復活「いのち」は受け継がれて

 

セバスチャン 西川 哲彌

復活祭おめでとうございます。
今年は、4人の方が洗礼を受けられました。
I君、N君、Yさん、Kさんです。
4人の方は、万感の思いでこの日を迎えられたと思います。
洗礼は大きな目標です。
洗礼を受けるために、厳しい苦難を乗り越えなければならないし、多くの方々の応 援と支えがあったに違いありません。
中でも、I君とN君には共通点が幾つかあり、これからも、摂理的に共通する導きがあるような気がしてなりません。
共通点の一つは二人とも同学年だということ、この4月で中学3年生になりました。
もう一つは、二人とも、つい 最近おじいちゃんを亡くされている事です。
I君は一昨年の12月23日 にN君は昨年の2月27日のことです。
いずれも、お葬式や埋葬 式でそれとなく背中を押されたような感じがします。
押したのはおじいちゃんだったのかなと思います。
二人が洗礼の為の勉強に来る様になって、ふと、そう思いました。
霊的な命がつながって行くという事が現実にあるという事です。
これから、堅信の秘跡も待っています。
堅信を受ければ、もう押しも押されぬ成人の信徒になります。
聖霊がその時その時、知恵と力を与えてくださるでしょ う。
枝の主日には2人の赤ちゃんが洗礼を受けられました。
合わせると6名の新しい兄弟姉妹を迎えた事になります。
上野教会にくださった大きな恵みを改めて感謝致します。
主の復活は私たちに永遠の命を教えてくださいました。
死に打ち勝って新し い命への道を、大きな喜びを持って歩んでいきましょう。

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