Munich (Germany)     Europe trip, March, 1997

(8)ミュンヘン

 今回、ミュンヘンに長いこと(?)滞在したのは、ロマンティック街道の南端に近いノイシュヴァンシュタイン城に行きたいという道連れがいたためです。それ以外の美術館や博物館巡りは以前の出張のついでに一通り終わっていたので、休館日の多い月曜日をこの街で過ごすことにしました。気分的には一日遅れの日曜日のつもりでもあったのです。 結局、月曜日も開いているドイツ博物館に行った他は、エリザベート博物館というのを見つけて行ってきました。ここはZAMという珍しい博物館の集合体で、おまるや溲瓶、イースタの兎などを集めてあります。あと、翌日のルートヴィヒ2世のゆかりの地訪問に先駆けて、彼の棺が置かれている教会にも行って来ました。ちょっと怖かったので、そそくさとお参り(?)して来たというのが正しいですが。
 
 
ドイツ博物館の入場券。最初に来たのは1988年でした。  他にも何枚か撮影しましたが、比較的まとまっているのだけ。
 お定まりの市庁舎。といいつつ、からくり時計が動く時間帯に広場に来ているのですから、なにをか言わんや。
 この地では大きいと言われている文房具屋(何故か看板が大きなクリップでした。伊東屋と同じ)で土産の買い物をした後は、ドイツ料理の賞味に費やしました。
泊まったホテルは、これで三度目という駅前の宿で、部屋の鍵には巨大な球体がついています。
これでは、ちょっとポケットに入れて外出とは行かず、その都度フロントに立ち寄る必要がありました。
オーストリアから電車で到着し、駅前の横断歩道を渡ればホテル、次の目的地に向かう飛行機も、駅前のバスセンタから空港直行のLufthansaのバスが出ているという地の利は、今回しみじみありがたいと思いました。

 この街の交通機関の特徴は、パートナと呼ばれるお買い得の切符があることで、普通なら一人8DMなのに12DM出せば大人二人と子供三人、それに犬一匹まで一日乗り放題になります。犬を連れて乗っている人は見かけませんでしたが、この辺の寛大さもバイエルンの風土かと思ったりしました。

 寛大でなかったのは通信料金です。駅の郵便局から日本にFAXを一枚送ったら26 DMも取られてしまいました。はがきも日本宛の航空便は2 DM、これもオーストリアからだと9.5 ASですから1.5倍の差です。日本からだと70
ですから、こちらの方が安い(ドイツからの半額以下)ですね。
 
この旅のtopに戻る
の続き(Schloss Linderhof & Schloss Neuschwanstein)へ
Copyright(C) 2011/2022 CPU.BACH. All rights reserved.