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ナリタブライアン

牡・黒鹿毛
父・ブライアンズタイム
母・パシフィカス
母の父・Northern Dancer

☆☆☆
史上5頭目の3冠馬に輝いた名馬で、更には皐月賞ダービー菊花賞と進む内に2着馬との着差がどんどん開いていく勝ち方は、初代3冠馬セントライト以来だそうです。有馬記念まで制し、1994年度の文句無しの年度代表馬に選定されました。惜しむらくは、同年は兄ビワハヤヒデが最強古馬として活躍しており、有馬記念での兄弟対決を期待されていた方も多かったと思いますが、ビワハヤヒデの故障により実現されなかったことです。6歳、高松宮杯を最後に引退。種牡馬生活に入りますが、不幸にも1998年9月、胃破裂のため、この世を去ってしまいました。同馬の栄光の軌跡を讃え、北海道新冠町に記念館が建てられています。


日付 開催地 レース名 条件 距離 コース 馬場 着順 頭数 人気 1着馬(2着馬)
93.08.15 函館 新馬 - 1200 2 8 2 ロングユニコーン
93.08.29 函館 新馬 - 1200 1 9 1 (ジンライ)
93.09.26 函館 函館3歳S G3 1200 6 9 2 マリーゴッド
93.10.24 福島 きんせんか賞 500 1700 1 8 1 (ランセット)
93.11.06 京都 デイリー杯3歳S G2 1400 3 15 2 ボディーガード
93.11.21 京都 京都3歳S OP 1800 1 8 1 (テイエムイナズマ)
93.12.12 中山 朝日杯3歳S G1 1600 1 14 1 (フィールドボンバー)
94.02.14 東京 共同通信杯4歳S G3 1800 1 10 1 (アイネスサウザー)
94.03.27 中山 スプリングS G2 1800 1 10 1 (フジノマッケンオー)
94.04.17 中山 皐月賞 G1 2000 1 18 1 (サクラスーパーオー)
94.05.29 東京 ダービー G1 2400 1 18 1 (エアダブリン)
94.10.16 阪神 京都新聞杯 G2 2200 2 10 1 スターマン
94.11.06 京都 菊花賞 G1 3000 1 15 1 (ヤシマソブリン)
94.12.25 中山 有馬記念 G1 2500 1 13 1 ヒシアマゾン
95.03.12 京都 阪神大賞典 G2 3000 1 11 1 (ハギノリアルキング)
95.10.29 東京 天皇賞 G1 2000 12 17 1 サクラチトセオー
95.11.26 東京 ジャパンC G1 2400 6 14 1 ランド
95.12.24 中山 有馬記念 G1 2500 4 12 2 マヤノトップガン
96.03.09 阪神 阪神大賞典 G2 3000 1 10 2 マヤノトップガン
96.04.21 京都 天皇賞 G1 3200 2 16 1 サクラローレル
96.05.19 中京 高松宮杯 G1 1200 4 13 2 フラワーパーク

計21戦12勝 2着3回 3着1回

JRA賞
1993年 1994年
年度代表馬 最優秀4歳牡馬 最優秀3歳牡馬


G1レース
1993年 1994年 1996年
朝日杯3歳S 皐月賞 ダービー
菊花賞 有馬記念 天皇賞〔春〕