☆ 亡くなった奥歯をそのままにすると、次々歯を失って 総入れ歯に一直線!
奥歯が無くなって、小さい入れ歯を入れなくてはいけないと言われたら、
1、入れ歯をちゃんと入れる。
2、反対で噛めるし、入れ歯なんて面倒だから入れない。
多くの方が、「入れ歯なんてめんどうだから、入れたくない!!」
「奥歯だし、見えないからま〜〜いいや。」
と 心底思っています。
それを知りながら、保険では入れ歯しかないから、入れ歯を作って来ました。
私も、そうして来ました。
でも、その後の現実を見ると、考えさせられます。
左の写真は下の入れ歯を入れなくなって10年近く経っています。
上の歯が下に下がって来ました。
赤い分だけ、下がっています。
これを ちゃんと治療するには、上の歯の
赤い部分も治さなくてはいけません。
そして、さらに放置すると、上の前歯が揺れて来て、亡くなる事になります。
いよいよこうなると、入れ歯を入れなくてはみっともないからやっといれますが、ちょっと遅いです。
亡くなった奥歯をそのままにすると・・・(下が無くなった場合)
1.上の歯は伸びてくる。(
ピンク→)
2.反対側でしか噛めないから アゴの運動が左右対称で
はなくなる。
3.不自然な動きから アゴの関節が痛くなったり、音がし
始める。
4.頬の筋肉(
ピンク−)に引っ張られて歯の無い方の目が 下がってくる。(
水色→)
5.顔が反対側に歪む。
6.肩こり、頭痛がひどくなる。
7.そのうちに 上の前歯が前に出てくる。
8.次々歯を失って 総入れ歯に一直線!
歯を失ってしまったら、骨がしっかりあるうちに、インプラントを入れる事をお勧めします。
1〜2本失った程度のうちにインプラントで、しっかり治療しておけば、左右対称の歯並びを、保つ事が出来るのです。
上下しっかり噛んでいないと、歯はいろんな方向に動きます。
?(左写真
赤→)
上下ちゃんと平らに並んでいたのに、歯が無くなって時間が経ち、それを治さずに歯を入れたりすると、ここまで歯並びが乱れます。
右の写真の方は、鉛筆の線まで低くしなくてはいけません。
代わりに 下は長くしなくてはいけません。
ここまで 歯並びが乱れると、治療は時間も、お金もかかり、歯並びを治すために ムシ歯でない歯の神経を取って 頭を低くすることが必要になってきます。
歯が抜けたままにしておくと、上記のような未来が待っているのです。
どういう順番で入れ歯が大きくなっていくか、私には手に取るように見えてしまいます。
将来のあなたの口の中が見えるから、わたしはインプラントを勧めたいのです。
あなたに、これ以上 「入れ歯」で、悲しい思いをしてほしくありません。
あなたには、いつまでも歯の事など気にしないで 若々しく元気でいて欲しい・・
ただ、そのことを 願っています。