鱧の天ぷらについて
コース料理で提供するお料理の説明:【干炸海鰻】編
干炸海鰻=【鱧(ハモ)の天ぷら】
改装前の海員閣のメニューでは取扱いのなっかたお料理です。いきなりの余談ですが、先代社長(私の叔父で主に板場(一品分の食材を切り出して鍋振りさんに提供するパート)を担当していました。)は魚料理を食すのが得意ではなかったので、私が記憶している限りメニューとして存在したの魚料理は「鯉の丸揚げ」のみでした。コース料理で魚を使用しないと限定的な食材ばかりが続いてしまうので、魚を使ったお料理は私なりの挑戦だと思って下さい。
さて、本題のお料理についてですが、個人的に鱧の天ぷらが好きなのでメニューに登場させました。「××の天ぷら」という料理は、広東料理では結構目にする料理で、下味を付けた食材に衣を纏わせ油で揚げ、香り塩(香りのついた塩)で食すスタイルです。今回(2025年10~11月)は仕入先から薦められた鱧を使います。中華料理っぽくするのに付け合わせの調味料に「花椒塩(ファージャオイェン)」を添えております。花椒塩は中国産の花山椒の粉末と食塩を煎って作ったフレーバーソルトです。ふっくらした鱧の食感と花椒の香りをお楽しみ下さい。
