6.02 正二十面体の星形化 (2) トゲが大12個 小20個



正二十面体の星形化です。 今回はトゲが大12個 小20個,複雑な形です。 組み立ても,けっこうしんどかったです。

ウェニンガー先生の本によれば,「正二十面体の第2星形化」です。

前後しましたが, 第1星形第3星形を先に公開しましたので,これが第3作目になります。

とりあえず写真を。
2ndStellationOfIcosa_1


3つの方向から見た写真をどうぞ。
2ndStellationOfIcosa_2 2ndStellationOfIcosa_3 2ndStellationOfIcosa_4

面を形作る二等辺三角形は,下の図の黄色の部分です。 最も外側の正三角形の辺の上の点は,黄金分割の点です。
2ndStellationOfIcosa_Net

この図が20枚あるとして,中心の赤い二等辺三角形を,正二十面体の20個の面に貼り付けていけば,「正二十面体の第2星形化」の構成完了です。 実際は,下の展開図を組み立てます。



展開図をアップしておきます。---> <正二十面体の星形化(2)の展開図ダウンロード>

5色模型です。 通常上に示した網目画像の黄色い部分を同じ色にするのですが,ここでは,複雑になるので,ウェニンガー先生の本に示唆されているように,配色を見た目美しいように変えてみました。

展開図はA4で5枚,大きなスパイク用が3枚と,スパイク同士を結びつける部品用が2枚です。
大きなスパイクがA,B,C,…,Lの12個あります。
それらを組み立て,小さい方の部品で結合します。
スパイクAとスパイクBの結合には,部品ABを用います。
部品で結合していけば,完成するようになっていますので,うまくやってみてください。

写真だけでは,図形の形状がわかりにくいので, 分かりやすいように,全体の見取り図をパソコン画面上で動かせるようにしました。

ぜひ動かしてみてください。

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注1:Windows ではうまく動くのですが,Macでは失敗します。Cabriのサポートに問合せてみているのですが,一向に返事がありません。Macユーザの皆さん,ご了承ください。 注2:Windows でInternet Explorer 9 をお使いの方は,表示がうまくいかない場合があります。メニューの「ツール」から「互換表示」にチェックを入れてお試しください。PlugInのバージョンが対応していない模様です。よろしくお願いします。
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下の図にリンクしてありますので,クリックしてみてください。 まず新しいウィンドウでプラグインのインストールについてのセキュリティの確認をすると, Cabri3Dというソフトのプラグインがインストールされます。 インストールに同意して,インストールが終了すると,見取り図が表示されます。 その見取り図の上にカーソルを置いて,マウスの右ボタンを押して動かすと,マウスのポインターが回転用の矢印に変わります。 すると,図が回転して立体の形がよくわかります。
正二十面体の星形化(2)を動かす <正二十面体の星形化(2)を動かす>

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