無人化の拡大
普段は行かないHamburger屋ですが、一人旅と言うこともあって立ち寄りました。壁に貼りついている巨大なtouch panelで注文します。英語表示もあるのでとんとん拍子に進み、支払いは"この場でcard決済か、窓口で支払うか"の選択。"この場"は非接触のreaderしかないので、すごすごと窓口に歩きました。
空港も様変わり。搭乗前日Web siteからcheck-inし、hotelでprintしたboading passをreaderにかざすとbaggage
tagが出てきます。私はVIE-MUC-HND乗り継ぎなので、MUCまでのtagだったら困ると思い、係員に質問しました。"大丈夫、最終目的地までのが出るよ"と言われ、確かに大きなHNDの文字がprintされているのを見て納得。Tagから控の部分を切り取って自分でbagに装着。Bagを預けるcounterも無人で、robotがtagを読み取る方式。出発時に羽田でも類似の仕掛けを見かけましたが、LH便は対象外と言われて昔ながらの行列に加わりました。
来るたびに、英語が通じることが増えたと感じます。今回はほとんど英語だけで支障なく暮らせました。思えば自分より若い世代の人と話すことが多くなり、英語がわかる人に巡り会う頻度が高くなったのでしょう。旅人が齢をとったということでもあります。
幸い事故もなく帰れたとは言え、次回はやはり気候のいいときを選ぶつもりです。 |
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VIE-MUCの機体。久々のStar alliance塗装でした。
出発が一時間ほど遅れ、乗り継ぎを心配しましたが、MUC-HND便は機材整備で一時間以上の遅れ。Gateで結構待たされました。 |
帰国して数日後、LHがTwitterに投稿していたMunich空港の雪。連日、運行に支障が出ていたようです。 |
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やはり、この街に来たらこれ。 |
上の写真の右側がレンタルして行ったLTE対応のWiFi router。Batteryは長持ちしましたが、結構な厚みがあって持ち重りしました。
左は比較用のiPhone6です。
右は、20世紀の習慣と言われそうですが、旅先からの絵はがきの消印。切手を売っている店が見つからず、遂に中央郵便局の窓口に持ち込みました。
日本へは1.8EUR
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