原子力空母レーガン寄港に抗議する!

 2月24日早朝、米海軍の最新鋭原子力空母レーガンが佐世保港に入港し、中央錨地に停泊しました。随伴艦の3隻のうち、イージス巡洋艦レイク・シャンプレーンも佐世保に寄港しました。

 21世紀になって米空母の佐世保寄港は1年おきのペースでした。しかし昨年5月にはリンカーン、11月にはキティホーク、そして今回の寄港と、わずか1年間足らずの間に3隻の寄港は明らかに佐世保の準母港化を狙った布石です。

 24日午前8時前、レーガンは70機あまりの戦闘機などを搭載したまま姿を現しました。港口を見下ろせる野崎町の高台では佐世保原水協と平和委員会が抗議集会を開き、入港してくるキティホークに向かって、「核空母レーガンは帰れ」などと抗議のシュプレヒコールをあげました。


レーガン乗組員の移送には民間フェリーの「ニューたかしま」が

佐世保への米空母の寄港状況
1990年以降 赤字は原子力空母
ミッドウェイ 1990.02.22〜02.25
カールビンソン 1990.03.04〜03.06
インディペンデンス 1993.02.28〜03.04
キティホーク 1994.07.16〜07.19
コンステレーション 1997.09.09〜09.10
エイブラハム・リンカーン 2002.08.16〜08.19
ジョン・C・ステニス 2004.08.21〜08.25
エイブラハム・リンカーン 2006.05.25〜05.29
キティホーク 2006.11.06〜11.09
ロナルド・レーガン 2007.02.24〜02.28