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ライスシャワー

牡・黒鹿毛
父・リアルシャダイ
母・ライラックポイント
母の父・マルゼンスキー

☆☆☆
3歳の芙蓉Sを勝った後、休養に入り、明けて4歳のスプリングSで復帰、4着と健闘します。皐月賞では穴馬として少しだけ注目されますが、8着と凡走。ダービー出走権を得るため、NHK杯を使いますが、これも凡走。運良く抽選でダービーに出走できますが、この時点では、すっかり忘れ去られた存在となっておりました故、この2着にはびっくりです。長距離適性の強いリアルシャダイ産駒だけあって、2000メートルを超えたときの安定度は抜群でした。ただ、馬格が小さいので、59キロを越えた斤量を背負わされたりすると、凡走する傾向があるようでした。でも、ミホノブルボンの3冠阻止、メジロマックイーン天皇賞〔春〕3連覇阻止をしたりと、話題に事欠きません。7歳になって、58キロで走れる天皇賞〔春〕を見事制覇。2度目の優勝となりました。ところが、喜びも束の間。次走の宝塚記念で、競争中に故障発生。予後不良となり、還らぬ名馬となってしまいました。同馬の活躍を讃える記念碑が京都競馬場に建てられています。


日付 開催地 レース名 条件 距離 コース 馬場 着順 頭数 人気 1着馬(2着馬)
91.08.10 新潟 新馬 - 1000 1 10 2 (ダイイチリユモン)
91.09.01 新潟 新潟3歳S G3 1200 11 14 3 ユートジェーン
91.09.21 中山 芙蓉S OP 1600 1 8 2 (アララットサン)
92.03.29 中山 スプリングS G2 1800 4 14 12 ミホノブルボン
92.04.19 中山 皐月賞 G1 2000 8 17 11 ミホノブルボン
92.05.10 東京 NHK杯 G2 2000 8 16 9 ナリタタイセイ
92.05.31 東京 ダービー G1 2400 2 18 16 ミホノブルボン
92.09.27 中山 セントライト記念 G2 2200 2 13 3 レガシーワールド
92.10.18 京都 京都新聞杯 G2 2200 2 10 2 ミホノブルボン
92.11.08 京都 菊花賞 G1 3000 1 18 2 ミホノブルボン
92.12.27 中山 有馬記念 G1 2500 8 16 2 メジロパーマー
93.02.21 東京 目黒記念 G2 2500 2 12 2 マチカネタンホイザ
93.03.21 中山 日経賞 G2 2500 1 12 1 (イタリアンカラー)
93.04.25 京都 天皇賞 G1 3200 1 15 2 メジロマックイーン
93.09.19 中山 オールカマー G3 2200 3 13 1 ツインターボ
93.10.31 東京 天皇賞 G1 2000 6 17 1 ヤマニンゼファー
93.11.28 東京 ジャパンC G1 2400 14 16 7 レガシーワールド
93.12.26 中山 有馬記念 G1 2500 8 14 5 トウカイテイオー
94.02.13 阪神 京都記念 G2 2200 5 10 2 ビワハヤヒデ
94.03.20 中山 日経賞 G2 2500 2 9 2 ステージチャンプ
94.12.25 中山 有馬記念 G1 2500 3 13 4 ナリタブライアン
95.02.12 京都 京都記念 G2 2200 6 8 1 ワコーチカコ
95.03.19 中山 日経賞 G2 2500 6 9 1 インターライナー
95.04.23 京都 天皇賞 G1 3200 1 18 4 (ステージチャンプ)
95.06.04 京都 宝塚記念 G1 2200 中止 17 3 ダンツシアトル

計25戦6勝 2着5回 3着2回

JRA賞
1995年
特別賞


G1レース
1992年 1993年 1994年
1995年
ダービー 菊花賞 天皇賞〔春〕
有馬記念