Vienna, Austria [October, 2001]

 Amsterdamで学会の後、客先訪問の合間の週末は、滞在地をここに選びました。週明けの月曜日はLondonで仕事ですが、早朝に移動することにして日曜日まで定宿に泊まりました。
Vienna到着直前にLeopold Museumが開館していると知り、降機後空港で英語版のLonely planetを仕入れて情報収集に励みました。
賑やかな通りから、定宿を見上げています。  シュテファン大聖堂の北側の塔から下界を見下ろしています。南の塔の方が高いのですが、階段を300段以上も上らなくてはならないので、却下。タイトル写真よりも町並みが撮れているので、こちらも掲載しておきます。
順序がおかしいですが、Hilton hotelの前にあるAir terminal。空港からここまで乗ったbusです。
今は鉄道も通っていますが、私は毎回busを利用しています。
 これも北塔からの眺望。2009年に戻ってきて、景観に大差がないと安心しました。
下ばかり眺めていないで周辺にも気を配ります。  Elevatorでたどり着く展望台は、こんな造りになっています。
 上の画像は鐘の説明だと思いますが、検証していません。

 右は、修復工事前の南塔の様子。かなり黒ずんでいます。
 さて、お目当てのMuseumsquartierにやってきました。黒いのは近代美術館(MUMOK)。自然光依存の照明が暗くて、作品が見にくいと感じました。  こちらは、Kunsthalle。その都度、企画展が開かれるようです。
Egon Schieleをしっかり集めたLeopold Museum。上の建物とは対照的に、石灰岩の白さが際立ちます。  上の階からの眺望。歩き回ってお腹がすいたので、cafeで昼食。ドイツ語のmenuしかなく、集中力を総動員して何とか食べたい料理を頼みました。
 この頃、持ち歩いていたのはOlympus C-900Zでした。左のMozartは白飛び寸前です。
 花壇のト音記号を写し込んだshotsは白が飛んでしまっていて使いものになりませんでした。


 Operaには十分時間があるし、ドナウ川を見ておこうと唐突に思いつきました。跳ね橋は途中の地下鉄の駅からの撮影。
 この辺りは中州を挟んで、新旧2本のドナウ川が流れています。街中から遠い方が"新"で、こんな光景でした。
 Operaは、偶然2年連続になった"魔笛。"奮発して、去年よりもさらにいい席を予約していました。今年は座席に字幕用のLED displayが設置されていて、大変充実した時間を過ごしました。
暗転
 月曜の朝、予定通りLHRに到着し、現地の仲間と合流。"これを読んだか?"と一枚の書類を渡されました。そこには、US軍のAfghanistan侵攻に伴い、出張者の航空機利用を禁止するとのお達しが...。
もっとも、これはEuropeの現地法人社員に対する通知で、日本からの出張者は本社からの指示に従えとのこと
。折しも日本は連休で、何の通達も来ていません。ならば自分で判断するしかないと覚悟を決めました。現地の人も一緒に動くので、飛行機は使えません。
 かくして、左のような行程に急遽変更(網掛け部分が陸路)。2日目は午前中の顧客訪問のあとで駅に駆け込み、Londonに移動。3日目の午前中にドイツの顧客訪問が入っていたのでEurostarと夜行寝台を乗り継いで、どうにかたどり着きました。
4日目は、午前中に身内の打合せを終わらせて、陸路空港へ。
このときが最後に乗ったJLの国際線です。日本に逃げ帰る人たち(?)で完璧に満席でした。その後、One World加盟に伴うGlobal club会員の扱いにあきれ、JLとは縁を切りました。
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