|
|
マリア・テレジア像 |
Museum Quarter側から見た美術館 |
|
上の像の足許には幼いMozartがいるというので探索。なかなかうまい角度で撮れませんが、たぶん、矢印の先の人物ではないかと推定。 |
|
|
美術館の正面。
予め買っている入場券(10分刻み)をcheckされ、入場時刻になるまで周辺のItaly絵画でも見ておけと言われました。 |
階段の上に大きなBruegelが掛かっています。
階段下で借りる音声guideは10カ国語を網羅。日本語をと言ったら、"お前は英語で喋っているのだから英語にしろ。ドイツ語からの翻訳は、英語は100%に近いが他は70-80%だから"と言われました。素直に従ったら"Good
choice!" 何だか、遊ばれているようではありました。 |
|
これまであまり記録していなかったKlimtの絵を望遠撮影(EFS 15-85mmで80mm)。 |
|
|
入場して最初の区画。版画など、地味な作品から。 |
脇道にそれると、板を作るための道具類の展示。 |
|
左: 作品に使われた板の切出し方。
上: 木材の出自(バルト海を船で運んだと)。 |
|
一番大きな「十字架を担うキリスト」は、作品を周囲から見られるように額から外して展示。とは言え、いつも人が集まっていて作品はほとんど見えません。 |
左は側面を見せる窓。
上は裏面。5枚の板はほとんど継ぎ目がわからないほど精密な加工。 |
|
|
|
今回の目玉の一つ。Antwerpから来た「悪女フリート」。修復されて鮮やかに変身。
この作品が来ると知って、出かけようと決心した経緯があります。それというのも、Bosch巡礼に気をとられてせっかくAntwerpにいたのに見損ねていたから。 |
|
|
"農民のブリューゲル"と題した区画も大人気。今回初めて花婿が誰だかが明かされたこともあるせいか、人が絶えることはなく、どうにか背中越しに撮影するのみ。 |
|
|
一番人の多かった区画。Rotterdamから来た左側と、元々ここにある右側。どちらも「バベルの塔」。 |
別区画では制作過程の説明も。 |
|
今回のcatalogの裏表紙になぜPragueで再会した「干し草の収穫」が選ばれたのか不思議に思っていました。この区画を見て納得、元々ここにある作品と並べることで、季節画がまとまったと言いたかったのです。 |
|
|
Catalogの裏表紙。 |
絵の具を塗る手法のあれこれを実例とともに紹介。これは、指先で直接塗ったと説明しています。 |
特別展の会場から出たところ。Cafeで一休みしようにも、ここも長い行列です。
右は常設展の一つ。日本なら人だかりですが、誰もいませんでした。
"この絵に描かれた人物で、一人だけこっちを見ているのがいる。その人は..."など、音声guideは見所を的確に教えてくれました。5EURの価値は十分。
ちなみに、時刻指定の入場券は20EU。私は一日おいて2枚買っていました。日本からの交通費を考えれば安いものです。おかげで、二度目は落ち穂拾いと、観たいところだけじっくりという手法がとれました。 |
|
日本から前売り券を買ったとき、入場時間帯の早いものから先に売れていました。前回のBoschでは逆で、どの日も朝早い枠ばかりが売れ残っている状態。今回は首都の中心部での開催だったのに対し(移動時間は問題にならない)、前回はオランダの首都から特急で一時間ほど掛かる街だったので、早い時間帯を避ける人が多かったのではないかと推測しています。
ともあれ、Bosch没後500年展とBruegel没後450年展を両方観られるとは、生きていてよかったとしみじみ思うところです。 |