家を建てるなら

〜おじさんとおばさんの「オンリーワンの家」〜

サニールーム

2010年1月31日

家を建てるなら絶対に作りたいものが三つありました。その三つはどれもあまり見かけないのものばかりです。そのうちの「宅配窓」については先に書いたので、今日は「サニールーム」の紹介です。

前に住んでいたアパートはとても日当たりが良くて、洗濯物もすぐに乾いていました。でも、日当たりが良すぎて夏の太陽がとても暑かったのです。おばさんはベランダに出るときはいつも帽子をかぶって日除けの手袋をしていたぐらいです。

仕事を辞めてからはそうしたおばさんの姿をいつも見ていたので、何とかしてやりたいとの思いが強くなったのです。それでベランダに窓のようなものを付けるとかブラインドを付けるとかいろいろ考えて、結局ベランダではなく部屋にしたのです。洗濯物を干すための部屋、それをサニールームと呼んでいます。

夏場は朝すぐに窓を開けて東側のブラインドを下ろします。そして、洗濯物を干してからブラインドを上げるのです。洗濯物を取り込むときは西側のブラインドを下ろします。こうすれば太陽の光にさらされることがないので帽子も必要ありません。

アパートでの最後の夏には間に合わせの日除けを付けたのですが、それなりの効果はありました。だから夏の暑さだけならサニールームでなくても、ひさしを長くするとか日除けを取り付けることで対応できます。でもサニールームは冬にも効果があるのです。

そうです、寒さの対策にもなるのです。朝はまずシャッターだけを開け、窓は閉めたままにしておきます。その状態で洗濯物を干すので冷たい風に吹かれることもないのです。夏と同じように洗濯物を干してから窓を開ければいいのです。

部屋だからこその効果なのですが、ベランダに干すのと比べると乾きは良くありません。夏場は完全に乾くのですが、今の時期だと夕方までに乾ききらないことがあります。でも三方が窓なので部屋干しのような感覚はありませんし、窓を閉めておけば湿ることはないのでそのまま干しておけば、朝までには充分乾いています。当然雨の時でも窓を閉めておけば何の心配もなく干しておけます。

少し失敗したと思うのは一方の窓にひさしのないことです。ちょっと強い雨だと吹き込んできますので、慌てて窓を閉めるないといけません。でも、その窓には日除けを付けるように金具を取り付けているので、それができればその問題は解消します。そうなれば少々の雨でも開けっ放しで大丈夫ですので安心して外出もできます。

実際に使ってみると、思っていなかったメリットに気がつきました。それは次回に。

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