Europe trip, March, 1997

 思い立って昔の旅の記録を再編集しました。
1997年、勤続XX年休暇を利用しての旅でした。同行者は初めての海外旅行、引率者兼ポータ兼通訳は約30回の海外出張を経験してから初めての仕事抜きの旅という組合せ。半ば自動的に、行ったことのある街を巡る形になっています。

 Digital画像はHPのPhoto scannerでネガや入場券などをscanしたものと、今回新たにcolour printをscanしてjpegにしたものが混在しています。かくして、画質はお世辞にもよくなく、証拠写真としての価値があるだけです。
 帰国後、旅の報告書としてPC-VANで公開していた文章をなるべくそのまま使っています。当時のものの考え方や価値観を壊したくなかったためですが、誤記など細かな修正だけは施しました。この色が手を加えた部分です。
 この旅に持っていったcameraは今となっては型番の確認ができません。出発の前日に調達したのは確かで、発売時期などからESPIO 90MCではないかと見当をつけています。


(1)出発

 私にとって、引力を最も感じる方角がEuropeの方で、さらには旧西側世界の東の端辺りということになります。もちろん、英語の先生方が生れ育ったイギリス中部にも相当な因縁があるのですが。
 かくして、日本から出るときにはまず彼の地に直行するにしかずということになって(偶然その曜日に直行便が飛んでいたのが真相)、オーストリア航空のA340に乗り込みました。ANAの便名もついていたので乗る直前までOSの便だとは気づかなかったのですが、座席を選ぶ際に機体が747でないとわかって、納得しました。両社の提携便ですが、この日はOS社の担当だったのです。 坊主憎けりゃの反対で、私はこの航空会社も好きなので、幸先のいいスタートになったと思いました(少なくとも、仕事以外で国外に出るのは初めてですから、何でも肯定的に見てしまう傾向はあったかも知れません)。 平日だし、春休みにはまだ早いし、まだ寒いかも知れない街に出かけようという物好きは少ないしということで、妙に乗客の平均年齢は高かったように思えます。←我々はそれを下げるのに貢献しているのではないかと思うほど。
飛行中の話は省略して(食事に「魚」を頼んだ
同行者に、鰻丼が届いたのはかなり驚いたのですが)ウィーン空港に着いてみたら案外明るく(日没時間がもっと早いと思っていた)、気温も問題になるほど寒くありません。ヨーロッパには7年も出かけていなかったので、すっかり勘が狂ってしまったと思いました。ホテルは、以前も泊まったことのある国立オペラの裏手、古いけれど落ち着いた雰囲気のところを予約していました(私はここに泊まるのが三度目です)。

 
# 立ち回り先
1 Vienna Go!
2 Salzburg Go!
3 Munich Go!
4 Schloss Linderhof & Schloss Neuschwanstein (Ludwig II 巡礼) Go!
5 London Go!
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