06.08 正二十面体の星形化 (8)



正二十面体の星形化第8作目です。

いままでの作品をリンクすると,

第1星形第2星形第3星形第4星形第5星形第6星形第7星形

さて,今回の第8星形化は10色モデルで作ってみました。
色合いの選び方が難しく,つくづく美的センスの欠如を感じます。
展開図は10色モデルに加え単色モデルも掲載します。

とりあえず写真を。
8thStellationOfIcosa_1

並べてあるCDと見比べると大きさが分かります。

3つの方向から見た写真をどうぞ。

8thStellationOfIcosa_2 8thStellationOfIcosa_3 8thStellationOfIcosa_4

面を形作る三角形は,下の図の黄色の部分です。
最も外側の正三角形の辺の上の点は,黄金分割の点です。
8thStellationOfIcosa_Face

この図が20枚あるとして,中心の青い正三角形を,正二十面体の20個の面に貼り付けていけば,「正二十面体の第8星形化」の構成完了です。
10色模型ではこれらの6個の(黄色の)三角形は同じ色で塗られます。
τは黄金比で約1.62です。

この星形化はケプラー・ポアンソの大二十面体(↓下の画像)によく似ています。
大二十面体には大きな正三角形が20個見てとれます。
じつは,正二十面体の星形化のシリーズの一つとしても大二十面体を数えることができます。
シリーズの16番目に取り上げる予定です。
GreatIcosa


それでは第8星形化の展開図をアップします。
---> <正二十面体の星形化(8)の展開図ダウンロード>

10色模型に加えて単色模型(色を取り払っただけです)も展開図を示します。

展開図は12個の部品A〜Lからなります。
A〜Lの記号がついたのりしろを,その記号の部品につけていきます。
たとえば,部品Aにある2つの記号Bののりしろ部分は,部品Bにある2つの記号Aののりしろに合わせます。

写真だけでは,図形の形状がわかりにくいので,
いつものように,分かりやすいように,全体の見取り図をパソコン画面上で動かせるようにしました。
ぜひ動かしてみてください。
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注1:Windows ではうまく動くのですが,Macでは失敗します。Cabriのサポートに問合せてみているのですが
,一向に返事がありません。Macユーザの皆さん,ご了承ください。
注2:Windowsで別ウィンドウに表示されるはずですが,うまくいかないときは,その別ウィンドウの表示をF5
キーで更新してみてください。
注3:それでもWindows で表示がうまくいかない場合,「互換表示」の設定を行ってみてください。PlugInの
バージョンが対応していない模様です。よろしくお願いします。
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下の図にリンクしてありますので,クリックしてみてください。
まず新しいウィンドウでプラグインのインストールについてのセキュリティの確認をすると,
Cabri3Dというソフトのプラグインがインストールされます。
インストールに同意して,インストールが終了すると,見取り図が表示されます。
その見取り図の上にカーソルを置いて,マウスの右ボタンを押して動かすと,マウスのポインターが回転用の矢印に変わります。

すると,図が回転して立体の形がよくわかります。

正二十面体の星形化(8)を動かす
<正二十面体の星形化(8)を動かす>



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