家を建てるなら

〜おじさんとおばさんの「オンリーワンの家」〜

ガレージの威力

2011年12月31日

家を建てるなら絶対に欲しいものが三つあるということは前に書きました。
   宅配窓 <2009年9月30日>
   サニールーム <2010年1月31日>
   ポスクと名付けた郵便受け <2011年5月31日>
 この三つはどれもあまり見かけないものばかりです。

これとは別に付けたいと思っていたものが窓のシャッターとガレージです。シャッターについては次の機会に書くとして、今日はガレージについてです。

ガレージはどの家にもあるわけではないですが、ことばもよく聞きますし目にする機会も多いですよね。でも戸建て住宅でガレージのある家はそれほど多くないようです。

もちろんガレージにすると建ぺい率(建築敷地面積に対する建築面積の割合。建築基準法では、保安・衛生や環境保全の上で必要な空地を保つため、種々の制限を設けている。 広辞苑第五版)の問題もあるしそれなりの費用はかかります。でも、ゆったりとした敷地の立派な家でもガレージのない家は多いように思います。それはガレージを必要と考えていないからではないでしょうか。

ガレージの良さは漠然とは分かっていました。だからガレージを付けたのですが、実際に使ってみると予想以上にメリットが大きいのです。

まず夏の暑さです。炎天下に止めている車に乗ったときのあの暑さとは全く無縁です。アパートにいる頃の冬の朝は車の窓ガラスが凍っているので、いつもお湯をかけて溶かしていました。そんな必要は全くありません。大雨の日の乗り降りでも濡れることがありません。

ここまではガレージでなくても屋根さえあれば同じかもしれませんが、ガレージだと寒い朝に車に乗り込んでも寒さをほとんど感じません。当然車にも日光や風雨の影響を与えずにすんでいるでしょう。

また別の視点ではガレージが物置代わりになります。おじさんは木工が好きなので壁に棚を付けて大工道具や材料などを置いています。もちろん木工作業の作業場にもなります。

日常的なことではゴミの一時置き場にもしています。台風が近づいたときは飛びそうなものをガレージの中に避難させます。

もう一ついいことがあります。車で出かけているかどうかが外からでは分からないのです。自分たちの行動が不用意に知られないですむので防犯にも役立つと思います。勝手口もガレージの中にあるのでその点でも安心できます。

最後に費用の問題ですが、ビルトインガレージであれば電動シャッターを含めてもガレージに余分にかかる費用は100万というような額にはならないと思います。詳しく調べてはいませんがもっともっと安い額ではないでしょうか。

それでもガレージは贅沢だという人がいるかもしれませんね。それは価値観の問題だと思います。客間を作ろうと思えばガレージより高くなるでしょう。少しいい車に乗ろうと思えば100万、200万はすぐにオーバーします。おじさんはそれよりもガレージの方を選んだだけなのです。

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