☆ 歯を抜いたら、根は亡くなってしまいます。
「金属が取れました。!」「明日から旅行だから、付けてもらえますか?」
そう言って、飛び込んできた方がいました。
見ると、
金属がかぶった歯はコロッと 根元から折れています。
おまけに 残った根は、かなり深く虫歯になっていて残せそうにありません。
以前 神経を取って 全体を被せた歯が 知らないうちに根元から深いムシ歯になって折れてしまったようです。
「これは 抜かないといけませんね〜〜」
「エッ!! どうして? 着かないのですか?」
その方に、レントゲンを見てもらいながら、説明し、納得してもらいました。
「抜いたら 刺し歯にできるんですよね?」??
抜いたら、根は亡くなってしまいます。差し歯は、根が残っていないと出来ません。
歯が無くなると、両隣の歯を削って橋を架けるなどの治療が一般的です。
その事を説明すると、
「えーー!! きれいな歯を削っちゃうのですか!! ムシ歯にもなっていないし・・・
他に方法はないんですか〜〜?」
そうなんです。
保険では、きれいな歯を削って橋をかけるか、1本だけの入れ歯しかないのです。何れにしても、両隣の歯が、亡くなった歯の負担をしなければいけません。
そこで、登場するのは インプラント!!
これは、両隣の歯を傷つけることなく 独立して使えます。
「自立」してますから、隣の歯に負担をかけません。
たとえるなら・・・・
3人兄弟の末っ子が ギャンブルに夢中になり500万円が払えず自己破産しました。
2人の兄は協力して、助けますが、共倒れになってしまいます。
ところが、「インプラント」は、神様から与えられた、奇蹟の500万円です!
自己破産した末っ子は 500万円を返して改心し一生懸命仕事をしました。
2人の兄も 今まで通り暮らす事が出来ました。めでたしめでたし!!
と、こうなります。
ギャンブラーは、なかなかこうはなりませんが、インプラントはちゃんと自分の歯の役目を果たしてくれます。
インプラントはムシ歯になりません。
歯ぐきの状態をきれいにすれば、自分の歯より長持ちします。
インプラント1本で、亡くなった歯だけでなく、両方の歯も救えるのです。
私自身、歯を失くしたら、迷わずインプラントを受けたいです。