考えること。


1 消費税に累進性を。
  
消費税の短所は、消費税負担が所得に対して低所得者ほど高くなるという逆進性にある。この逆進性が消費税増税にあたっての最大の問題である。この消費税の逆進性を解消するための方法として、消費税率を複数税率とすることが考えられる。平成20年6月にオーストリア、ハンガリーを旅行して感じたことを契機に、複数税率について述べたコラムである。


 日本国憲法と主権と世界政府と対米追従
  税についての考察で、課税権を理解する必要があり、そのためには国家について明確に理解する必要がある。私が理解するところ、国家とは対外的な主権を有する存在である。そして、それが侵されようとする場合、最終的には戦争により守護すべきものである。それが現実には不可能であっても、その建前をとっているのが近代的な国家と定義づけられている。しかし、日本国憲法は、交戦権を認めておらず、近代的な国家の定義からは国家とは言えない法的構成となっている。そして、その代替として日米安全保障条約が設けられている。すなわち、日本国憲法は日米安全保障条約とセットになっており、日米安全保障条約は実質的な憲法である。その点から言えば、日本国は米国の州政府に相当する地位にある。
 対米追従は、この憲法に原因があることを述べたものである。


3 個人所得課税制度の課題とあり方 〜 そのあるべき姿を考える〜
        現年課税と源泉徴収制度の問題点

 理論的サラリーマン確定申告必要説





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