ペトロ 晴佐久 昌英 主任司祭  紹介

1957年東京都生まれ。
カトリック信者の両親のもと、教会大好き少年として育つ。
上智大学神学部、東京カトリック神学院卒。
1987年司祭叙階。

「福音を説明するのではなく、宣言する司祭」として、「神は、今ここで、あなたを愛している」「あなたはもう救われている」と
教派を越えた各教会をはじめ、各地での講演会、ラジオやインターネットで宣言し、毎年多数の受洗者を生み出している。

美術、音楽、映画、演劇が大好きで、さまざまなイベントをプロ デュースし、毎夏の無人島生活は29年目。好物は赤ワイン。

エッセイ集、詩集、絵本、日めくりカレンダー、説教集、信仰入門 書など、著書多数。
近著に『福音宣言』『幸いの書』『十字を切る』などがある。

 

 

主任司祭からのメッセージ

上野教会・浅草教会に赴任と決まった時、とてもうれしかったです。

ひとつには、どちらもとても交通の便が良くて、大きな聖堂や、いくつもの集会室があるからです。私の所には各地から多くの人が集まって来ますし、さまざまな集いを持っていますから、集まる人は皆、喜んでいます。この一週間を振り返っただけでも、さっそくもう、病気を抱える人の癒しのミサ「お帰りミサ」の人達が大勢集まりましたし、心の癒しを求める青年の集い「ここヤシ」のスタッフも集まりましたし、毎夏の無人島キャンプのミーティングも行われましたし、普遍的な福音を語るための研究会「福音塾」の牧師先生方の集いもありました。

また、二つの教会を兼任できるのも大きな恵みです。福音を多くの人に宣言したい司祭として、二つの教会ならではの協力体制の中で、様々な機会に、様々な人たちに福音を語ることができるのは大きな魅力です。まだ細かくは決まっていませんが、これからは二か所で入門講座や福音講座を開いて、大勢の人に救いの喜びを伝え、洗礼を授けて迎え入れたいと願っています。すでに、どちらの教会でも、洗礼を受けたいというお申し出を何人からも受けていますので、来年の復活祭には教会家族が大勢増えることでしょう。

しかし、何といっても一番うれしかったのは、どちらも素晴らしい伝統があり、温かい人情にあふれ、地域社会に根差していて、大きな可能性に満ちている教会だという事です。今集まっているみなさんは、神さまの御計画のうちに、神さまだけがご存じの特別なわけがあってお集めになったキリスト者です。年齢も才能も体力も人柄も、一切関係なく、神さまが上手に用いてくださいます。みこころに信頼して、福音のために共に働きましょう。

欠点の多い司祭ですが、皆さんとの信頼関係を大切にしながら歩んでまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いします!