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Pick Up!

詩集の紹介
野田佳彦首相が昨秋の所信表明演説に引用した歌「花の冠」の作者、大越桂さん(23)=仙台市=の初めての詩集が、2冊同時に出版された。
「花の冠」(朝日新聞出版)と「海の石」(光文社)。形も値段も同じで、桂さんを知る仙台のアーティストHIROMIさんが表紙を描き分けた”双子の詩集”だ。
「言葉にならないくらいのうれしさ」と桂さんは言う。重度の脳性まひなどの障害があって、自力で移動できないが、詩は自由に飛んでいく。
「それに、本は紙のにおい、ページの起こす風が感じられる。手にとってもらえたら、詩集がいろんな人と握手できる」。
視力の弱い桂さんは、握手することで、出会いを実感してきた。 気管切開して声を失い、13歳で筆談を特訓するまで、言葉でコミュニケーションできなかった。「海の石」は、そのころの自分を海底に沈む石にたとえた詩の題名だ。

〈たったひとつのその石は/ずっと変わらない真実で/たったひとつのその石を/ずっと探すあなたを待つ〉

少しだけ動かせる左手で、はじめはペンを持ち、やがて相手の手のひらに字を書く方法でつむいできた詩は260編を超えた。
初めての作品「いのち」や言葉に関する38編を詩集「海の石」に。一日一日を大切に生きることや、震災後の追悼の詩、34編を詩集「花の冠」に収めた。
首相が読み上げた詩「花の冠」は両方に収録された。

〈小さな小さな種だって/君と一緒に育てれば/大きな大きな花になる〉。

野田首相は、桂さんが復興支援コンサートのために書いた「花の冠」が合唱曲となって歌われていることを、演説の結びで紹介した。 「誰でも、どんな境遇の下にいても、希望を持ち、希望を与えることができると、私は信じます」 双子の詩集は、2社の編集者がほれこんだ詩が違ったことから実現した。実は桂さんは双子だった。姉の葵さんは出生時に亡くなり、桂さんは819グラムの小さな赤ちゃんとして 誕生した。家族の思いはひとしおだ。「姉の23年間も形になりました」と桂さん。
「姉のいのちをいつも感じる23年間でした。だから私の分は最後までしっかり生きるつもりでいます」、そうあとがきに記した。

朝日新聞(H24.2.18)より抜粋
子どもに読んであげたい絵本 子どもから大人まで楽しめる絵本

子どもに読んであげたい絵本の紹介です。読み聞かせなどにもおすすめです!

ブンブン ガタガタ ドンドンドン
ブンブン ガタガタ ドンドンドン
 作:かんざわとしこ・たばたせいいち
 出版:のら書店
絵本のあらすじ
眠れない幼い子の心をあたたかく描いた、おやすみなさいの絵本。 カナちゃんはベットに入っても、ブンブン、ガタガタ、ドンドンと音がして、なかなか眠れません。幼い子とお母さん、お父さんの、愛情いっぱいのつながりが伝わってくる絵本です。
(※読んであげるなら3歳から、ひとりで読むなら5歳から)
すっぽんぽん
すっぽんぽん
 文:中川 ひろたか/絵:藤本 ともひこ
 出版:世界文化社
絵本のあらすじ
爽快感たっぷり100%キモチいい絵本! ロングセラー人気作家の絵本。子どもたちの好奇心をくすぐる、「はだか」の男の子がテーマです。
(読んであげるなら0歳から、ひとりで読むなら4・5歳から)
パパとあなたの影ぼうし
パパとあなたの影ぼうし
 作詞・文:こんの ひとみ/影絵:伊藤 行也(劇団影法師)
 出版:金の星社
絵本の感想
NHK「みんなのうた」で放送された『パパとあなたの影ぼうし』。たくさんの反響がよせられた歌が、そのまま絵本になりました。心がじんわり、涙がポロリ。家族愛って…ステキ。(松林の感想)
みずいろのこびん
みずいろのこびん
 作:わだ ことみ/絵:大井 淳子
 出版:岩崎書店
絵本のあらすじ
だれもがもっているかもしれない心のなかにあるみずいろのこびん。 おかあさんやともだちにきらわれたくなくて、じぶんのきもちをこびんにおしこめる。 そして、さびしさをまぎらわしたくてぼくはたべつづけた。
たいせつなきみ
たいせつなきみ
 作:マックス・ルケード/絵:セルジオ・マルティネス/訳:ホーバード・豊子
 出版:いのちのことば社フォレストブック
絵本のあらすじ
ウイミックスと呼ばれる木の小人たちは毎日同じことばかりしていた。他の小人に、金の星のシールか、灰色のだめじるしシールをはること。なめらかな木でできて絵の具もきれいにぬられたかわいい小人はいつでも星がもらえた。才能のある小人たちもそうだ。でも、あまりいろいろなことができない小人や絵の具がはげている小人たちには、みにくい灰色のだめシールがはられてしまった。パンチネロは、そんな小人のひとりだった。彫刻家エリは、パンチネロに彼がどんなに大切な存在か―他のウイミックスたちが彼をどんなにけなそうとも―を悟らせようとする。(私が落ち込んだ時よく自分自身に読んであげた絵本です。この本を読み終えると「わたしはわたしでいいんだ」と思え、随分助けられました。)
ぞうくんのさんぽ
ぞうくんのさんぽ
 作・絵:なかのひろたか
 レタリング:なかのまさたか
 出版:福音館書店
絵本のあらすじ
きょうは いいてんき。 ぞうくんは ごきげん。 「どれどれ、さんぽに でかけよう」とぞうくんが散歩にでかけ、出会った動物を次々背中にのせていきます。そして、池にドボーン! そして どうなったかな? 絵もステキだし、動物の声のかけあいもとても楽しい作品です。 我が家の子ども達は二人とも大好きで、何回も読んであげました。(この絵本の作者は実の兄弟です。)
うんちっち
うんちっち
 作:ステファニー・ブレイク
 訳:ふしみみさを
 出版:あすなろ書房
絵本のあらすじ
うさぎのこが言う言葉はただひとつ。いつでもどこでも「うんちっち」。そんなうさぎのこを食べたオオカミは「うんちっち」としか言えなくなり・・・。さてその後どうなったのでしょう!
ぞうのまあくん
ぞうのまあくん
 絵・文:アロナ・フランケル
 訳:さくま ゆみこ
 出版:アリス館
絵本のあらすじ
ぞうのまあくんはおかあさん、おとうさんにとてもかわいがってもらっていました。ジャングルの仲間たちともなかよしです。そんなある日、ぞうのまあくんにいもうとがうまれました。おかあさんもおとうさんもあかちゃんのおせわでおおいそがし。ぞうのまあくんはさみしくなってしまいます。ぞうのまあくんはおとうさんとおかあさんに自分の気持ちをはなします。ぞうのまあくんはちゃんとおにいちゃんになれるかな・・・。
ねえ、わたしのことすき?
ねえ、わたしのことすき?
 文:カール・ノラック
 絵:クロード・k・デュボワ
 訳:河野万里子
 出版:ほるぷ出版
絵本のあらすじ
ロラに おとうとのテオがうまれました。 うれしくてたまらないロラは、さっそくテオとあそぼうとしますが、ちいさなテオはないてばかり。「わたしのこと、すきじゃないのかな」。 さびしくなったロラは・・・ ちいさなハムスター、ロラのかわいい絵本です。読み終わるとあたたかい気持ちになりました。
おこだでませんように
おこだでませんように
 作:くすのき しげのり
 絵:石井 聖岳
 出版:小学館
絵本のあらすじ
ぼくは いつも おこられる。いえでも かっこうでも・・・。きのうも おこられたし、きゅうも おこられてる。 きっと あしたも おこられるやろ・・・ぼくは どないしたら おこられへんのやろ。 ぼくは どないしたら ほめてもらえるのやろ。ぼくは・・・「わるいこ」なんやろか・・・。ぼくは、しょうがっこうに にゅうがくしてから おしえてもらった ひらがなで、たなばたさまに おねがいを かいた。ひらがな ひとつずつ、こころを こめて・・・。
ある講座に参加した時、講師である弘前大学生涯学習教育研究センターの 深作拓郎先生が紹介してくださった絵本です。この絵本は実話だそうです。 会場にいた方、みなさん泣いていました。 さっそく買って、我が家に来ている親子さんに読んであげています。
だっころりん
だっころりん
 ナムーラミチヨ 著
絵本の紹介
この絵本は抱っこ法の仲間の阿部優美がさんが紹介してくれた絵本です。 この絵本を読みながら、色々な抱っこを子供と楽しんでください。 子供はみんな抱っこが大好き。 お母さん、お父さんとの特別な時間を作ってみてください。
「ふんわりやさしく だっころりん
わらったわらった だっころりん
ないたっていいよ だっころりん
だっこする人される人
みんながしあわせ」
いやっ!
いやっ!
 トレーシー・コーヂュロイ 作
ティム・ワーンズ 絵/三辺律子 訳
 ブロンズ新社
絵本の紹介
アーチーは かわいいね。
みんなが そういいます。
ところが あるひ あたらしい
ことばを おぼえた アーチーは・・・
「いやっ!」
イヤイヤ期に,てをやいているパパとママにおくるえほん!
だるまさんと
だるまさんが(第1弾/だるまさんの(第2弾)/だるまさんと(第3弾)
 3冊とも かがくいひろし/さく
 出版:金の星社
絵本のあらすじ
こんなカワイイだるまさん見たことない!子ども達に爆発的大人気のだるまさん!
誰もが知っているあの遊びが絵本で登場。だ・る・ま・さ・ん・が・・・・転んだと思いきや、ページをめくって、あらら!びっくり!大笑い!とびきりゆかいでキュートな ファーストブックです。
(0歳から)
ちいさな くれよん
ちいさな くれよん
 作:篠塚 かをり/絵:安井 淡
 出版:世界文化社
絵本のあらすじ
おれて短くなったきいろいくれよんが、くずかごにすてられました。でも、くれよんは、「ぼく、まだかけますよ。」と自分を必要としてくれるものをさがして旅に出ます。
(幼児から)
かあさん、わたしのこと すき?
かあさん、わたしのこと すき?
 作:バーバラ・ジョシー/絵:バーバラ・ラヴァレー/訳:わたなべいちえ
 出版:偕成社
絵本のあらすじ
「かあさん、わたしのこと すき?」「ええ すきよ、だいすきよ。」「どれくらい すき?」世界のどの子たちもたぶん、あるときふと親の愛情をたしかめてみたくなるのではないでしようか。この本のイヌイットの少女もそう思いました。
ぼくにげちゃうよ
ぼくにげちゃうよ
 作:ワイズ・ブラウン/絵:クレメント・ハード/訳:いわたみみ
 出版:ほるぷ出版
絵本のあらすじ
ある日、子ウサギは母さんウサギに言いました。「ほく、逃げちゃうよ!」すると母さんウサギが言いました。「おまえが逃げたら、母さんは追いかけますよ。」
このような、子どもと母親の言葉でのやり取りは、身体を使っての張り合いに匹敵するものだと思います。身体での五分五分の張り合いを体験した後に、言葉での張り合いも味わってみましょう。
おっぱい
おっぱい
 著:西宮達也
 出版:鈴木出版
絵本のあらすじ
ぞうさん、ねずみさん、ごりらさん、ぶたさん。 それぞれのおっぱいと、おっぱいを飲む子どもたち。そしてお母さんのおっぱいと、それを飲んで大きくなった「ぼく」。大きく、やさしく、強く、元気な子に育ってほしいと、おっぱいに込められたお母さんの 思いが伝わってくる絵本です。 ラストシーンで、おっぱいを「弟にすこーしかしてあげる」と言っているお兄ちゃんになったぼく。 そして裏表紙では、幼稚園に行く仕度をして誇らしげに立っている姿がなんとも素敵です。
11ぴきのねことあほうどり
11ぴきのねことあほうどり
 作:馬場のぼる
 出版:こぐま社
絵本のあらすじ
前回青森県出身の絵本作家の紹介をしましたが、もう一人みなさんよくご存知の方、馬場のぼるさんの絵本が私も子ども達も大好きでした。「11ぴきのねことあほうどり」は映画にもなりましたね。 11ぴきのねこたちが繰り広げる物語はどれも展開が奇想天外でおもしろく、どうなっていくんだろうと心がワクワクしました。11ぴきのねこシリーズは何冊も出版されていますね。我が家には「11ぴきのねことへんなねこ」「11ぴきのねこどろんこ」などもあります。
うまれてきてくれてありがとう
うまれてきてくれて ありがとう
 文:にしもとよう/絵:黒井健
 出版:童心社
寄せられた感想
《おかあさん達の感想が載っていましたので紹介します》
♪我が子をぎゅっとだきしめたくまりました。(40代・おかあさん)
♪娘が我が家を選んで生まれてきてくれたんだと思うと、とても 愛おしくて抱きしめたくなりました。(30代・おかあさん)
♪毎日のせわしない育児。息子たちが成長するにつれ、ついつい 目先のことばかりに気をとられていました。この絵本に触れて 母として、人として大切な気持ちを思い出しました。(40代・おかあさん)
♪「ママもドキドキしながら、あなたの誕生を待っていたんだよ」 と読みきかせてあげたいです。(20代・おかあさん)
ほんとうに たいせつなもの
ほんとうに たいせつなもの
 作:マックス・ルケード/絵:セルジオ・マルティネス
 訳:松波史子
 出版:フォレスト・ブックス
寄せられた感想
たくさん持っていれば幸せになれるの?「はこやボールをたくさん持っているほどえらくて、えらいほど幸せになれる、そう思ってきたんだね。」
※ほんとうにたいせつなもの」愛読者の声から (一部紹介)
♬パンチネロと自分が重なって、何回読んでも涙してしまいます。人間は、富や名声を得るために、ほんとうにたいせつなものをすぐに忘れてしまいます。 忘れないように度々読むようにしています。)
(長野県31歳 主婦)
♬心が温まり、心が落ち着き、生きていく楽しさを感じさせてくれる作品です。今までずっと求めていた絵本にやっと出会うことが出来て幸せです。)
(福岡県52歳 保育士)
♬エリの手がパンチネロの肩にそっと置かれている絵にジーンときてしまいます。このパンチネロは、自分を見失った時の私ではないだろうか・・・そんな気がしました。 (千葉県40歳 主婦)
色の女王
色の女王
 作:ユッタ・バウアー
 訳:橋本 香折
 出版:小学館
絵本のあらすじ
ある朝、色の女王マルティナは、家来の青を呼びました。青はやさしく、ものしずかでした。女王にそっとあいさつすると、青は空にひろがり・・・・女王をつつみこむと、しずかに消えていきました。つぎに、女王は赤を呼びました。「馬におなり!」と女王は赤に言いました。赤はらんぼうで、あぶないところもへいちゃらでした。女王もすっかりその気になって、あばれまわりました。
次に黄色がやってきました。「おまえは明るくて、あたたかいからね」ところが黄色は、明るく、あたたかいだけではありませんでした。いじわるで、たちが悪いところがあったのです。それは女王もおなじでした。そこで、けんかがはじまりました。さてさてこの後、どうなったでしょう!?  この絵本は、心の様子が色で描かれています。色合いなどで心の状態がとてもわかりやすく表現されています。目で学ぶ感覚が初めての、素敵な絵本だと思いました。
もう ぬげない
もう ぬげない
 作:ヨシタケシンスケ
 出版:ブロンズ新社
絵本のあらすじ
実はこの絵本は県立保健大でやっている「ココかれっじ」で一緒に活動している蝦名富貴子さんから教えてもらった絵本です。「おもしろい絵本みつけたよ!」といって持ってきてくれたので、読んでみました。男の子のオマヌケナ行動やこのまま大人になるのかな・・といろいろなことを想像するのですが、それが笑えるのです。とても楽しい絵本です。我が家に来ている親子さんに読んでもらったら大うけでした。
けんかのきもち
けんかのきもち
柴田愛子・文
伊藤秀男・絵
出版:ポプラ社
絵本のあらすじ
けんかは 素手でやる。
けんかは1対1でやる。
けんかはどちらかがやめたくなったらやめる。けんかすると、まえより もっと なかよくなる。
絵本の1ページ目に これは、こどもたちのあそびは、「あそび島」のおはなしです。 「あそび島」には せんせいもいて、まいにち たくさんのこどもたちが あそんでいます。とあります。 この絵本の舞台「あそび島」には3歳から高校生くらいまでのひとたちがやってくるそうです。メンバーは“りんごの木”(自主保育グループ)の卒業生や地域の人で来たい人が来る感じだそうですよ。“りんごの木”の代表の柴田愛子さんは「見事なけんかでした」:気持ちいいけんかです。けんかの後始末もなかなか見事でした。気持ちいいけんかをできる相手をもっているふたりをうらやましくも思います。 と解説しています。信頼できる相手だからこそ、けんかできるのですね。けんかの様子やけんかしたときの気持ちやその後の気持ちの変化がいきいきと描かれています。
だっだぁー
だっだぁー
ナムーラミチヨ 著
出版:愛蔵版
絵本のあらすじ
「ぶっひゃひゃあー」「むちゅ むちゅ」共通言語は擬音語です。赤ちゃんの欲求は「眠い!食べたい!おしっこ!」だけではありません。赤ちゃんだって楽しくおしゃべりしたいんです。この本は、ことばの音を楽しむ遊び心を応援します。調子をつけたり、声色を変えたり、例えば「だらっだら・・・ 「だっだぁー!」と喜び合ったり。表情豊かに、自由に盛大に遊んでください。ちなみに ここに登場するカラフルなお化けたちは赤ちゃんの守り神です。 (作者:ナムーラミチヨより)

子どもから大人まで楽しんでほしい絵本です!

はやくはやくっていわないで
はやくはやくっていわないで
 作:益田ミリ/絵:平澤一平
 出版:ミシマ社
絵本のあらすじ
聞こえていますか?この子の声、あの人の声・・・・。
「どうしていそぐ いそいでどこへいく」この絵本には、今を生きる私達がつい忘れがちな、大切なメッセージがいっぱい。読んで涙が出た等の感想が多数届いています。読み聞かせもおすすめ。
(0歳~100歳)26.4×21.5cm/54ページ/初版2010年
いいこって どんなこ?
いいこって どんなこ?
 文:ジーン・モデシット/絵:ロビン・スポワート/訳:もき かずこ
 出版:冨山房
絵本の感想
いい子ってどんな子なのでしょう?
子供だけでなく私達大人の中にいる子供にも読んであげてほしい絵本です。
わたしたち みんなに!
ひとりじゃないよ
ひとりじゃないよ
 アムネスティ・インターナショナル日本・編/葉 祥明・絵
 出版:金の星社
絵本のあらすじ
21世紀に生まれてくる子どもたちのためにみんなで考えたメッセージが、一冊の美しい絵本になりました。各界で活躍中の6名の方々から心のこもったメッセージが寄せられています。元気を与えてくれる一冊です。
メッセージ執筆者:東ちづる(女優)/糸井重里(コピーライター)/タケカワユキヒデ(音楽家)/谷川俊太郎(詩人)/灰谷健次郎(作家)/渡辺一枝(作家)/メッセージコンテスト入選者
気持ちの本
気持ちの本
 作:森田 ゆり/絵:たくさんの子どもたち
 出版:童話館出版
絵本のあらすじ
あなたのどんな気持ちも、大切だよ。
うれしい気持ちを人に伝えると、それは2倍になり、 かなしい気持ちを人に伝えると、それは半分にへる。
でも、どうしたら、うまく伝えられるのだろうか?
ほろづき
ほろづき
~月になった大きいおばあちゃん~
 作:沢田 としき
出版:岩崎書店
絵本のあらすじ
ユキのおじいちゃん、おばあちゃん、とおい北の国に住んでいる。とってもとおいから、夏とか、冬の休みにしか遊びにいけないんだ。・・・・(中略)・・・
「まんだ こいへ」といっていた大きいおばあちゃんが亡くなって白いけむりになって、空の上にのぼっていっちゃった。・・・ユキにはそれが、空にのぼっていった、大きいおばあちゃんの月だってすぐにわかった。・・・
この絵本はユキが家族と大きいおばあちゃん(曽祖母)の家で夏休みを過ごした様子を描いた作品になっています。大きいおばあちゃんが亡くなって、おそうしきの夜出たまあるい月を見て大きいおばあちゃんを思い出す様子に心がジ~ンとなりました。   青森市や鯵ヶ沢か深浦なのかなと思われる風景や弘前城等私達青森県民にはなじみのある風景が描かれていています。鯵ヶ沢に住んでいた時、小学校の読みきかせの時間に子ども達に読んであげた絵本です。
沢田としきさんの作品は他に「アフリカの音」、「土のふえ」作:今西祐行、詩集「いのちのうた」川崎洋 編、「ゴンドワナのこどもたち」、「プレゼント」文:乙武洋匡 などがあります。
あかちゃんはこうしてできる
あかちゃんはこうしてできる
 えとぶん:p.h.クヌートセン
やく:きたざわきょうこ
発行:アーニしゅっぱん
絵本のあらすじ
あかちゃんは、どんなふうにしてできるかおしえてあげよう。あかちゃんには、おとうさんとおかあさんがいることは、しっているね。おとうさんとおかあさんは、ちからをあわせて、あかちゃんをつくるんだ。 あかちゃんがおおきくなったとき、ふたりは、いっしょにすんでいないこともある。 でも、さいしょにあかちゃんをつくったのは、おとうさんとおかあさんなんだよ。 (p1より抜粋)
推薦の言葉:あかちゃんの誕生を子どもに説明するのに、p.h.クヌートセンのこの絵本ほど優れており、適したものは他にない。簡潔で真面目で、しかもリアルだ。(ホリティケン紙)
わたしにふれてください
わたしにふれてください
 フィリス・K・デイヴィス 作/三砂ちづる 訳/葉祥明 絵
出版:大和出版
絵本のあらすじ
もしわたしがあなたのあかちゃんなら どうぞ、わたしにふれてください」で始まる詩は、赤ちゃんをもつお母さんに限らず、どんな年代の女性にも、また男性にも、日々の生活で忘れている大切なことを、思いださせてくれるかも。
ちょっとだけ
ちょっとだけ
 瀧村有子 作/鈴木永子 絵
出版:福音館書店
絵本のあらすじ
なっちゃんのおうちにあかちゃんがやってきました。 なっちゃんは おねえちゃんになりました。 おかいものにいくとき、なっちゃんは ママとてをつなごうとしました。でも、ママはあかちゃんをだっこしているのでてをつなげません。 なっちゃんは ママのスカートを“ちょっとだけ”つかんであるきました。・・・・ママはあかちゃんのお世話で大忙し。そんな時は、のどが渇いてミルクを飲む時もパジャマにお着替えする時もなっちゃんはなんとか一人でやってみようと頑張ります。その姿が健気です。ママ自身が小さかった時を思い出したり、自分の娘の姿を思い浮かべたり・・・。ジ~ンと心に沁みます。ひまわり保育園の子育て講座の時に参加されたママのために読みました。涙を流されている方もいました。とても好評でしたよ。
世界でたったひとりの大切なあなたへ 12の贈り物
世界でたったひとりの大切なあなたへ 12の贈り物
 シャーリーン・コスタンゾ:作
 黒井健:訳・絵
出版:ポプラ社
絵本のあらすじ
すべての人に大きな力を贈るメッセージブック。うれしい時も、落ちこんだ時も、いつも、あなたのそばに寄りそって、見守ってくれる一冊です。  あなたが生まれたときに、12の贈り物がさずけられました。あなたのかけがえのない命のために。あなたの素晴らしい人生のために。
あるがままに自閉症です
~東田直樹の見つめる世界~
あるがままに自閉症です
~東田直樹の見つめる世界~
 著 :東田 直樹
 出版:(株)アスコアール出版部
本のあらすじ
子どもと本屋に出かけ、子どもの用事が終わるのを待っている時にこの本をみつけました。ペラペラとページをめくり「いらない」という箇所を読みました。文章を読んで「そうなんだ~」と東田君をより身近に感じました。買う予定はなかったのですが、買ってしまいました。 この本は18才の東田君が書いたブログ(2010.11~2011.8)中から印象に残った文章を加筆、修正したものだそうです。ブログは日記みたいな感じで書いていました。とあとがきに書いてありました。
っぽい
っぽい
 文・絵:ピーター・レイノルズ
 訳:なかがわ ちひろ
本の紹介
昨年の8月に開催した講演会で石田遊子さんが参加されたみなさんに読んでくれた絵本です。 絵本の帯に「こうでなくちゃ  ああでなくちゃ じょうずにできなくちゃ」そんな枷(かせ)がなくなったら、世界はもっと楽しくなるとありました。本当にそのとおりですね。
だいじょうぶだいじょうぶ
だいじょうぶだいじょうぶ
 作・絵:いとうひろし
 出版:講談社
絵本のあらすじ
「ぼく」が困ったことやこわいことに出会うと、おじいちゃんはぼくのてをにぎり おまじないのようにつぶやきます。「だいじょうぶ だいじょうぶ」読む度に涙が出てきて、自分もおじいさんに励まされているような気持ちになりました。ほのぼのとしたイラストとおじいさんの優しさに、大人も癒される絵本です。
※青森県子育て啓発情報誌「あのね」第16号(2010.1)のP8の編集委員のおすすめBOOKSに掲載された絵本です。一度読んでみて! ※尚、「あのね」第16号のP7に日本抱っこ法協会あおもり支部の紹介文が掲載されました。
自閉という ぼくの世界
自閉という ぼくの世界
 作:なおき  絵:れいこ
 出版:㈱エスコアール出版部
絵本のあらすじ
どこにいても、何をしても、ぼくはへんな子でした。ぼくは、自分のことがわかるまでずっと自分を責めていました。そんなぼくを、たくさんの人が支えてくれました。(中略)ぼくはみんなと同じにはなれません。同じにはなれませんが、今はそれでいいと思っています。 「ぼくの世界」を読んでくださった人へ なおきより一部紹介しました。
ご存知の方も多いと思いますが、この絵本を描いたのは東田直樹君です。 彼は1992年8月生まれ、1998年3月に児童相談所にて「自閉傾向」と診断をうける。この絵本は小学校6年生の時に出版しています。
この他に「この地球にすんでいる僕の仲間たちへ〜12歳の僕が知っている自閉の世界〜」があります。いずれの作品も「グリム童話賞」中学生以下の部大賞受賞しました。
ちいさな しんぱい
ちいさな しんぱい
 作:アンネ・エルボー/訳:木本 栄
 出版:ひくまの出版
絵本のあらすじ
くまのアルシバルドは あさ くもが ぽっかり そらに うかんでいるのを、みつけました。 みているうちに なにか おこるような きがして、なんだか しんぱいに なりました。 にげても、にげても くもは、どこまでも おいかけてきます…。 さあ、アルシバルドはこの後、どうしたのでしょう! アルシバルドのおちゃめな行動にこころあたたまる一冊です。
あなたが守る
あなたが守る あなたの心・あなたのからだ
 作:森田 ゆり/絵:平野 恵理子
 出版:童話館出版
絵本のあらすじ
子どもに、暴力から自分を守るための方法を! 自尊、人権についての教育をよりどころに、いじめ、性的虐待、誘拐など、子どもへの暴力を、子どもが自分で防ぐ 具体的な方法を伝えます。
{アメリカで開発されたCAP(キャップ:子どもへの 暴力防止)教育プログラムを、子どもに直接語る 紙上ワークショップ。}
おっぱいのひみつ
おっぱいのひみつ
 著:柳生弦一郎
 出版:福音館書店(かがくのとも)
絵本のあらすじ
この絵本には「おかあさんのおちちを飲まないで育った」子どものために、お母さんに読んでもらうページがついています。おっぱいをあげられなかったと思っているお母さんたちにもよんでほしいページです
理想のママのつくりかた
理想のママのつくりかた
 作:森野 さかな
 出版:論創社
絵本のあらすじ
ママは怒ると怪獣みたい、ちっともあたしの話を聞いてくれない。そこで理想のママを探しに出かけて、いっぱい話を聞いてもらった。ママを理想のママのところに連れていったら、ママはしゅるしゅると小さくなって、理想のママに抱っこされ・・・。  この絵本は「母乳と育児とこころのケア」の本の中で、お母さんにおすすめの絵本として紹介されています。
子どものこころを感じてみよう
子どものこころを感じてみよう
 絵・文:葉 祥明
 出版:サンマーク出版
絵本のあらすじ
ママは怒ると怪獣みたい、ちっともあたしの話を聞いてくれない。そこで理想のママを探しに出かけて、いっぱい話を聞いてもらった。ママを理想のママのところに連れていったら、ママはしゅるしゅると小さくなって、理想のママに抱っこされ・・・。  この絵本は「母乳と育児とこころのケア」の本の中で、お母さんにおすすめの絵本として紹介されています。
ちいさなあなたへ
ちいさなあなたへ
 アリスン・マギー 文
ピーター・レイノルズ 絵
 出版:主婦の友社
絵本のあらすじ
「あの日、私はあなたの小さな指を数え、その1本1本にキスをした」。これからどんどん成長する我が子を思い、いつかはその子も歳を重ね、その髪が銀色に輝く日がやってくる、その時には・・・・。 お母さんが子どもを思う気持ちが伝わってきます。
ママ
ママ
 むろぞのくみ・まなべなほ 作
 出版:主婦の友社
絵本のあらすじ
「わたしはいいママかしら?どんなママでもきっと感じている不安。でも、だいじょうぶ。がんばっているあなたはそのままで最高のママなのです。ママが初めて子供を生んだ頃の気持ちを思い出させてくれる絵本です。
「跳びはねる思考」会話のできない自閉症の僕が考えていること
「跳びはねる思考」会話のできない自閉症の僕が考えていること
 著 :東田 直樹
 出版:イースト・プレス
本のあらすじ
たとえ、うまく話せなくても、心には、言葉を持っているのです。思い通りに動かない体、勝手に飛び出すひとりごと。だからこそ、一語一語大切につづられた言葉たち。  僕は、二十二歳の自閉症者です。人と会話することができません。僕の口から出る言葉は、奇声や雄叫び、意味のないひとりごとです。普段している「こだわり行動」や跳びはねる姿からは、僕がこんな文章を書くとは、誰にも想像できないでしょう。 ―本文より―  数年前に東田直樹君の講演を聞きに行った事があります。パソコンを使って東田君が書いた文章を紹介してくれたり、質問に対して答えてくれたりしました。東田直樹君の書いた文章は深くてきれいで、私にはとても思いもよらない言葉が並べられていて、本当にびっくりしたのを覚えています。今年9月だったかな?NHKのドキュメンタリー番組で「君が僕の息子について教えてくれたこと」を見ました。 直樹君、会話がとても上手に出来るようになったな~!と彼の成長を感じました。 みなさんも一度、東田直樹君の世界を覗いてみてください。
ふしぎな ともだち
「ふしぎな ともだち」
 作:たじまゆきひこ
 出版:くもん出版
本のあらすじ
絵本の帯に第20回日本絵本賞大賞受賞作ことばでわかりあえなくても、心はわかりあえる。ゆうすけと自閉症のやっくんとの友情をとおして、「共に育ち、共に生きる」ことをえがく絵本。 子どもの時期に、自分と違った人とふれあうことが「共に生きる」の基本となります。「変だね。ちょっとふしぎ」それでいいのです。「ふしぎだけど友だち」と関心をもち、「どうしてだろう」と想像力を働かせてつきあうことが、かかわる人の、豊な感性を育み、深く広い価値観をもつ大人へと成長させてくれます。まさに、絵本のなかの、やっくんとそのクラスメイトのように。「共に生きる」共生社会の実現は、「共に遊び、共に学び」の延長線上にあると思っています。
「絵本のたから箱」より
社会福祉法人あおぞら共生会副理事長
赤石洋子
ママのスマホになりたい
ママのスマホになりたい
 さく:のぶみ
 出版:WAVE出版
本のあらすじ
のぶみさんは過去、160冊絵本を出版されている方だそうです。アニメではNHK「おかあさんといっしょ」の「よわむしモンスターズ」、「みつけた!」の「おててえほん」を手がける。絵本では「しんかんくん」シリーズ「おひめさまようちえん」シリーズなどたくさんあるようです。

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